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【バチェロレッテ裏話】「マクファーでも惠一さんでも、美紀さんは多分幸せになれるだろうなと思った」長谷川惠一&ジェイデン&中道理央也スペシャルトーク

2022.08.15

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はい

今回も大好評を博しているAmazon Prime Video『バチェロレッテ・ジャパン』シーズン2。これまでバチェロレッテの尾﨑美紀さんの単独インタビュー、また男性メンバーのインタビューをお届けしてきました。そしてバチェロレッテが運命の1人を選んだ今。最後の4人にまで残り、惜しくも敗れた長谷川惠一さん、ジェイデン トア マクスウェルさん、中道理央也(リオン)さんに、今だから話せる様々な思いを伺いました。

SNSのフォロワーがめちゃくちゃ増えました

写真左から、中道リオン理央也さん、ジェイデン トア マクスウェルさん、長谷川惠一さん

――遂に全てのエピソードが公開され、バチェロレッテの尾﨑美紀さんが選んだ相手も明らかになりました。皆さんは最後の4人まで残り鮮烈な印象を残されましたが、反響はいかがですか? 

中道 僕、数日前に海に行ったんですよ。もうヤバかったですね。めちゃくちゃ気づかれて。男性からも女性からも「見てます、一番推してました」というような声をいただいて、本当に嬉しかったです。それでたくさんの方から「一緒に写真を撮ってください」と言われたんですけど、撮り終わった後、毎回決めゼリフの「See you again」って言ってました()

ジェイデン 僕も道で声をかけられることがすごく多いです。多分、僕が一番分かりやすいんだと思います()

中道 たしかに。ジェイと(澤井)一希が一番分かりやすいかも。

ジェイデン 「あれ、ジェイさんですね」「はい、そうですね」って。こんな一気に有名人になって、ちょっと困っています。どういう反応をすればいいか全く分からないですけど、本当に嬉しいですね、声かけてくれて。

長谷川 私はどちらかというと、友人たちからすごく「応援してたよ」と言ってもらえたのが嬉しかったですね。小学校とか中学校とか地元の新潟の友人から。お前も、見てたんかい!っていう感じで(笑)。みんな「夫婦揃って応援してます」とか、息子さんや娘さんも一緒に「家族で見てます」とか、そういうコメントをけっこういただいたので、それが一番嬉しかったです。

――長谷川さんはインスタのフォロワーも急に増えてびっくりされたとか。

長谷川 341人ですからね、出だしは。それが今、10万人ぐらいになっているんですけど。

中道 そんなに!?

長谷川 起きたら1万人増えていたことがあったりもして、びっくりですね。本当にありがとうございます。

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マクファ―の愛情表現が「あんなに刺さっていたんだ」と驚きました

――最後まで番組の配信を見て分かったこと、感じたことなどあったら是非教えてください。

中道 デート後の美紀さんのコメントは、実際の配信を見て初めて聞いたので、「そう感じていたんだ」という驚きはありましたね。たとえば6話目の、男性5人が参加したランチデートのとき。マクファー(佐藤 マクファーレン 優樹さん)の美紀さんへの愛情表現がすごくて、兄貴(阿部大輔さん)と惠一さん(長谷川惠一さん)が「マクファ―の甘い言葉の連発はお腹いっぱいになるでしょう」というようなことを言っていたんですけど、僕も同じことを感じていたんですね。だから正直、「マクファ―はそんなに残らないだろうな」と思っていたので、配信を見て美紀さんの感想を聞いて、「あんなに刺さっていたんだ」と本当に驚きました。

長谷川 男性陣は、美紀さんと他の男性とのデートの内容を知らないので、僕はそこはすごく注意をして見ていました。伝え方って人によって本当に違うなと思いましたし、年齢を重ねることによっていろんな渋みが出てるなとかも思いましたし。一方でジェイは若いですけど、彼女の悩みとかツラい話も引き出せていたので、そういうところはすごいなあと思って。いろいろメモしていました(笑)。

ジェイデン 僕は男性陣に関して、ヴィラにいるときの顔と、美紀さんといるときの顔は、ちょっと違うなと思って見ていました。僕と中道君はいつもうるさかったんですけど、惠一さんはヴィラでは、けっこう自分の部屋でゆっくりしていることが多くて静かだったんです。でもデートのときはすごくカッコいいなあ、と。ヴィラのとき、あんな惠一さんはあんまり見たことない(笑)。

長谷川 ハハハ、たしかに。

ジェイデン すごくスイッチが入ってカッコいいなあと、後で見ると思いました。反対に中道君は緊張してかわいいなあと。こんなカッコいいのに、デートのときはそんなに緊張するんだと思って。男性メンバーといるときと美紀さんといるときと、皆いいところもあるし悪いところもあるし。違いが面白かったですね。

――今だから言える「実は……」な本音や真実はあったりしますか……

長谷川 私は日記を毎日書いていたんですけど、デートも何もない日があるんですよ。そういう日も書くのはネタがなくてツラかった、というのが「実は……」ですかね()

