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投資のプロに聞いた お金を増やす、投資の第一歩とは?

2022.12.08

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30歳までに1000万円貯める!」というおカネの目標を決めたら、逆算して、年間でいくら貯めていけばいいのか具体的な数字が見えてくる……と、頭で分かっていても、現実は厳しく、給料から生活費や交際費を抜くと貯金に回せる余裕がないのが現実。前回の記事のアンケート結果の通り、Z世代はおカネの未来に不安を抱えている人がほとんど。思考が変われば、資産が変わる! そこで今回は、不安をなくす手段の一つとして、「投資」のはじめ方をプロに聞いてみました!

\ 前回の記事はこちら /

「お金に振り回されない人生に!」 Z世代の貯金・投資の実態を大調査

今回「投資のはじめ方」を教えてくれるのは……
書籍『投資をしながら自由に生きる』の著者 投資家の 遠藤 洋 さん 1987年生まれ。東京理科大学に在学中、アルバイトで貯めた30万円で投資を開始。大学卒業後、ベンチャー企業に就職。その後、入社4年目でFIREFinancial Independence Retire Earlyの略で早期経済的自立の意味)を果たし、現在は、会社経営をしながらプロの投資家として本を執筆。著書に累計10万部以上のベストセラー『投資をしながら自由に生きる』、『10万円から始める! 小型株集中投資で1億円』などがある。
遠藤先生に話を聞くのは……

ゆりん NET ViViのスタッフ。見た目は100%陽キャのギャルだけど、実は心配性。学生時代から口座を複数作り貯蓄をスタート。さらに金投資もするなど、資産分散をしているやり手。実家住まい。

ウッチーNET ViViのスタッフ。貯蓄や投資にそれほど興味がなく生きてきて、今もなんとなく毎月の残金を貯めているくらい。毎月の固定費についても見直しは面倒くさいというタイプ。実家住まい。

YumikoViViなどの女性誌でファッションやインタビュー企画を担当する傍ら、自身も書籍やSNSから金融知識を習得中。環境や教育、働きがい、ジェンダー問題に関しても、見識者への取材を重ね、記事を執筆しながらZ世代を中心とする若者の意識・動向を追っている。現代ビジネスFRaUデジタルの連載『tsuNagERU(つなげる)SDGs』を担当。

まずは「投資の種類」をチェック!

●株式投資

企業が事業の資金集めのために発行する「株式」。その株式を買うことで、株主=発行会社のオーナーの一員に。配当金や株主優待がもらえる場合も有り。

●債券(さいけん)

国や地方公共団体、企業などが投資家から資金を借り入れるための有価証券(※財産的価値のある権利を表す証券)。満期まで待てば、額面金額が払い戻され利子が支払われる。

●投資信託(とうししんたく)

投資信託運用会社が投資家から集めたお金を、運用の専門家が株式や債券などに投資、運用する金融商品。同じような意味で使われる「ファンド」とは、金融商品ではなく、この仕組み全体を指す。

●NISA(ニーサ)

Nippon Individual Savings Accountの略。毎年一定金額の範囲内であれば、その株式や投資信託の売買利益が非課税(※通常は売買益や配当利益に20%の税金が掛かる)になる制度。日本在住で20歳以上であれば1人1つ開設できる口座の名称でもある。“一般NISA”は年間120万円まで最大5年間、“つみたてNISA”は年間40万円まで最大20年間の非課税口座。自分に合った口座をどちらか選ぶことが可能。

●コモディティ投資

コモディティ(Commodity)=商品という意味。商品先物市場で取引されている、金、プラチナなどの貴金属、原油やガソリンなどのエネルギー、穀物などの商品への投資を指す。

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投資家・遠藤先生に投資の基本を聞いてみた!

①トレンドを見抜く力さえあれば投資は上手くいく

ウッチー

う……。この投資の種類を理解するのにも時間がかかりそう。私が不安なのは、ただ貯金しているだけでは、為替の変動を考えると、どんどん自分の資産が減っていく気がしていて。初心者ですが、投資には漠然とした興味があります。
どんなことから始めればいいのか、ぜひ教えてください!

どんどん円安になり、インフレも進んでいるので不安な気持ちになりますよね。
投資の種類は上記で説明されているようにさまざまありますが、僕としてまずは、何にせよ「投資脳」で世の中を見てみることだと思います。

例えば、株式投資って会社のオーナーの一員になることなので、その会社が出している商品やサービスがこれからヒットするか一緒に考えることでもあるんですね。実際に自分が使っているものや、周りで流行っていること、そんな“推せる”商品やサービスを提供する会社を知ることがまず大事です。

トレンドに敏感なZ世代の方たちの方が僕よりも敏感に次にヒットしそうなモノやサービスに詳しいのではないでしょうか。

遠藤先生
ゆりん

なるほどー! 例えば、コスメや服とかでもいいってことですよね?

