ドラマ『silent』での理想の弟ぶりが話題の板垣李光人さん。今年20歳を迎え、そのメモリアルイヤーを記録したフォトブックが12月に発売となります。そこに写し出された意外な素顔とは!?
いい意味で地に足がつかないでいたい
──12月18日に20thアニバーサリーフォトブック『Interlude』が発売となります。今作のコンセプトを教えていただけますか?
19歳の終わり、20歳の誕生日当日、20歳になってからの3つのパートに分けて撮影しました。僕自身が、常に流動的でいたい、いい意味で地に足がつかないでいたい、という目標みたいなものを持っていて。だから常に皆さんにもいろんな顔を見せていきたいと思っているんですけど、まさにそういう思いをギュッと込めた一冊です。
──20歳になったことで、何か変化はありましたか?
全然(笑)。お酒を飲めるようになったぐらいですね。僕の中では18歳で高校を卒業したときが一番大きな変化で、20歳になった日はむしろいつも通りでした。
──お酒は飲んでみましたか?
誕生日は1月28日なんですけど、1月30日にファンイベントがあって。ファンの方と一緒に、そこで初めて飲みました。味は、そんなに……(笑)
──フォトブックは美しい写真ばかりの一冊ですが、板垣さんが特にお気に入りのものを教えてください。
3回に分けて撮影した中で、好きなのは誕生日当日に撮ってもらった、衣装もメイクもこだわった2パート目ですね。ムードボードも自分で作りました。これが一番素の僕だと思います。一見、1パート目の可愛くてナチュラルなイメージが素っぽく見えると思うんですけど、実は僕の場合はゴテゴテに装飾されているほうが素なんです。そして3パート目では無骨で角がある雰囲気を出しつつ……という感じですね(笑)
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──自撮り写真もたくさん掲載されていますね。板垣さん的・可愛く自撮りするコツがあったら、是非教えてください。
最近は一周回ってノーマルカメラで撮る人も多いみたいですけど、僕は断然アプリ派です。正面に持って撮るか、鏡に映して撮るかな。あ、全身を撮るときはスマホを逆さまに持って撮るといいですよ。
──板垣さんといえばドラマ『silent』の青羽光役が、「理想の弟」「こんな弟ほしい!」と大きな話題ですよね。
嬉しいですね。でも光だったらいいけど、僕自身が弟というのはやめといたほうがいいと思いますよ。気分屋だし、とくに身内だと当たりが強いし……。
──当たりが強いというのは、たとえばお姉さんのファッションがイケてなかったら、きついダメ出しをするとかですか?
ダメ出しというか……。“アナタがそれでいいならいいんじゃない?”とか、“アナタがいいなら僕は否定はしないですよ”とか、そういうタイプです(笑)。絶対めんどくさいので、やめておくことをオススメします!

カーディガン¥56100、カットソー¥16500、デニムパンツ¥56100/amok ●商品情報はViVi2023年1月号のものです。
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¥2750/SDP
Photo:Munehiro Saito Styiling:Kazuki Yunoki Hair&Make-up:KATO(TRON) Composition&Text:Naoko Yamamoto