年末に大掃除をする人も多いのでは? 上手に収納できなかったりなかなかキレイな状態を保つことって難しいですよね。そこで、職業柄たくさんの洋服を持つスタイリストのクローゼットをのぞき見! 収納術やキープ術について教えてもらいました!

スタイリスト 森島友香さん 辛口な大人シンプルコーデを得意とし、冷静かつ的確なアドバイスで周りからの信頼絶大なViViスタイリスト!▶︎Instagram:@stylist_yuka
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森島さん流 収納のこだわり
✔︎シワ防止として表面気をつけて畳む
✔︎滑り止めハンガーがマスト
✔︎アイテムごとの置き場を定める
まずはクローゼット全体をCHECK!

ここがPoint!
クローゼットの左側にトップスや小物、右側にボトムズやアウターを中心に収納し、パッと見で何がどこにあるのか明確にする。
実際にどう分けていくのか、さらに細かくチェックしていこう〜!
Step1
洋服の素材別に収納方法を分ける

ここがPoint!
✔︎シャツやブラウスなどシワが目立ちやすいもの→畳まずハンガーに吊るす
✔︎ニットなど伸縮性があるもの→ハンガーだと肩が伸びてしまうので畳みで収納
✔︎デニムなど色移りしやすいもの→濃い色のものだけでまとめる
洋服を収納するときは大きく3つのカテゴリーに分けていて、素材の特徴を考えて置く場所と置き方を変えています。洋服をベストな状態で保つために、畳みなのかハンギングなのか分けていくのが◎
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Step2
小物は仲間同士部屋を分ける

ここがPoint!
✔︎ベルト→大きなボックスへひとまとめ
✔︎帽子→透明なバッグに詰めてS字フックで吊るす
✔︎バッグ→量が多いので一角のスペースにまとめる
小物は散らばりやすいのでアイテム別にお部屋を作ってあげると便利です! 特にポイントとしては、まとめる時に透明なバッグを使うと中が可視化できるので、探す手間が省けておすすめ。S字フックで浮かして置くスペースを広げらるのも上手く収納するポイントです◎
Step3
ハンガーを使い分ける

ここがPoint!
✔︎トップスなど生地が薄いもの→自分のサイズに合ったハンガー
✔︎アウターや生地が厚いもの→太めのハンガー
トップスに関してはサイズ違いのハンガーを使うと干した時の肩ジワが目立ってしまったり、滑って落ちてしまったりするのが嫌だったので、自分の肩幅サイズに合う滑りどめ付きのものに統一しました。生地が厚めのアウター類は重さがあるので、太めのハンガーを使っています。小さいハンガーだと生地が張らずにシワになったり型崩れしたりすることがあるんです。生地の厚さでハンガーを使い分けるのがおすすめです◎
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Step4
定期的に断捨離をする
季節の変わり目には必ず断捨離! 新シーズンの買い物をしたタイミングで、前シーズンに着なかったものは売りに出してリサイクルしています。クローゼット内の一定量を定めておくのも整理しやすくなるポイントかもしれないです。
Step5
収納継続のコツを見つける
洋服をキレイな状態で保つために素材別で分けているのはもちろん、アイテムごと、色ごとにカテゴライズして配置することも収納する上で大事なポイントかなと思っています。どこに何があるか明確だと、しまう時に元の場所に戻すだけでOKなので、整理された状態を継続しやすくなるんです。あと、毎日のコーデが組みやすくなります! 撮影の日→動きやすいデニム、展示会などお出かけの日→ワンピースのように、TPOに合わせて主役アイテムを1つ決めてからスタイリングしているので、アイテムの位置が明確だとすぐ取り出せて朝の時短にもなるんです◎
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ちなみに……
畳み方を工夫するのも上手に収納するための重要なポイントなんです!

畳みジワが目立ちやすいアイテムといえばTシャツ類。私はTシャツ・ロンT・タンクトップを集める癖があって大量に持っているのですが、ハンガーで吊るすとかなり場所をとってしまうので全て畳んで収納しています。ただ、その時になるべく薄く畳むことと、シワをつけたくない表面に気をつけて畳むように意識しています!
森島さんおすすめの畳み方はコチラ!


ロゴ入りのものはシワが入るとデザインがよく見えなくなってしまうので、特にこの畳み方がおすすめです!
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5つのステップでクローゼット収納をマスターしちゃおう!