30代だからこそ放たれるマチュアな色気……。人気と実力を兼ね備え、内面から滲み出てくるカッコよさはまさにアダルト部門の真骨頂。キャリアを積み重ねたオトナの余裕で魅了する、アダルト部門1位を制したのは俳優の山田裕貴さん! 今回は、ついに殿堂入りした山田さんのインタビューをお届けします♡
今でも三枚目の俳優だと思ってる。
ハートだけはイケメンでありたい
ーーADULT部門1位おめでとうございます。今回で殿堂入りです!
え!? 日本、大丈夫ですか(笑)!? 上半期1位に選ばれただけでも衝撃だったのに、まさか下半期まで……。でも、「殿堂入り」って言葉、なんかいいですね。前回も俳優さん含め、みなさんに「よ、国宝級!」と愛ある声がけをたくさんいただきましたし、SNSでもたくさんの反応をいただいたので素直に嬉しいです。
それにしても、三枚目だと思っていた僕がこんな賞を獲るなんて、人生何が起こるかわからないな〜。すべては、“かっこいい山田裕貴”を作り上げてくれるスタッフさんのおかげです。
ーー国宝級イケメンを通して、少しでも山田さんの魅力を伝えられたら嬉しいです。
今、キャリア12年目ですが、やっと何かが報われ始めて、芽が出たのかな? といった心境です。まだまだ僕のことを知らない人もいますし、僕は、かっこよさは俳優にとってはある意味諸刃の剣だと思っていて。この賞を入り口に作品を見ていただき、さらにその奥に引き込む芝居を見せていかないといけないなと思います。
ーーいよいよ映画『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編』も公開されますね。久々に共演者のみなさんに会えてどうでしたか?
芝居に対しての思いが強い人が集まっていて、それが彼らの魅力でもある。“アツい”なんて言葉では軽すぎるくらい、ダイレクトに伝わってくる魂の演技を感じました。いい意味で芝居と芝居がぶつかりあっている感覚が楽しい。オフの時間に(吉沢)亮と話すのは、熱い演技論でも何でもない、たわいもない話なんですけどね(笑)。
ーー映画だけでなく、2023年は大河ドラマや月9ドラマなど公開作品が相次ぎますね。
びっくりですよね。僕、こんな人生になると思ってなかったんですよ。昔から俳優になりたいと口にしてはいたけど、それは自分が逃げられないようにするためで、決して自信のある強い人間ではないんです。本当は怖くて仕方なくて、言葉にすることで自分を鼓舞し、奮い立たせていただけで。気づけば、夢や目標が叶っている感じです。
正直、今は毎日がギリギリで、過去を振り返ったり未来を夢見たりする余裕もないけれど、目の前にあることを全力でやるしかないですね。
ーー歳を重ね、進化し続ける山田さんを見るのが楽しみです。
僕もこの先、自分がどこに向かうのか楽しみです。もっと多くの人に知って欲しいし、止まっている暇なんてない。もう僕の心が死ぬか、耐えて生き延びるかみたいな勝負。でも絶対に負けたくないなと思って日々戦っています。今度はViViの表紙もやりたいですね! ぜひ、呼んでください!

シャツ¥125400/ディプトリクス(マリアーノ) パンツ¥56100/大丸製作所3(オーバーコート) ブレスレット¥61600、ネックレス¥77000/ブランイリストーキョー(ブランイリス) その他/スタイリスト私物 ●商品情報はViVi2023年2月号のものです。
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過去の国宝級イケメンを振り返る!!
Photos:Toshiaki Kitaoka(L management/for Yamada) Hair&make-up:Junko Kobayashi(for Yamada) Styling:Akiyoshi Morita(for Yamada) Interview&text:Nirai Ikeshiro