皆さんこんにちは。花上惇(はなうえじゅん)です。一体私が何者なのかって? 私は、悩めるギャルズの駆け込み寺。普段SNSで活動しているラブリーでチャーミングな、今一番ホットなギャルよ(言うだけタダ)。現代社会を生きるやんごとなきギャルの私たちは、常日頃、世の荒波に揉まれながら人生をサバイブしているわよね。この連載では、普段エンパワーメントを発信している私が、これまでに出会った人物や作品、フレーズの中から、人生に影響を受けたものをpick upして、そこで思った考えをシェアしたいと思うの。
\ 前回の連載はこちら /
学校で学べる社会人になっても役立つことは…
連載第12弾で取り上げるのは、女優・芦田愛菜さんが語った言葉。人生がうまくいかないとき、軌道にのっているときでさえ、自分の選択は正しかったのか……と考えすぎてしまう人って意外と多いのではないでしょうか。つい“考えすぎる”あなたに彼女の言葉を送ります。
自分に人生の最終決定権があると思ってしまうと、上手くいかなかったときに自分を責めて辛くなってしまう。だから悩んだ時、まずは自分で考えて、一番納得して行動できる答えを探す。行動を起こしたあとの結果は決まっていて、あとはなるようにしかならない、自分はそこに行くための方法を選んだだけ。そう思えれば納得できるかなと思います
参照:『岬のマヨイガ』完成披露試写会
この言葉は、とある映画の完成披露試写会に登壇した女優の芦田愛菜さんが、司会者からの「人生で迷った時にどのような答えを見つけてきましたか?」という問いに対して発言した回答よ。
人生の岐路に立たされたとき私たちは
人は人生に迷ったとき、岐路に立たされたとき、どのようにしてその問題と向き合い、時に自分を奮い立たせたり、折り合いをつけたりするのだろう。
誰しも根本に、失敗したくない、後悔したくないという思いがあるはず。そのために、その時点で考え得る“最善”を選択しながら生きてゆく。
それでも人は判断を間違えてしまうことがある。その度に悔やみ、自分や周りを責め、そんな自分に対しての自己嫌悪で更に苦しくなったり、そんな悪循環から抜け出せなくなってしまったりすることも……。
これを読んでいるあなたもそんな経験ないかしら?

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ある決断で悩める私を救った、
芦田愛菜さんの達観した考え方
「自分に人生の最終決定権があると思ってしまうと、上手くいかなかったときに自分を責めて辛くなってしまう。だから悩んだ時、まずは自分で考えて、一番納得して行動できる答えを探す。行動を起こしたあとの結果は決まっていて、あとはなるようにしかならない、自分はそこに行くための方法を選んだだけ。そう思えれば納得できるかなと思います。」
芦田愛菜さんの言葉を聞いたちょうどこの頃、私はお仕事のことで少し悩んでいて、決断を迫られていた時期だったの。
そんなときに彼女の達観した考え方に触れて、心が解けたような、肩の荷が降りたような、そんな気持ちがしたわ。
悩める私を救ってくれた彼女は現在18歳。一体人生何周目なのかしら(笑)。
私が尊敬する女優さんの一人よ。
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私個人の話をすると、これまでの人生で大きな決断は2つあったわ。
1つは自分のセクシャリティーを“家族”に打ち明けたこと。2020年に某TV番組へ出演したことを機にカミングアウトをしたの。放送を観てはじめて知られるより、自分の口で伝えたかったから。
学生時代の友人には割とライトに打ち明けられていたけれど、家族となるとその重みがまた違って。最後の最後までためらっていたの。
2つ目は、インフルエンサー業を本職にして生きていくことを決めたとき。
初期の頃はゲイバーで働きながらで二足の草鞋を履いた生活を送っていた。そんな生活を送る中で迎えた2021年。コロナ禍の影響を受けお店の休業が増えたタイミングで、情報発信をすることに注力したいと思い、このお仕事1本に絞る決断をしたわ。
この選択に関しては、今はまだ途中経過の段階だから成功か失敗か分からないけれど。
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人生で迷った時の答えの見つけ方
人生長く生きれば生きるほど、なんとなく結果を予測できてしまうことが多い気がするの。
目標に向かう途中で多少は想定外の展開に出会う機会はあれど、行き着く先の大半の展開は決まっているもの。それでも人は少しでも素敵なゴールを切ろうとジタバタしがちよね。
私も例にもれずウジウジ悩んでジタバタしてしまうタイプよ(笑)。
それは決して悪いことではないけれど、もしも追い討ちをかけるかのように自分自身を責めて苦しむことがあるのなら、芦田愛菜さんの考え方を思い出してみて欲しいの。
自分は着地点への“道順”を選択しただけ、結果は決まっていて、あとはなるようにしかならない。そう思えたら足取りが今よりも軽くなるのかもしれない。
2023年、私たちにとってどんな年になるかしら。
Take it easy.
より良いゴールに向かって、自分をナビゲーションしてあげましょうね。

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