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「人の目が気になる」人が陥りがちな末路って?花上惇の心が楽になる言葉の処方箋

2023.01.27

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皆さんこんにちは。花上惇(はなうえじゅん)です。一体私が何者なのかって? 私は、悩めるギャルズの駆け込み寺。普段SNSで活動しているラブリーでチャーミングな、今一番ホットなギャルよ(言うだけタダ)。現代社会を生きるやんごとなきギャルの私たちは、常日頃、世の荒波に揉まれながら人生をサバイブしているわよね。この連載では、普段エンパワーメントを発信している私が、これまでに出会った人物や作品、フレーズの中から、人生に影響を受けたものをpick upして、そこで思った考えをシェアしたいと思うの。

\ 前回の連載はこちら♡ /
つい“考えすぎてしまう”人へ

“考えすぎちゃう”は短所じゃない!知っておくと楽になる考えすぎない人の思考法

連載第13弾で取り上げるのは、2019年に『bad guy』をリリースし、その年のありとあらゆるアワードを掻っ攫った新時代のカリスマ、歌手Billie Eilish(ビリー アイリッシュ)が語ったこの言葉。

Everyone is gonna die and no one is gonna remember you, so f*ck it.
(訳:みんないずれ死んで、あなたのことを覚えている人もいなくなるわ。だからどうだっていい

この言葉は、Billie Eilish(ビリー アイリッシュ)がVanity Fairのインタビューで発言したもの。私の人生に、とても良い影響を与えてくれた言葉よ。

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気を遣いすぎてしんどいあなたへ

私は普段、リアルでもSNS上でも、悩めるギャルズ達に言葉の処方箋を出す機会が多く、様々なお悩みに触れるけれど、性別や年代によってその内容は様々。そんな中でとりわけ多いと感じるのは、他人を気にするあまり、がんじがらめになってしまっている系のお悩み。

例えば「仕事を辞めたいけれど迷惑をかけたくない」とか「嫌なことにNOと言えない」など。この他にも無限にあるけれど、どのお悩みにも共通することは、自分がハッピーになるための選択をしているのではなく、他の人を気遣いすぎるあまり生じるお悩みな気がするの。

そんな時、ビリーのこの考え方が、悩める私たちの万能薬として、とても効能を発揮してくれるわ。

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神経をすり減らすくらいなら、もう少し自分本位に生きて

ヒト1人の一生なんて、地球の瞬きくらいのもん。そのくらい生まれてからあっという間に時は流れ、そして死ぬのよ。ゆくゆくは、あなたのことを覚えている人は誰もいなくなる。

残酷な話に聞こえるかもしれないけど、私はこれを聞いた時、逆に心がスッと軽くなった気がしたわ。知らず知らずのうちに背負っていた、目には見えない肩の荷を下ろせたの。

周りの人の気持ちを考えてあげられるあなたはすごく素敵。それは間違いなくとても素晴らしいことだけれど、神経をすり減らしてまでそうする必要があるかと聞かれると疑問を覚える

だから、もう少し自分本位に生きてみてもいいのではないかしら、と思うのよ。

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もっと自由にわがままに
人にどう思われたっていい。

かつては私もそんな風だったわ。

前職を退職するか悩んでいた時のこと。身体も心も限界だったのに、そんな時でさえ、「今私が抜けたらその穴は誰が埋めるのだろう」、「この仕事は誰が引き継ぐのだろう」、と残される人たちの心配をしていたの。変に罪悪感を感じていたのね。だけどそれは私の思い上がりだったと気がついたわ。

そもそも、たかだか私1人が抜けたところで、それは大した穴ではない。自分のことを過大評価しすぎていたのかもしれないわ(笑)。それに、そんなことで回らなくなってしまうお店なんて、従業員を多めに雇ってリスクヘッジしていなかったオーナーの責任では?と思ったりもしたわね(笑)。

こうしてビリーの言葉に救ってもらったおかげで、図太いレディーボーイへと大変身をとげた私は、無事に退職することができたのよ。

もしもあなたが気を遣いすぎて自分の本心とは裏腹の決断をしてしまっているのなら、それはちょっと頑張りすぎすぎかも。

もっと自由にわがままに。 人にどう思われたっていいじゃない。
「いつか忘れ去られてしまう私たち」だもの。

ネックレス、イヤーカフ(シルバー)、リング/@heres_official その他/スタッフ私物

Profile

はなうえ じゅん 花上惇 SNS総フォロワー約50万人。ポジティブなマインドを発信するオリジナル動画がクセになると人気上昇中のインフルエンサー。独学で学び流暢に英語を話す姿にも反響がある。また2020年には『THEカラオケ★バトル』で優勝した経験も。Instagram   TikTok   YouTube   Twitter

Text&model: Jun Hanaue Photos: nae Styling: Itaru Araya Hair&make-up: Kanako Composition: Arisa Uchida