――それでも書き続けたんですね。

長谷川 はい、書きましたね。何もない日は1ページぐらいなんですけど、彼女とデートをした日は7ページとか8ページとか書いてました。基本的にデートでの彼女との会話は一言一句忘れないようにしようと思っていたので、終わったらすぐにメモして。それは別のノートになんですけど。で、あとで日記にまとめる、ということをやっていました。

ジェイデン あらためて配信を見ると、俺はよく最後の3人まで残ったなと思ったんですね。本当にみんなカッコいいアプローチをしていたんだなと知って。僕はプランニングしたり事前にいろいろ考えたりするとうまくいかないタイプだから、美紀さんとのデートも全部、本当に何も考えずにフィーリングでのぞんでいたんです。考えて準備したのは手紙だけで、あのデート以外は全部フィーリングで決めていこう、という感じでした。

――全然そんなふうには見えませんでした!

ジェイデン メモはいっぱい書いていたんですけど、それは全部自分に対してのコメントですね。「こんな感じでアピールしよう」とかプランは全く書いていなくて、自分へのメッセージを書いていただけ。「楽しんでいけ」とか「カクテルパーティー頑張っていけ」とか。もちろん、もっと準備したほうがいいのかなと思ったこともあるんですけど、それは自分らしくないと思ったから。

中道 でもウクレレを弾いたりしてたじゃん?

ジェイデン ああ、たしかに。ウクレレと手紙だけは頑張って準備したんです。だけどあとは本当に自分らしく、フィーリングでアプローチしたという感じです。

――中道さんはいかがですか? 美紀さんとの占いデートでは、占い師さんからけっこうディスられていましたけど()

中道 占いは全く信じないので平気なんですけど、ただ「あなたのその目、女性を勘違いさせる目です」という指摘。あれって占いの結果に全く出ていないんですよ。完全に占い師さんの偏見で、ちょっと「ええ~」と思いましたけど。

長谷川 あの占い師さんはリオンのことが好きだったんでしょう()

中道 まあそれはいいんですけど、僕が今だから言えるのは、一希との2on1デートのときのことですね。このデートって、選ばれなかったほうは即帰国になるじゃないですか。一希とは本当に仲が良かったので、僕はもう、デートに向かっているときから泣いちゃっていて。で、全てのデートが終わった後、落ちるのは僕だなと思ったんですよ。だから一希に何か思いを残したいなと思って、2on1のローズを渡される前に一希へ手紙を書いていたんです。でも手紙が涙で濡れちゃうぐらいすごく泣いちゃって。結局、僕が選ばれたので渡せずに終わっちゃったんですけど。

――個別でもいろいろとお聞きしたいんですけど、中道さんはマクファーさんがストールンローズを持って現れたため、美紀さんとのヘリデートができなくなってしまいました。あの時の心境ってどうだったんでしょう? マクファーさんはずっと「ストールンローズを使わない」と言っていてただけに、腹が立ったのでは?

中道 ストールンローズ自体は使いたいっていう人がいっぱいいて、絶対に来ると思っていたので、正直ヘリは乗れないだろうなって薄々思っていました。それで真っ白の服を着たマクファーが現れたときは、お前かい!みたいな()。僕からしたらマクファーだけはないだろうと思っていたんですよ。で、美紀さんはストールンローズを受け取って。そこまでは仕方ないなと思ったんですけど、その後マクファーが美紀さんにハグしたんですね。その時間がとにかく長くて。ずっと「美紀ちゃんありがとう、大好きだよ」って愛をささやいていて。僕もう帰ろうかな、と本気で思いましたよ(笑)。

――配信で見るより長かったんでしょうね。

中道 いやもう、めちゃくちゃ長いですよ。フラれた身なので、「勘弁してくれよ~、それヘリでやってくれよ~」って思いましたね。

長谷川 たしかに、ヘリでやればいい()

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男性メンバーは、ライバルだけど仲間

――ジェイデンさんは、男性メンバーからの信頼がとても厚かったですが、旅の間、人間関係の築き方で何か意識していたことはあったんですか?

ジェイデン もちろんみんなライバルではあるので、勝負したいなとは思っていたんですけど、悪い意味で勝負したくなかったんですね。昔からお母さんから言われていた言葉に、「You treat someone as you want to be treated.」というのがあって。僕の中では一番大事にしていることなんです。とくにこの旅は、一人で乗り切れない。もちろんデートの時間はすごく大切ですけど、他の男性といる時間も同じくらい大切だなと思って過ごしていました。ライバルではあるんですけど、仲間ですから。

――長谷川さんは「最後のローズを受け取る覚悟をしていた」というコメントをしていました。あれを聞いて、本当の恋だったんだなという印象を受けたのですが、あらためて思いを聞かせていただけますか?

ジェイデン ここで掘り返すんですか?()

中道 つらっ!

長谷川 そうですね(苦笑)、本当に素敵な女性で。今までしてきた恋愛よりも、何も飾らなくていいというか、自分のありのままの姿でいられたということが本当に大きくて。それは彼女が引き出してくれたものなんですけど、おかげで自分自身のことも好きになれましたし、彼女のことはもっと好きになっていました。それで彼女のお母さんにもお会いして、その後もデートを重ねて。そういったことから、まずはお付き合いをして、その後結婚、というところもイメージはできていたので、すごく大切な存在ではありましたけど……

――今、一からあの旅に戻れるとしたらやり直したいことはありますか?

