イケメン

2023年ブレイク確実!?プロが大注目している俳優4人【国宝級イケメンシンポジウム・後編】

2023.01.31

CMを見ると続きが読めます。CMを見ますか?

はい

いまや、TVドラマや映画のキャスティングをも左右するかも!? と言われるほど、影響力が拡大している国宝級イケメンランキング。今回も、国宝級イケメンシンポジウムとしてプロならではの視点でアツく討論。前編に引き続き、後編をお届け! 私達を興奮させる国宝級イケメンって最高です♡

前編はコチラ♡

トップを走るイケメンには特徴があった!?業界人がガチで語る【国宝級イケメンシンポジウム・前編】

\シンポジウムにご出席いただいた方々/

映画プロデューサー
岡田翔太さん

映画『東京リベンジャーズ』シリーズを手がけるヒットメーカー。

オリコンNewS編集部
高橋音々さん

イケメン関連のニュースを幅広く担当。韓国やボーイズグループ事情に精通。

エディター/ライター
吉井のり子さん

ViViのファッション&イケメン企画を担当。「国宝級イケメン」スタート時から携わる。

ドラマプロデューサー
黎景怡さん

TBS系火曜ドラマ『君の花になる』のプロデューサーであり8LOOMの生みの親。

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バズりよりストーリーが大事!?

イケメンの友達はイケメン説

 キャスティングする上でInstagramをよく見るんですが、それこそ「イケメンの友達はイケメン」という鉄則に従ってたどりつくことが多くて。たとえば、倉悠貴くんは坂東龍汰くんから見つけましたね。次にくる俳優さんのお友達の輪は頻繁にチェックしています。

岡田 僕も気になる俳優さんがフォローしている人を見ることが多いですね。

 何の作品で共演したのかをチェックして、その作品も見てみたりします。それに、俳優の関係性は作品の盛り上がりにも大きく影響してくると思うんです。たとえば、『君の花になる』ですと、ドラマ内で共演していたINIの木村柾哉くんと宮世琉弥くんが、実際に昔、ダンスの先生と教え子の関係だったんです。今回は偶然、ドラマ共演というカタチで再会したんですね。その巡り合わせは何かエモいというか。そういうエピソードはみんなの反応も大きいなと思います。

もう一つ、個人的に熱かったのが、INIの田島将吾くんがもともと韓国の事務所の練習生で、8LOOMのNOAくんは韓国の大手芸能事務所YGエンターテインメントで6年間の練習生経験があったんです。ともに、韓国で修業を積んでいたのでなにか繋がりがないかなと思っていたら、田島くんは昔からNOAくんの曲を聞いていたと発覚しました。あと、BE:FIRSTとINIは同日デビューしています。そういう「実は〇〇と〇〇が繋がっていた!」、みたいな投稿が盛り上がっていますよね。

ViVi’23年1月号より

作品の深み=イケメンたちの関係性の結晶

 ファンは彼らの関係性や歴史、ストーリーに共感するんだなと感じます。そんな、いわゆるエモい繋がりをみんなが求めているのかなと。

岡田 この人で行くんだって決めたら、その人を中心に関係性で構築していったほうが深いストーリーが生まれると思うんです。僕の場合はリベンジャーズですけど、北村匠海さんたちが一番やりやすいようにと考えて関係性を構築していった結果、彼らのなかに元々ある、“作品を飛び越えた関係性”があるからこそ、作品も更に人気が出たんだと思うんです。

ViVi’22年1月号より

吉井 みんながこの作品を愛していたんだ、楽しんでいたんだなということがすごい伝わってくるから、作品のファン的にも嬉しいですよね。

 それでいうと『ドラゴン桜』(2021)の最終回に前作の卒業生が全員出てくださったのがエモの極みで、そういうことが今後も続くといいなと思いました。

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ズバリ、これからのイケメントレンドは?

グローバルに活躍する方が増加

高橋 韓国ブームはまだまだ続くと思います。私、SMエンタテインメントのNCTが好きで、事務所全体としても好きなのですが、公開練習生で構成されたSMルーキーズというプレデビューチームがあって、ものすごいイケメンがいるんです。今後グループになったら人気が爆発するのではないかなと。

あと、『祈りのカルテ 研修医の謎解き診察記録』に出演していたYUさん 。もともと台湾で活躍されていた方ですが、これからアジア全域で姿をお見かけしていくんだろうなと。そういうグローバルに活躍する方は今後増えていきそうですよね。

