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【美しい彼・萩原利久&八木勇征】世界中で愛された待望の続編!2人が考える「ひらきよの尊さ」とは?

2023.02.28

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日本中、いや、アジア中、世界中をトリコにした“ひらきよ”がこの春、帰ってくる! 2021年に放送された人気小説原作のドラマ『美しい彼』。作品名通りの視覚的な美しさはさることながら、2人の青春を初恋のもどかしさとともに繊細に描いた物語が、小説の「ひらきよ」を可視化したようなシンクロ具合が、そして何より作品を超え絆を育んだ彼らの姿が、とにかく美しく眩しかった。そんな2人にまた会えるなんて、これは奇跡!? 平良と清居、萩原利久と八木勇征。『美しい彼』の世界とリアルが交差する、2人しかいない世界へ、いざ……♡♡

クランクアップ後のフタリにインタビュー
アジアいち尊いカンケイのこれから。

映画化&ドラマシーズン2放送決定のNEWSで、美彼民を感涙させてくれたけれど、もしかしたら誰よりも物語の続きを楽しみにしていたのは、彼ら自身だったのかもしれない。撮影を終えたばかりの熱量そのままに、『美しい彼』をたっぷりと語ってもらいました。

――昨年11月に劇場版公開が、そして先日ドラマシーズン2の放送決定の情報が解禁されました! 最初にこの知らせを聞いたときの、率直な感想を教えてください。

八木:劇場版とドラマシーズン2のお話は、たしか同時に聞いたよね?

萩原:そうそう。だから第一報を聞いた正直な感想は、「おぉ……」って感じで(笑)。映画とドラマ、どっちもできるんだってことに驚きましたし、これはスゴイことになったぞと。

八木:お互いに「話、聞いた?」って連絡を取り合ってね。お話を聞いたのがかなり前だったので、もちろんうれしさはありましたが、その頃はまだ実感が湧きませんでした。

萩原:台本の準備稿が上がってきてから、本当にまた撮影するんだっていうのが現実的に見えてきて、色々考えはじめました。

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――劇場版とドラマシーズン2を同時に撮影されていたそうですが、大変じゃなかったですか? 頭が混乱しそうです!

萩原:前後の流れとか気をつけていました。とくに平良の家のシーンとか!

八木:そう、平良ゾーンね(笑)。

萩原:映画版とドラマ版合わせて、平良家でのシーンは10日間くらい連続で撮影したんです。なので、その都度その前にどんなことがあったのか、流れを確認する必要がありましたね。

八木:例えば喧嘩する前と後だと、2人の空気感が全然違うはず。実際は順番に撮っていくわけではないので、あれ、一体何があったんだ⁉みたいな(笑)。

萩原:そうそう(笑)。あと、今回撮影して気がついたのが、僕たちって撮影中だけ関係性が変わるなってこと。プライベートでは、もう本当に普通の友達。でも『美しい彼』の撮影に入ると、チームになる。スタッフの方達もシーズン1から引き続きの方が多かったので、そこに“友達”の状態でいるのは、逆にやりづらくて。

八木:そうだね、撮影に入るとちょっと変わるかも。だっていつもは、2人で飲みに行っても趣味の話ばっかりしてるじゃん? 「今週の『ONE PIECE』読んだ?」みたいな(笑)。

萩原:あと、サッカーの話ね。だけど撮影が始まって現場に行くと、作品の話をがっつりする。だからといって役者同士というのもちょっと違うし、“仲間”っていう意識が一番強かったかもしれません。

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――本作がこんなにも世界中で愛される理由は、なんだと思いますか?

八木:なんだろうね? まさか僕らもこうなるなんて……。

萩原:全く予想してなかった!

八木:理由を挙げるとするなら、キャラクターがすごくピュアだからですかね。自分自身、演じている最中に「うわ、今の俺ピュア~」って思うし、「めっちゃ好きだわ」って感じるので。

萩原:あとシーズン1のときからずっと思っていたのは、小説が原作ということに引っ張られすぎなかったのが、逆に良かったのかなと。酒井監督が、ちゃんとお芝居をして、丁寧に人と人とのやり取りを描くことをテーマにされていて。

――映像もすごくキレイですよね。

八木:(小声で)めちゃくちゃキレイ。

萩原:劇場版をスクリーンで映したとき、どうなるんだろうね? 映画の方は撮影方法もドラマとは少し違っていて、カットを細かく割らず長回しをしていたので、そこもすごく楽しみです!

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――ちなみに、お2人から見て「ひらきよ尊い!」と思う部分は?

