エンタメ

貴族であることを日常に…宮野真守がラインハルトを徹底解説!ViVi読者に知ってほしい魅力とは?【銀河英雄伝説 Die Neue These 声優インタビュー vol.3】

2022.09.30

CMを見ると続きが読めます。CMを見ますか?

はい

2018年に、再アニメ化で社会現象となった『銀河英雄伝説 Die Neue These』シリーズ。今年春には第3シーズンの3作が上映されましたが、その続きが待てない!というファンに朗報。本日9月30日より、第4シーズンの第一章が上映となります。そこでViViは、超豪華声優陣の方々にインタビューを刊行! 第三回では、孤高のキャラクター・ラインハルトを演じている声優・宮野真守さんが登場します♡ ラインハルトへの思い、そして声優愛についてもガッツリ語っていただきました!【銀河英雄伝説 Die Neue These 声優インタビュー vol.3】

宮野さん演じるラインハルトの最大の魅力とは

――まずは演じられている銀河帝国の最高権力者・ラインハルトについて教えてください。頭脳明晰で容姿も端麗。魅力があり過ぎるキャラクターですが、宮野さんは、その中でもラインハルトの一番の魅力はどこにあると思われますか?

これはラインハルトの境遇に起因するところもあると思うんですけど、彼は人として正しくあるべき姿を追求し、間違っていることは正す。その信念に対して真っすぐな心を持っていて、かつそれを成し遂げられる才覚も持っている人間です。
そこが一番の魅力だと思うんですけど、その資質を持っていても実際に遂行できる人となると稀有じゃないですか。これこそが、自由惑星同盟のヤンとの違いで、ラインハルトは自分が成すべきことに迷いがない。
彼なりの浮き沈みはあるけれど、基本的には自分の才覚に従って真っすぐ進めるところが、一番カッコいいなあと思うところですね。

――ViVi読者のために、イケメンポイントも教えていただけますでしょうか。

イケメンポイントを知りたい方には、『銀河英雄伝説』の原作をオススメしたいですね。
ラインハルトの美貌を形容する言葉が、とにかく素晴らしいんですよ。「アイスブルーの瞳」とか「白皙の若者」とか、彼の類まれなる容姿に関する表現が次々と出てきて、もはや想像し得ないぐらい。
イケメンを通り越してますから、演じるのは大変ですよね、ハハハハ。

――ご自身と似ている部分はありますか?

作中にも「天才」という言葉がたくさん出てきますけど、彼の持つ常人離れした能力は、憧れを抱きますよね。
似ている似ていないというより、共感する部分は多いなと思います。ラインハルトは意志を貫く姿がカッコいいんですけど、僕もエンタメの世界で自分のやりたいことを貫き通したいと思っている。
だからラインハルトの貫徹力を分けてもらいたいですね。そして銀河を手に入れたい!……って、どの銀河だって話なんですけど(笑)。
でも、そういう目指すものを手に入れたい野心は自分にもあると思うので、そこは似ているところと言えると思います。

――ラインハルトを演じるうえで、もっとも大変だったことは何でしょう?

一番最初に音響監督から明確な指針をいただいたので、それでラインハルトのキャラクターがしっかり掴めたんです。
音響監督は「ラインハルトは生まれながらにして貴族だから、宮野君も演じる時は貴族であることが日常になってね」と言われて、なるほど!と。貴族を演じようとしちゃいけない、当たり前なんだ、と気づいたんですよね。
いかんせん、僕はもとが埼玉県の田舎者なので(笑)、そこを脱ぎ捨てて貴族としての意識を基盤として持とう、と思いましたね。

©田中芳樹/銀河英雄伝説 Die Neue These 製作委員会

Page 2

もしも、ラインハルトが現実世界にいたら……?

――ラインハルトを演じていて、どのような言葉をかけてあげたくなりますか?

かけられないですよ。僕ごときの進言なんて、聞いてもらえないでしょう。ただ、声をかけるわけじゃないですけど、「ヒルダがいて良かったね」とは思いました。
ラインハルトは物語が進む中で、親友で腹心のキルヒアイスを失うんですけど、そこからずっと陰りがあるんです。それまでのラインハルトは、キルヒアイスがいてくれるから迷いなく進めていたんだと思うんですね。
もし間違っても、彼が正してくれるから。だけどそのキルヒアイスがいなくなってしまった。喪失感は大きかったと思うんですけど、今は彼の近くにはヒルダという理解者もいます。
ラインハルトはまだキルヒアイスの幻影を追っていて、胸の中で彼を頼りにしているところがあるんですけど、そういったラインハルトの気持ちにもヒルダは気づいている。それが救いだなと思ったんです。

©田中芳樹/銀河英雄伝説 Die Neue These 製作委員会

――もしラインハルトが現代にいたら、一緒にどんなことをしてみたいですか?

