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都会を生き抜くギャルズに捧ぐ“居場所の見つけ方”【花上惇のギャルマインドコラム連載・特別版】誰のためのマイライフ?編

2022.08.12

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皆さんこんにちは。
花上惇(はなうえじゅん)です。
一体私が何者なのかって?
私は普段SNSで活動している、悩めるギャルズの駆け込み寺。
ラブリーでチャーミングな今一番ホットなギャルよ(言うだけタダ)。

現代社会を生きるやんごとなきギャルの私たちは、常日頃、世の荒波に揉まれながら人生をサバイブしているけれど、記念すべき連載第一弾【誰のためのマイライフ?編】では、都会という混沌としつつも美しいビッグシティの中で生き抜くウチらギャルズの人生について、私の考えをシェアしたいと思うの。

これまでの人生についてお話するわ。

SNSを通じて私の存在を知ってくれたギャルズの皆様へカミングアウト。

私って本当は死ぬほどネガティブなの。
根っからのポジティブ&ラブリーなギャルだと思われがちだけれど(笑)。
冷蔵庫の扉を開けて皆様にポジティブな言葉を届ける私は、もう一人の私。

どちらも嘘偽りなく本物の私ではあるけれど、あれは実のところこう生きられたらいいな”、“こう考えられたらいいな”と思う私の理想像。

始めた頃は半分自分に言い聞かせるためにやっていた節があったわ。こんなふうに言ってくれる友達がいたら素敵だな、なんて思いながらスタートしたものだったのよ。
今ではなるべくファンの方に元気を与えられたら、一歩踏み出すきっかけを作れたらいいなと思ってやっているけれど。

心から好きな人や物を「好き」と言えなかった日々

北陸地方は富山県の小さな町で生まれた私は、幼少期からとても様子のおかしな子だったわ(笑)。
ママの化粧品をこっそり拝借してメイクを施し、45リットルのゴミ袋を頭からかぶり首と腕の部分に穴を開けてドレスを作っていたの。

恐ろしいのはそれが“普通”だと思っていた事。
というより、“変”だという自覚が無かったという方が正しいかも。
私がいわゆる“普通”ではないことを自覚するのはもう少し後の話。

小学校高学年にもなると男女は明確に区別され男の子の輪に飛び込む事を強いられた私は、やはり上手く馴染むことができなかったわ。
次第に私の中性的な部分をからかわれるようになり、中学に上がってからは本格的にいじめられたの。

男らしく振る舞わなければ更にイジメられると思った私は、好きでもない女性芸能人を可愛いと褒めてみたり、告白してくれた女の子と付き合ってみたりしたけれど、本当の中身は〇〇君に夢中な恋する乙女だったの。

自分が本当に心から好きな人や物を、胸を張って「好き」だと言えない現実は、私の自尊心を徐々に奪っていったわ。

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それと同時期に見た目に対するコンプレックスを強く抱くようにもなったわ。
肌荒れ地獄、目つきの悪い切れ長の目、短い手足など挙げたらキリがないけれど、とにかく自分の見た目に自信がなくて人の目を見て話すことすら難しくなっていったの。
あの頃の私は常に人と自分を比較しては劣等感に苛まれていたわ。
人の“良いところ”と、自分の“悪いところ”を比較してしまっていたのよ。

そんなの病むに決まっているわよね(笑)。

今思い返すと取るに足らないことばかりだったと思えるけれど、田舎の狭いコミュニティで生きる10代の私にとってはその世界が全てだったわ。

人はもっとわがままに自分の幸せを追い求めていいと思うの

その後、高校卒業を機に大学進学という名目で上京したけれど、私にとって東京という街はとても刺激的だった。

新宿2丁目仲通り。
世界屈指のゲイタウン。
男同士で手を繋いで歩いている同性カップルを見かけた時、私はこう思ったわ。

「私は一人じゃなかったんだ」「今まで一体何に悩んできたのだろう」って。

東京は何かしら夢を持った人々が集う街。
みんな他人に構っている暇なんてないのよ。
それが逆に私にとっては心地よかったのかもしれない。

これを読んでるギャルズの皆様も、自分のお肌に合う“居場所”を見つけられますように。

東京という混沌としつつも美しいビッグシティの中で、ウチらギャルズが体幹ブレずにピンヒールで立ち続けるためには、目標にフォーカスして意志を強く持っていなければいけないのかもしれない。
個人のあり方が自由であり、良くも悪くも互いに干渉しすぎない東京スタイルが私のお肌には合っていたみたい。

その頃から徐々にこんなことを思うようになったの。
「もっと自由に生きていいんじゃないか」「私は私のままでいいんじゃないか」って。
無理して男らしく振る舞ったり、汚いお肌や短い手足を嘆いたりする必要はないんじゃないかって。

だって私の人生は私のものだもの。
「どこかの誰かの無責任な言葉に翻弄されるのはもうやめよう」と思ったの。

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人って必ず死ぬじゃない。
生まれたからには死に向かって歩んでいくのよ。
そう思った時、私が私でいられる時間ってあとどのくらい? 輪廻転生を信じるとして、次も人間に転生できる可能性ってどのくらい?

せっかく私は私としてこの世に生を受けて私という人生を歩んでいるのに、くよくよしたり落ち込む時間ってもったいない。

人はもっとわがままに、自分の幸せを追い求めていいと思うの。
もちろん周りに迷惑をかけない範囲でね(笑)。
人の視線ばかり気にしていたら、気がついた時にはカマキリに転生しているかもしれないわよ。

私は私のために生きるわ。
だからあなたもあなたのために生きてみない?
だって自分自身だけが唯一、死ぬまで一緒にいてくれる人だもの。

ネックレス、イヤーカフ(シルバー)、リング/@heres_official その他/スタッフ私物

Profile

はなうえ じゅん 花上惇 SNS総フォロワー約50万人。ポジティブなマインドを発信するオリジナル動画がクセになると人気上昇中のインフルエンサー。独学で学び流暢に英語を話す姿にも反響がある。また2020年には『THEカラオケ★バトル』で優勝した経験も。

Text&model: Jun Hanaue Photos: nae Styling: Itaru Araya Hair&make-up: Kanako