萩原:尊い!? なんだろうな、でも2人にはずっとこのままのピュアであり続けてほしいですね。だって嫌じゃない? 変に勘がいい平良とか。

八木:ヤダよ! そんなの平良じゃない!! 勘が良くなったら、「なんで空気読んでんの?」ってちょっとムカついちゃうかも(笑)。

萩原:でしょ? ひらきよってある意味、“キングとしもべ”の関係性を真っ直ぐにやっているから、そんなことで?っていう小さなことで喧嘩しちゃうし、ちょっと協力すればいくらでも回避できることで揉めるんですよね。見ている側としてはそこがイイけど、演じていると、なんで!?って思っちゃう部分でもあります。

八木:そうだね。演じている本人からすると直ってほしい部分でもあります(笑)。

萩原:いやー、でもやっぱり2人は今のままがイイんじゃない?

八木:うん、そうだね。きっと平良の察しの悪さが直ったら、清居側も寂しく感じるでしょうね。

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――続編ではめでたくカップルとなった2人の恋愛模様が描かれます。演じてみて共感する部分はありましたか?

萩原:2人とも極端すぎて、共感はなかなか(笑)。気持ちはわかるんですよ! 理解はできるけど、共感はムズかしいかも。え、できる?

八木:いや、できない(即答)! とくに平良の方が。ただ、あんなふうにお互いに極端だからこそ、2人とも最強だよね。自分ならあそこまで行ききれないと思います(笑)。

萩原:平良ほどグイグイ行くのも、清居みたいに誰かから来られることも、なかなかナイよね。

八木:しかも清居は、それが快感になってるからね。

萩原:それで言うと、清居の立場は意外と大丈夫かもしれない。追うより追いかけられる方がイイ。

八木:あ、本当に? 俺は逆に追いかけたいタイプだから、相手に執着しちゃう平良の気持ちの方がまだ共感できるかもしれないです。清居の「お前は俺だけ見てろよ!」っていう姿勢は、なかなか極端ではあるよね。

萩原:ただ、続編ではそんな極端な2人も成長してますから! 神として崇めた清居と付き合い始めたことで、距離感も物理的に近くなってね。恋愛関係になった分、少しは共感しやすくなっているかも。

八木:うん、とくに平良はすごく成長したと思うな。そこにも注目してほしいですね。

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――最後に、ネタバレしない範囲でViVi読者だけに続編のキーポイントを教えてください!

萩原:なんだろうな……。

八木:う~ん、アヒル?

萩原:たしかに! キーポイントは「アヒル隊長」とだけ書いておいてください。

八木:うん、けっこう大切。もっと詳しく? いや、これ以上はダメです(笑)。

【萩原】ジャケット¥77000/A boutique(A LEATHER) その他/スタイリスト私物 【八木】ジャケット¥6820/シカゴ原宿店 パンツ¥65780/LABORATORY/BERBERJIN® その他/スタイリスト私物 ●商品情報はViVi2023年3月号のものです。

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Q. キングとしもべ改め?! 2人のカンケイ性は○○と○○?

【萩原】シャツ¥677600、パンツ¥693000、シューズ¥198000、リング¥68200/Bottega Veneta Japan(Bottega Veneta) その他/スタイリスト私物 【八木】ジャケット¥789800、パンツ¥693000、シューズ¥341000、ピアス¥100100、左手リング¥154000、右手リング¥46200/Bottega Veneta Japan(Bottega Veneta) ●商品情報はViVi2023年3月号のものです。

八木:うーん、5歳児と……5歳児!

萩原:ははは(笑)。いつも僕のこと5歳児とかクソガキとか、いろんな少年に例えてたけど、結局自分も、5歳児だったってこと?

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PROFILE
八木勇征
1997年5月6日生まれ、東京都出身。2017年、3万人が参加したオーディションで勝ち上がり、FANTASTICSにボーカルとして加入。本作シーズン1でドラマ主演デビューを果たした。大学時代にはパーソナルトレーナーのバイト経験もある美BODYの持ち主。
萩原利久

1999年2月28日生まれ、埼玉県出身。2008年に、俳優デビュー。主な出演ドラマに、「3年A組―今から皆さんは、人質です―」をはじめ、連続テレビ小説「エール」や「新・信長公記―クラスメイトは戦国武将―」など。映画でも『花束みたいな恋をした』など数々の話題作に出演する実力派。2月には自身初の写真集『R』も発売予定。

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Photos:SASU TEI (W) Styling:Shinya Tokita Hair&Make-up:Yusuke Kasuya (addict_case /Riku Hagiwara), Kiyomi Onuki(Luana/Yusei Yagi) Composition&Text:Noriko Yoshii