©アミューズ

吉井 YUさんは、台湾と日本のダブルで台湾の芸能事務所でも研修生をされていましたよね。ディーン・フジオカさんみたいな存在になりそうですね。

 YUさんみたいな、多様なバックグラウンドを持つ方が国際的に活躍されるのはいいですよね。

岡田 多様性って、これからのキーワードになってくる気がします。例えばドラマ『silent』は、目黒くんが聴覚障がい者の役を熱演されましたよね。日本の映画やドラマのトレンドって、ハリウッドエンタメの時流を数年後に反映していく印象ですが、ちょうどその波がきているなと思うんです。YUさんのような国際性はもちろん、障がいや差別に焦点を当てたものなど、あらゆる「多様性」が、今後の作品のポイントになってくるのではないでしょうか。

じつは格闘技イケメンがキテるんです

高橋 最近、オリコンでは、RIZINやブレイキングダウンなどの格闘技系の記事が人気なんです。YouTubeなど動画の再生回数がものすごくて。試合前後で選手同士がにらみ合ったりするじゃないですか? そういったやりとりが見れるコンテンツが結構人気あります。

吉井 男性だけでなく、女性人気も高まっているんですか?

高橋 まだまだ男性人気が強いですが、最近、有井渚海さんみたいな、ABEMAの恋愛リアリティショーに出ている方もいて、今後注目のジャンルの一つとして、女子人気も高まってきそうですね。

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私たちの個人的推しを発表いたします!

彼らは作品次第で大きく話題になるはず

 次にくると注目しているのが山下幸輝くん。最近、SNSで8LOOMメンバーの新しいビジュアルが解禁されたんですが、反応の伸び率という意味では今、一番かもしれない。オーディション当時、大阪から上京してきたばかりで右も左もわからないなか、現場では何一つ緊張を見せることなく堂々と振る舞っていたんです。「なんかこのコ、きそうだな」っていう雰囲気がビシバシ伝わってきたし、ダンスの実力も抜群。後々、韓国のSMエンタテインメントにいたということを聞いて驚きましたが、そういうことを自らアピールはしない。でも、掘りがいがあるんですよね。

岡田 僕らは2〜3年後に向けてドラマや映画のキャスティングを決めていくので、今後の伸び率を見ることが多いですよね。僕の注目は、第35回東京国際映画祭(2022)で存在感に惹かれた倉悠貴さん。今泉力哉監督の映画『窓辺にて』に出演していたんですが、彼はネクストブレイク待ったなしですね。ドラマ含めもっと作品を見てみたいなと感じました。

 倉さんいいですよね。以前オーディションにお声がけしたことがあるんですが、スケジュールが合わなくて……。

岡田 あと豊田裕大さんも気になります。メンノン(MEN’SNON-NO)モデルで背が高く、雰囲気がどことなく菅田将暉さんの感じもある。おそらく、テレビでここから先、確実に見ることになる若手の一人だなと。

 私ももう一人います! 池田優斗さん。山田裕貴さんと同じ事務所なんですが、お芝居がものすごくうまい。もう少し年を重ねたらできる役の幅も広がるし、今後に注目していますね。

吉井 私も池田さんはドラマ『青のSP―学校内警察・嶋田隆平̶』を見て気になっていました。私は演技力などを見てキャスティングするお二人とは違って、より読者に近い〝今〞の視点でイケメンを掘るんですが、SNSでフォトグラファーさん、ヘアメイクさん、スタイリストさんにフォローやタグ付けされている人に注目することが多いです。プロのアンテナに引っかかるって、説得力があるじゃないですか。最近気になるのは、YouTubeの切り抜きで見つけたももたく(百瀬拓実)くん。今、彼はTikTokで360万人のフォロワーがいるんですよ。ウエンツ瑛士さんのようなバラエティイケメン枠になれるのではと思っています。

高橋 私は結構『あざとくて何が悪いの?』に出ている方たちに注目していますね。FANTASTICS from EXILE TRIBEの皆さんもこの番組で見ました。ほかにも池田匡志さんや水沢林太郎さん、あと西垣匠さん。おしゃれ俳優陣はとくにチェックしていますね。

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\ブレイク待ったなし!大注目の4人/

ViVi’19年10月号より

岡田さん

倉悠貴さん
芝居がバツグンにうまい。驚きました。次は主演作が見たいです。

ViVi’22年6月号より

高橋さん

水沢林太郎さん
ミニドラマで見つけた気になる存在。今ドキな雰囲気が印象的。

ViVi’22年12月号より

吉井さん

百瀬拓実さん
動画のセンスが面白い! “ももたく”、推していきたいですね。

ViVi’23年1月号より

黎さん

山下幸輝さん
可愛くてキラキラしていて、応援したくなるような魅力がある子。

illustration:yurikov kawahiro Text:Nirai Ikeshiro