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【厚切りジェイソン】円安の今とるべき行動って?投資で損を避ける一番のコツは〇〇!

2022.10.15

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若い世代にとっても、「資産形成」や「老後2000万円問題」が人ごとではなくなってきている今、将来に不安を感じている人も多いはず。著書『ジェイソン流お金の増やし方』が累計50万部を突破したお笑い芸人の厚切りジェイソンさんに、投資のコツや手を出さない方がいい投資、お金を増やすために今すぐとるべきアクションなどについてお話を伺いました。今回のテーマは、「投資で損を避ける方法」。

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毎朝マンション一部屋分の資産が消えた時期も……

ここまで投資の始め方について説明してきたけれど、「じゃあ、買った投資信託は、いつ売ればいいの? 売るタイミングを見計らうのが難しい」という声が聞こえてきそうだね。

結論からいうと、僕は売らない。

もちろん、死ぬまでのどこかのタイミングでお金が必要になれば、一部分を売ることはあるかもしれないけれど、短期的な目線で売ることは絶対にしない。なぜなら、資産を増やす一番のコツは「とにかく売らないこと」だから。

ちょこちょこ切り崩していたら、その都度手数料や税金がかかって、結果的に得られるリターンが減ってしまう。僕がおすすめする米国株のファンドであっても、短い期間で投資をしようとすれば、購入したタイミングによって損をしてしまうこともあるだろう。

暴落があっても慌てずに、とにかく定期的にコツコツ長期間積み立てを続ける。そうやって持ち続けていれば、大きな資産に成長するんだ。「急にお金が必要になったから、投資信託を売らなきゃ!」とならないためにも、前にも話したように、3ヵ月分の生活費やこの先数年のイベントに備えたお金は、手元に置いておいてほしい。

投資で損をする人によくありがちなのが「狼狽売り」をしてしまうこと。

これは、市場が冷え込んで、株価が下がった時に「これ以上下がったらどうしよう!」と焦って売ってしまうことだね。結果的に損をする可能性が高いから、これは絶対にやってはいけないことだよ。

でも正直いうと、コロナ・ショックの時は僕もかなり動揺したよ。

だって、これまで投資で積み上げてきた利益分がすべて吹き飛んでいったんだから。毎朝、資産をチェックするたびに、マンションを一部屋購入できる金額がなくなっていく日々は、本当に胃が痛くなりそうだったし、「この先どうなるんだろう」っていう不安もあった。

でも、想像以上に早く株価が復活して、今は当時以上にお金が増えている。焦って売らなくて本当に良かったよ。実は僕の父親は、リーマン・ショックの時に狼狽売りをしてしまい、大きな損失を出してしまったんだ。

それを間近で見ていたからこそ、「絶対に売らない」という強い気持ちを持ち続けることができたのかもしれない。

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「円安」が進む今、とるべき行動は?

今すごく円安が進んでいるのは、ニュースなどを見て知っている人も多いと思う。

そもそもなぜ円安になっているかというと、いろんな理由があるけれど、一つは金利差。アメリカの金利はどんどん上がっている一方、日本の金利は上がる気配がないから、円を持っていてもあまり魅力がないと感じる人々が、円を売ってドルを買う。それで円安が進むという仕組みだ。

円の価値が下がっていくことに不安を覚えて、資産を外貨に換えておいたほうがいいって考えている人もいるかもしれない。たしかに理論的にはその通りではあるんだけど、もしやるなら全財産を一気につぎ込むのではなく、少額ずつに分けて始めてほしい。

というのも、今は1ドル140円台だけれど(2022年10月14日時点)、来年は円高に戻って、1ドル100円になっている可能性だってあるわけだよね。逆にもっと円安が加速して、1ドル200円になっているかもしれない。こればっかりは誰にも読めないから、「時間の分散」を意識することが大切なんだ。

ただ、もっといえば、「円安だから」とか「株価が下がっているから」とか「この業界の株価が上がりそうだから」といった時事ネタにとらわれないことも大事だよ。

時事ネタにとらわれると、何かが起きるたびに不安になって狼狽売りしがちだからね。

今は、コロナだけじゃなくて戦争があったりとか、世界経済に影響を及ぼすような大きな出来事が続いているから、株価が大きく変化することに不安を覚える人もいるかもしれない。でも、相場が冷え込んでも、冷静に計画どおりに、世界情勢に左右されずに続けていく。それがジェイソン流の投資の大原則なんだ。

世界情勢といえば……これはあくまで仮の話だけど、もしロシアとウクライナの戦争が終わることが明確になったら、株価が急上昇するかもしれないよね。

「そのタイミングを見計らって投資をしよう」と思っても、現実では、そうなるまで待っていたら、安く買える時期を逃すことになる。

良いタイミングはいつ来るのか誰にも分からないし、良い波だけに乗ろうとするのは正直不可能に近い。だからこそ、ずっと市場に参戦し続けることで、確実に良い波に乗っていくしかない。

つまり、定期的に積み立てるのがベストだっていうことなんだ。

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お金はすべてじゃない。
でも、お金があるからこそ、
好きなことにフォーカスできる

5回にわたって投資について説明してきたけれど、ひとことでいえば、「支出を減らして必要以外のお金を投資に回して、毎月コツコツ積み立てて、売らずに待つ」。これに尽きる。

もちろん、“お金が増えたら幸せか”といえば、お金がなくても幸せに生きられる人もいるし、何が幸せなのかはその人の価値観による。だから、僕はお金がすべてだとは思わないし、投資に興味がない人に無理にすすめようとは思わない。

でも、お金があるからこそ、不安から解放されて自由に生きられたり、自分が興味を持っていることに集中できたりする側面もあると思うんだ。

お金は、自由に人生を楽しむための手段の一つ。資産形成によって、みんながお金の不安から解き放たれて、自分らしい人生を歩めることを願ってるよ!

PROFILE
厚切りジェイソン
1986年4月9日、アメリカ・ミシガン州生まれ。17歳でミシガン州立大学に飛び級で入学。卒業後、イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校へ進み、エンジニアリング学部コンピューターサイエンス学科修士過程修了。現在は3姉妹のイクメンパパながらIT企業の役員も務める二刀流芸人であり、NHK「えいごであそぼ with Orton」にレギュラー出演するほか、ドラマや映画に出演するなど幅広く活動している。著書「ジェイソン流お金の増やし方」(ぴあ)は約半年で53万部(※電子書籍込み)を突破。

Text:Miho Otobe