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梶裕貴に直撃♡10代のユリアンにかけたい言葉は、自分にも言いたい言葉

2022.09.27

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2018年に第1シーズンが放送され、社会現象にもなった『銀河英雄伝説 Die Neue These』シリーズ。9月30日より、ファン待望の第4シーズンの第一章上映を開始します。 ということで、ViViでは豪華声優陣のインタビューを随時公開中♡ 第二回は、メインキャラクターであるユリアンの声を演じている梶裕貴さんのインタビューをお届けします。「人類の歴史と課題がぎっしり詰まったような作品」と語ってくれた、「銀英伝」の今シーズンの見どころや魅力、そしてユリアンへの思いなどたっぷり伺いました!【銀河英雄伝説 Die Neue These 声優インタビュー vol.2】

まずは知りたい!
「銀英伝」ってどんな話なの?

――待望の第4シーズンが間もなく上映となります。まずはストーリーの概要を教えていただけますでしょうか?

『銀河英雄伝説 Die Neue These』は、宇宙を舞台に繰り広げられる、銀河帝国と自由惑星同盟の戦いを描いた作品です。さらに今作からは、そこにフェザーン自治領という勢力も絡んできての三つ巴の展開。それぞれが様々な思惑を胸に戦います。
第4シーズンということで、キャラクターそれぞれの個性もハッキリ見えてきて、いよいよ物語が本格的に動き出す、といった感じです。
僕が演じるユリアンにも少しずつ変化が見られます。これまでは自由惑星同盟の将校・ヤンの庇護下にいましたが、前シーズンでは、ついに兵士となって初陣に立ち、功績も残しました。新たな環境に身を置き、大人になっていく姿が見どころかと思います。

©田中芳樹/銀河英雄伝説 Die Neue These 製作委員会

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大人たちの中で異色の存在感を放つ
梶さんが演じるユリアンってどんな人?

――ユリアンはまだ10代の少年ですが、賢く大人びてもいます。その塩梅を表現するのは大変だったのではないでしょうか?

やはり基本が戦争の話ですから、どうしても大人の男性たちが戦うシーンが多いんですよね。その中にあって10代中盤のユリアンというのは、ある種、異質な存在感を放つ人物として描かれているような気がします。
彼はもともと、いわゆるごく普通の少年だったわけですが、ヤンの傍で暮らす中で、次第にヤンを尊敬し、信頼し、その役に立ちたくて軍人を志すようになります。
ヤンとしては、親として、大人として、絶対的に反対したくもなるものですが、そこはユリアンの選択ですから……。
そんなこともあって、基本的にユリアンの登場シーンは、ヤンとの掛け合いが多いんです。
なので収録も、ヤン役の鈴村健一さんとほぼ一緒。そのためユリアンのキャラクター像に関しては、鈴村さんと一緒に作っていったという感覚ですね。

素敵すぎる!
主人公の一人、ヤン(鈴村健一さん)との関係性

――鈴村さんは梶さんより11歳上の先輩で、まさにヤンとユリアンの関係性のようですよね。

近いものがあると思います。実際に鈴村さんは、穏やかで思慮深いけれど、すごくタフで熱いものを持っている人。ヤンと重なるところがありますね。きっと僕の鈴村さんに対する尊敬も、ユリアンのヤンに対するものと似ているかと思います。

――梶さんも、ユリアンに似ているところはありますか?

僕とユリアンが似ているかというと、そこは違いますね(笑)。あの歳で、あそこまで人間がデキてはいなかったですし……。ただ、強いて挙げるとすれば「ここは譲れない」という信念に対する頑固さは似ているのかな、と。

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梶さんの表現力の根源を教えて!

――ユリアンの声を演じるうえでもっとも意識されたことは何だったのでしょうか?

どの役についても、年齢や外見から入ることはあまりなくて、それよりは、そのキャラクターの内面をしっかり表現しよう、ということに集中しますね。
ユリアンの場合だと、実年齢に対して大人びたキャラクターで、言葉の端々に思慮深さや利発さが表れているのが印象的だったので、そのあたりを意識して役作りをしていきました。
とはいえ、第1シーズンで登場したときから今シーズンまで、およそ2年の月日が流れているんです。10代半ばの少年にとっての2年って、ものすごく長い時間ですよね。実際、守られるだけの存在であった少年から、戦場に身を置く兵士へと変化していったわけですし。特に前シーズンからは、身体的にも精神的にも大きな成長が描かれていたので、そのさじ加減については、神経質なくらい丁寧に演じていきました。

©田中芳樹/銀河英雄伝説 Die Neue These 製作委員会

もしも、ユリアンが現実世界にいたら……?

――ユリアンは平時なら軍人になっていなかったタイプ。過酷な運命に巻き込まれながらも、懸命にヤンのために尽くしている印象で泣けてきます。もしユリアンがいたら、梶さんなら何と声をかけてあげたいですか?

ユリアンは本作において、シリーズの最初と最後でもっとも変化する存在だと思っています。なので、声をかけてあげるとしたら「”今”を大事にしてね」ですかね。
今シーズンで、ユリアンはヤンのもとから離れることになりますが、それって僕たちで言うところの、生まれ育った実家を離れて一人暮らしを始めるような感覚でもあるのかなと。つまりは、これから未来に向かって大きく伸びていくときでもあります。
一方で……時代は混迷を極め、戦況は刻一刻と変化し、明日の我が身がどうなるか、その補償も一切ありません。
だからこそ、二度と戻らない”今”を精一杯生きてほしいなと思うんです。これはもちろん、自分にも言えることなんですが。

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梶さんから見た「銀英伝」の見どころとは?

――では最後に、ViVi読者に向けて今シーズンの見どころを教えていただけますでしょうか。

今シーズンは、これまで以上にヒューマンドラマ要素が強く、戦闘面と合わせて、倍以上の見どころがあると思います。
銀河帝国のラインハルトと自由惑星同盟のヤン、この2人のバックボーンが鮮明に浮かび上がってくるエピソードばかりなので、彼らが何のために戦っているのかも、よりハッキリと見えてくるのではないかと。
2人に対して力を貸す人、利用しようとする人、その周囲の人間関係も様々です。
僕らが生きるこの世界と同じで、あらゆる思想を持った人たちが集まることで諍いは起こり、また愛も芽生えるんだなと……歴史は積み重なっていくものなんだなと感じていただけるのではないでしょうか。

ただの“敵”でしかなかった存在も、相手の生い立ちや考え方を知ってしまうと、純粋な憎しみだけを抱くことは難しくなると言いますか。何が良くて何が悪いのか……正義とは何かが、分からなくなってくるんです。
これって人間にとっての永遠のテーマでもあると思うんですよね。
そんなふうに、人類の歴史と課題がぎっしり詰まったような作品なので、是非ご覧いただいて、視聴者の皆さんそれぞれに様々なことを感じ取っていただけたら嬉しいです。

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梶裕貴
1985年9月3日生まれ。東京都出身。声優。2013年度には史上初の2年連続で声優アワード主演男優賞を受賞。代表作は『進撃の巨人』、『七つの大罪』、『僕のヒーローアカデミア』、『からかい上手の高木さん』など多数。

『銀英』
豪華声優インタビュー

Photo:Tohru Daimon Text:Naoko Yamamoto