その質問に、彼がいる世界観を噛み砕いて答えるなら……。作中では、ラインハルトが心を許している姉・アンネローゼとのお茶会シーンがたびたび描かれているんですね。お茶を飲んで、ケーキを食べて。そのときのラインハルトは、唯一と言っていい柔和な表情を見せるんです。だから是非、そのお茶会に同席したい。一緒にケルシーのケーキを食べたいですね(笑)。

Page 3

宮野さんPICK UP!ViVi読者におすすめのキャラクター

――ラインハルト以外のイケメンキャラも、オススメしていただけますでしょうか?

今回上映される第4シーズンで言うと、ラインハルトの優秀な側近として双璧を成しているロイエンタールとミッターマイヤーでしょう。
キルヒアイスを失ったラインハルトですが、ヒルダと、この2人がいることは大きな救いですね。2人はどちらもカッコいいし能力も高いんですけど、性質も、抱えている思いも違うんです。理知的でクールなロイエンタールと公明正大で熱いミッターマイヤー。本当に正反対と言っていいほど違うので、是非、自分の好みで推していただければと思います(笑)。

©田中芳樹/銀河英雄伝説 Die Neue These 製作委員会

長編である『銀河英雄伝説』を楽しむコツとは?

――昨今はTikTokなどの短縮動画が主流となり、長いコンテンツが見られなくなっていると言われています。『銀河英雄伝説』は長編大作ですが、宮野さんは、長いものを見る楽しさはどこにあると思われますか?

TikTokなんて15秒動画が主流ですもんね。でも、それはそれ。長いものだって、のめり込んだら皆グイグイ惹き込まれていると思うんですよ。
『銀河英雄伝説』はのめり込める要素は山のようにあります。だからこそ、“軽く入る”というのは難しいんですけど、もし僕のこの記事をたまたま読んでくれたなら、「宮野が面白いと言うなら見てみるか」と足を踏み入れていただけたら嬉しいです。絶対に虜になると思いますよ!

Page 4

宮野真守×声優というお仕事について

――声優というお仕事についてもお聞きしたいのですが、美声を保つために日頃から何かやっていることってありますでしょうか?

だんだん、特別なことはしなくなりましたね。20代半ばぐらいまでは、いろいろやっていたんですよ。
ある監督に「宮野君の声は、他にはない艶があるよね」なんて言っていただいて、嬉しくて過保護になっていたんです。お酒も飲まない、とか。でもだんだんと、そことは違う声優の楽しさや演じる意味も見つけていって。それに伴って、“過剰に守る”みたいなことは減っていきましたね。
今は「のどを酷使しすぎない」を意識しているぐらい。まあどうしたって、仕事では酷使してしまうんですけどね(苦笑)。

――声優を夢みている人はたくさんいます。声優の醍醐味って一番はどこにあるのでしょうか?

これはあくまで僕の意見なので参考にならないかもしれませんが、僕にとってはいろいろと経験することが、声優としての醍醐味を倍増させてくれています。
僕はお芝居や歌、イベントなど幅広く活動していますけど、声優業が一番自分を飛躍させてくれるな、と感じているんです。とくにアニメの声優って、命を吹き込む作業じゃないですか。自分のイメージ次第でいくらでも魅力的にできるから、自分の幅みたいなものも一緒に広がっていく気がするんですよね。
ただそのためには、この人物はどんなキャラクターか?という想像力が大事になってきます。その想像力を、お芝居やいろいろな経験が育ててくれている。だから幅広くやらせてもらっている今の環境は、僕にとってものすごく良い方向に働いていますね。

――では最後に、『銀河英雄伝説 Die Neue These 策謀』の見どころをズバリ一言でお願いします!

自分が演じているからというわけではありませんが、今シーズンはラインハルトの変化が見どころではないかと思います。
これまで自分の信じるところを迷いなく突き進んできたラインハルトですが、彼を渦巻く陰謀が巻き起こったり、彼自身の心の浮き沈みも激しくなってきたり……。そんな、これまでにはない揺れ動くラインハルトの姿を是非ご覧ください!

Page 5

宮野真守さんのサイン入りポラロイドを1名様にプレゼント

応募方法
①ViVi公式Twitterアカウントをフォロー
②特集期間中(9月23日〜10月15日)に、ViVi公式Twitterに投稿される【#銀英伝_ViViプレゼント】がついているツイートをリツイート
③応募完了!
★参加してくれた人の中から抽選で当選者を決定いたします。
★キャンペーン終了後の集計期間7日間にフォローされている方が対象です。

★当選した方には、ViViの公式アカウント(@vivi_magazine)より、DM(ダイレクトメッセージ)にてご連絡いたします。

宮野真守
1983年6月8日生まれ。埼玉県出身。小学生時代から役者として活動していた。18歳のときオーディションに合格し声優デビュー。その後は、声優としての知名度を上げていく。代表作は『DEATH NOTE』の夜神月、『機動戦士ガンダム00』の刹那・F・セイエイなど多数。俳優としては、現在、火曜ドラマ『君の花になる』(TBS系)に出演中。また歌手としても活躍中で、11月2日に7枚目のアルバム『THE ENTERTAINMENT』がリリースされる。

『銀英』
豪華声優インタビュー

Photo:Tohru Daimon Text:Naoko Yamamoto