長谷川 やり直したいことはないんですけど、最後のローズセレモニーに呼ばれたときに、自分の勝手な解釈で、彼女の涙を見てちょっとビビったので。それで自分の言いたいことが言えなかったっていうのは、ちょっと悔やまれるなと思いましたけど。もっと伝えられたことはあったのかなという思いはありますけど、基本的にトータルとしては後悔はないです。

中道 僕は、いっぱいありますよ。最初にお姫様抱っこはしないですし、初回のローズセレモニーで残れたからといって、嬉しさのあまりプールにバク宙して飛び込まないです(笑)。

ジェイデン・長谷川 ははは(笑)

中道 本当に、やり直したいことはいくらでもあるんですけど。でも一番は、緊張をもっとやわらげてデートに臨みたかったということです。そこはずっと、緊張して自分の素を出せなかったので。結局僕は自分にベクトルが向いてしまっていて、美紀さんに向けた思いが伝わっていなかったので、それが敗因かなと思います。

ジェイデン なんでそんなに緊張したの?

中道 えっと、僕は普段、そんなにマジメな話とかしたことがなくて。でも皆さん、そうだと思うんですよ。付き合う前から、そんなに家族の話とかもしないじゃないですか。大抵は出会って容姿がタイプだとか、喋っていて落ち着くとか、そういうことで交際を決めると思うので、「初めまして」で何回か喋っただけの相手にこんなマジメな話をしたことがなくて。こんなに緊張するものなんだっていうのを知りました。そこはもう、経験の差かなと思います。

ジェイデン 僕はやり直したいことはないですね。美紀さんとの別れのときに言いましたけど、本当に出し切ったなあと思って。伝えたいことは全て伝えたし、できることも全てやったし。何よりもう1回やり直すと、あそこまで残っていないかもしれない。上手くいかないところもたくさんあったんですけど、それも含めて最後の3人まで残れたんだろうなと思うんです。やり直すともっと早めに落ちてるかもしれない。いいこと悪いこと含めて、全部出し切ったので後悔はないです。

二人にはずっと仲良くいてほしい

――今回の旅の経験を、これからの恋愛にどう生かしていきたいと思っていますか?

長谷川 やっぱり一番学んだのが、人に思いを伝えるということで。今までは、自分が思っていても言わなかったことが多かったんですけど、これからは思ったことは、もちろん言っていいことですけど、しっかり伝えていこうと。意思を表示すれば相手にもしっかり伝わると実感したので、そこが一番の学びかなと思います。

ジェイデン 僕も自分の生い立ちとか深い話とか、とくに女性にあまりしないタイプなので。でも自分もそういう話ができるんだなと気づきました。やっぱり壁を破ることがすごく大事だなと思って。今まで僕はラグビーだけ大好きで。もちろん家族愛もあるんですけど、基本的に自分のことだけだったのが、誰かのことも大切に思えると気づいて。自信ができたので、また次の恋愛にチャレンジしたいなと思います。

中道 ちょっとジェイともかぶるんですけど、僕も真剣な話というのを今までしてきていなかったので。でも今後はちゃんとしていったほうがいいな、というのはすごく思いました。付き合う前からもしていくべきだと思いますし、結婚を前提にお付き合いするのであれば余計に話していくことが必要だなって。今回はそこに慣れていなかったので、頑張って話そうとするあまり相手にフォーカスできていなかったと思うんですね。だから思いが伝わっていなかった。「僕はこうだから結婚したいんだ」じゃなくて「美紀さんと結婚したいんだ」という気持ちも伝えきれなかったので、それは今後の恋愛で生かしていきたいなと思います。

――最後に、美紀さん・マクファーさんカップルへの気持ちを聞かせていただけたらと思うのですが、その前に……。ジェイデンさんと中道さんのお二人は、長谷川さんとマクファーさんのどちらが選ばれると思っていましたか?

中道 僕はマクファーです。

ジェイデン ぶっちゃけて言うと僕は、どっちでも良かったですね(笑)。本当に二人ともすごく良いところがあったので、どっちもアリだなと読みづらくて。その気持ちをまとめると、どっちでもいいやって()。マクファーでも惠一さんでも、どちらでも美紀さんは多分幸せになれるだろうなと思ったんです。

中道 マクファーにはうらやましい気持ちが強いですし、美紀さんを幸せにしてほしいし、2人が幸せになっていただけたらなと思います。それが素直な気持ちです。

長谷川 本当に彼女には幸せになってほしいと思っているので、その彼女が選んだ選択であればそれが正解だと思っていて。ずっと二人仲良くいてほしいなと思っています。

『バチェロレッテ・ジャパン』シーズン2
Prime Videoで独占配信中
(C) 2022 Warner Bros. International Television Production Limited
番組URL: https://www.amazon.co.jp/dp/B09PTTNKP9

Camera:Tohru Daimon
Interview &Text:Naoko Yamamoto