皆さんこんにちは。花上惇(はなうえじゅん)です。一体私が何者なのかって? 私は、悩めるギャルズの駆け込み寺。普段SNSで活動しているラブリーでチャーミングな、今一番ホットなギャルよ(言うだけタダ)。現代社会を生きるやんごとなきギャルの私たちは、常日頃、世の荒波に揉まれながら人生をサバイブしているわよね。この連載では、普段エンパワーメントを発信している私が、これまでに出会った人物や作品、フレーズの中から、人生に影響を受けたものをpick upしてシェアしているわ。
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「新年の抱負」について
年の瀬の連載第11弾では、新年を迎える準備をしているギャルズに向け、人生を振り返りながら“学校と社会の違い”について私の考えを伝えたいと思うの。
学校という狭い世界では、そこで上手く生き抜くしか選択肢がなかった。
先日、地元の友人との会話の中で、「学生時代が懐かしい」「あの頃に戻りたい」なんて、 思い出話に花が咲いた。
あの頃の、徹夜しても立っていられる身体、たるみのないお肌、甘酸っぱい恋愛など、確かにそれらはとても恋しい。けれど、あの頃はなんとも狭い世界で生きていたように思う。
一つのクラスに30人程度。たまたま同じ年に生まれ、同じエリアで生活しているという理由だけで集められたランダムな30人。学生時代はそこで出会う仲間がすべてであり、その他の選択肢などなく、与えられたその環境下で上手く生きていくしかなかった。
もちろん、中には嫌いな人がいる場合だってある。それでも毎日必ず顔を合わせなければならず、時には一丸とならざるを得ないシチュエーションなんかもあり、それなりに上手く立ち回る必要があったわ。
社会に出たとてそれは変わらないけれど、学生時代は社会で起き得るそのような場面に対して、免疫を付けるための“トレーニング期間”だったのかも、なんて思うところがある。
上手にかわして、いなして、やり過ごす、そのスキルを身につけるための修行の場だったのかもしれないと。

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社会人の“選択肢”は無限大
社会に出たとて変わらないと言ったけれど、社会に出た人々のあり方は、学生時代のそれとは少々異なる。
自分に悪影響を及ぼす人間や、単純に嫌いな人間との関わりを避けられないという点では同じに聞こえるかもしれないけれど、少なくとも、今あなたが属するその場所や自分の意志で入社した会社は、嫌なら辞めることもできるし、フリーランスとして働くこともできる。
その“選択ができる”ということが社会人と学生の大きな違い。「自分には特筆したスキルなんてないし……」と嘆く人もいるかもしれない。けれど、そこは頑張りなさいよ、と思うの。
それができないなら今の環境で妥協する以外、道はないもの。何かを手にしたいとき、それを行動に移すとき、リスクを負うのは当たり前の話じゃない?
この記事が公開されるのは2022年12月30日、年の瀬も年の瀬ね。
皆さま、年末の大掃除は終わったかしら?
私は絶賛、お風呂の赤カビとの戦争中。元来、大掃除とは師走の宮内において欠かすことのできない煤払いを由来とする風習。一年の間に積もりに積もった煤を払い、お正月の神様をお迎えするということだそうだ。
この時期になると、「今年の汚れ、今年のうちに」という懐かしのテレビCMを思い出すわ(笑)。
とにかく、お部屋の煤を払うついでに、人間関係も綺麗に断捨離して、晴れやかな気持ちで新年を迎えたいものね。

ネックレス、イヤーカフ(シルバー)、リング/@heres_
