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「素顔の私で生きていく」過度な写真加工をやめたら本当の自分の魅力に気づいた話

2022.11.04

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皆さんこんにちは。花上惇(はなうえじゅん)です。一体私が何者なのかって? 私は、悩めるギャルズの駆け込み寺。普段SNSで活動しているラブリーでチャーミングな、今一番ホットなギャルよ(言うだけタダ)。現代社会を生きるやんごとなきギャルの私たちは、常日頃、世の荒波に揉まれながら人生をサバイブしているわよね。この連載では、普段エンパワーメントを発信している私が、これまでに出会った人物や作品、フレーズの中から、人生に影響を受けたものをpick upして、そこで思った考えをシェアしたいと思うの。

\ 前回の連載はこちら♡ /
フリーターが水商売の世界に入り人生が激変した話

「オネエ言葉を使う理由」フリーターが水商売の世界に入り人生が激変したお話。

連載第7弾で取り上げるのは、私がお仕事で関わっている女性からかけられたこの言葉。

加工なんてしなくても、あなたは素敵。あなたから出てくる言葉が素敵だから。

テレビは4Kに、スマホのカメラも年々進化していく中、より鮮明な写真や動画が撮影できるようになった2022年AWなう。最近、私の中で1つ、大きな心境の変化が生まれたの。それは……。

「もう加工はやめよう。」

実は先日、お仕事関係の方から、私の過度な写真の加工についてご指摘を受けたの。きっと本人を目の前に言いづらい内容だったはずよ。それでも私自身のことを思い、そして今後の私のお仕事の展望も考慮したうえで話してくださったのだと思うわ。

内容は伏せるけれど、そのお話は聞けば聞くほど、とても納得できる内容だったわ。そして彼女は続けてこうも言ってくれた。

「加工なんてしなくても、あなたは素敵。あなたから出てくる言葉が素敵だから。」

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理想の自分には加工で近づけても
現実はその逆だった。

SNSの普及に伴い、誰でも気軽に自分の私生活を写真や動画に乗せて拡散・共有できる時代。今日、その最たる媒体といえばInstagramじゃないかしら。

タイムラインをスクロールすれば、キラキラライフを送るどこぞのイケメンや美女たちが目に飛び込んでくる。令和の新米インスタグラマーとして、そんな彼らの真似事をした私は、何か勘違いをしていたのかもしれないわ。

誤解のないように断っておくと、私は決して彼らの写真を加工だと決めつけている訳ではないし、もし仮に加工だったとしても、その行為を否定したい訳でもないの。それに加工で満たされるならば大いに加工したらいいと思うわ。

最初は私も加工で満足した気分になっていたの。
だけど日に日に、“私の場合は”それをすることで満たされるどころか、むしろ心がすり減っていく気がしたの。

SNS活動をはじめて以来、自分の写真を載せる際に加工を欠かした事はなかったわ。コンプレックスであるお肌を綺麗にしたり、顎を細くしたり、目を大きくしたり。時には顔だけでは飽き足らず、足の長さまで加工で伸ばしたこともあった。仕上がったその写真は、もはや絵画の域。
もちろん悪い意味でね。

“なりたい自分”に作り替えていたのよ。その異常性には何となく気がついてはいたものの、加工をすることが当たり前になっていた私は、ただただ、ありのままの自分を受け入れる事ができなかったの。

だけど写真の加工で得られたのは、良いことばかりではなかったわ。

街中でファンの方に声をかけられたり、私を見かけた人から「今日◯◯にいませんでしたか?」とメッセージを送られてくる度、嬉しいと思う反面「写真と実物の顔が全然違う」と思われてるんじゃないかという不安に駆られたの。加工前と加工後の姿が別人であることは、私自身、誰よりも自覚していたから。

過度に加工する必要はない。
素顔の自分が“オリジナルの私”だから

加工をし始めた理由について改めて考えてみたわ。
1つは、可愛いと思われたい(コンプレックスを隠したい)。そして自分自身をもっと好きになりたい、あとはファンの方をもっと増やしたい、といった感じかしら。

これらの動機は、どれも決して悪い事だとは思わないわ。純粋に自分を好きになりたくて始めたことだったから。
だからと言って、どれだけ加工をして理想の自分の姿を作り上げても、それは結局、“本当の私ではない誰か”でしかないと気がついたの。

気がついたというか、気がついていたけれど、ようやく認めた、という感覚に近いわ。

加工をするという行為が染み付いた頃には、自分のコンプレックスにばかり目がいくようになっていたから、現実の姿を見るたびにより一層自分を嫌いになっていったわ。それに画面の中に映る自分と現実の自分とのギャップを目の当たりにして、本来の自分を“自分で”否定している気持ちになっていた。単純に私には向いていなかったみたい。無理をしている自分に疲れてしまったのよ。

本当の私は肌が汚くて、目が小さくて、顎がゴツゴツ男らしくて、手足が短い。

コンプレックスは未だ消えないけれど、これらも含めて“本当の私”なんだと思ったの。どこかのイケメンや美女の真似じゃない、“オリジナルの私”なんだと。私には見た目以外にも素敵なところが沢山あるはず。このコラムだって、きっと今日もどこかの誰かを救っているかもしれない。そう信じたいと思えたの。

もちろんお仕事の撮影などの際は、一つの作品として仕上げる必要性があったり、クライアント様のブランドイメージを崩すわけにはいかなかったり、様々な理由により多少のレタッチは必須になってくるとは思っているけれど。

私個人がプライベートでSNSに載せる写真や動画などに関しては今までのように過度に加工する必要はないという結論に至ったわ。

No more pretending.
フリをするのは、もうやめた。

素顔の私が一番、オリジナルな私だから。

ネックレス、イヤーカフ(シルバー)、リング/@heres_official その他/スタッフ私物

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Profile

はなうえ じゅん 花上惇 SNS総フォロワー約50万人。ポジティブなマインドを発信するオリジナル動画がクセになると人気上昇中のインフルエンサー。独学で学び流暢に英語を話す姿にも反響がある。また2020年には『THEカラオケ★バトル』で優勝した経験も。Instagram   TikTok   YouTube   Twitter