はい。世の中に目を向けてみましょう。例えば、ニュースでGo Toキャンペーンが再始動する話が出たら、航空会社の株価をチェックしてみるとか。
ニュースで話題のことを調べたり、自分の周りの動きを俯瞰して見るクセをつけていく感じです。
ただの消費者だけで終わらず、自分もそのヒットトレンドを生み出す企業の一員になる気持ちを持つこと、その思考が投資のはじめの一歩です。

遠藤先生

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ウッチー

仕事柄、流行りを探すのは得意です!(笑)。トレンドにいっちょ噛みするということですね。

そういうことです! 流行っているものに便乗すればいいんです。
自分がインフルエンサーになって、何かを流行らせるのは大変だけど、みんなが注目している流行りに便乗することって、証券口座を持っていれば誰でもできるんですよ。
数年前にタピオカブームがありましたが、タピオカを作っている会社の株もぐっと上がったんですよ。

遠藤先生
ゆりん

タピオカ飲んでないで株を買ってれば良かった〜(笑)。消費者で終わらないってそういうことですね。

Yumiko

流行りもあれば廃りもあるわけで、「そろそろタピオカブームが終わりそう……」なんて、タイミングを見て売ることも必要ですよね。

はい。そうやって、世の中に目を向ける思考こそが投資の基本です。
あとは、ポイ活をして貯めたポイントを使って投資を始めるのもファーストステップとしてはやりやすいのではないでしょうか。

遠藤先生

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②ポイ活で投資をはじめるという選択も!

ウッチー

ポイ活って、せこせこしているイメージがあるという声もあります。ポイントを集めていることが恥ずかしい……みたいな。

えー、そうなんですか! 全然恥ずかしいと思ったことがなかったです(笑)。
もしかして、ポイ活の種類の違いもあるかもしれませんね。毎回カードを出してポイントをもらうみたいなことではなく(それもいいと思いますが)、
例えば、携帯の新規契約で1万ポイントもらえるみたいな情報を調べて、ポイントを狩りにいくのが僕のイメージです。
ポイントってお金と同等の価値があるものだから、僕はお小遣い稼ぎとして学生時代から集めてましたよ。ポイントサイトが色々あるので調べながらコツコツと。

遠藤先生
Yumiko

ポイントで投資を始めるんだったら、現金より始めやすいですね。今ってあらゆるポイントが色んな証券会社と連携していますし、少額から投資を始められるのも魅力!

ウッチー

私もdポイント貯めてます! でもポイント投資はしてなかった。お金を使わなくていいし、早速、証券口座を作って、やってみたくなりました(笑)。

そこで次に気をつけたいのが、証券口座の選び方。とにかく手数料の安いネット証券を探してください。スマホで取引が完結できるので、Z世代の方たちが始めやすいのもありますが、同じ株式売買をしても、各社手数料が違うので、そこはしっかり安いところを選びましょう。

遠藤先生

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③投資に労力や時間をかけたくないなら「株式投資」!

ウッチー

投資ってチャートに張り付いて見ていないといけないイメージがあって、大変そうだなと思っていて……。

“トレーディング”だと、株価の上下で利ざやを取っていく必要があるので常に見ておく必要があるんですが、“株式投資”はあくまで投資。
応援したい会社のオーナーになれる権利なんです。その会社に就職して利益を上げるよりも、株式で出資して、利益を分けてもらえるなら労力も時間もかからないですよね。
株式投資は、駅前のコインロッカーをイメージしてもらうと分かりやすいかも。みんなが使えば利益が入るし、特に自分は何も働かなくていい。たまにメンテナンスでチェックするくらいのイメージです。株式投資は配当金もありますからね。

遠藤先生
ウッチー

私が仕事をしたり、遊んだりしている間に、その企業の方たちが株主に利益が出るように、頑張ってくれているということですね。

Yumiko

逆に、この株式は儲かるかもしれないけど、環境に優しくないことをしている会社だから応援しないとか、なんらかの自分なりのポリシーを持つのもいいかもですね。
推し商品なら、たとえ株価が下がっても、まだ許せるというか。

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④最初は「少額」からのスタートでOK!

ゆりん

私は純金積み立て投資をしているんですが、株式投資の方がおすすめですか?

金は堅い投資のひとつですね。資産保全の方法としても最も歴史の長い投資先です。しかも積み立て投資なら毎月自動的に引き落とされるので楽ですしね。
どの投資がいいかは個人の状況によります。
資産が潤沢にあるなら守りの債権投資でいいと思いますが、数十万円から始めて数千万にする経済的目標があるのであれば、株式投資がいいと思います。
僕も最初は大学生の時に30万円の投資から始めたんですよ。

遠藤先生
ウッチー

遠藤さんも少額から始めたんですね。スタートが30万円って聞くと希望が持ててきました。まずは、思考を変えることからか。それなら私も今からできますね!

ゆりん

私もネット証券で口座作ってみようかな……。ゴールドは単純に物としても好きなので積み立て投資は続けつつ、推し商品を出している会社の株価が気になってきました(笑)。

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最後におさらい!

投資初心者の3ステップ

①“推し”の商品やサービスを提供している会社を調べてみよう
②手数料の安いネット証券口座を開設する!
③ポイント投資でシミュレーションを

遠藤先生

僕も皆さんと同じくらいの年から、30万円の資金で投資を始めました。企業に勤めて貯金をしていただけでは、経済的自由を手に入れた今の自分にはなれていなかったと思います。「知らないから怖い、自分とは関係ない、面倒くさい」から、
「調べてみよう、社会の仕組みを知ろう、トレンドを自分ごとにしよう」そんな思考になって、皆さんが投資によって社会の知識を得ることができたり、利益を出せるようになれることを応援しています。

Information
『投資をしながら自由に生きる』(ダイヤモンド社刊) 入社4年でFIREを果たした著者が教える「株式投資×小さな起業」で「お金と時間の自由」を最速で獲得する方法。
価格:1,650円(税込)

Text: Yumiko Ito