この連載はプライベートを殺しがちで休み下手なニコルを救出する企画です♡ めでたく2月20日に25歳を迎えたニコル。実は『25』という数字に、特別な想いを持っている模様。さぁ、この記念すべき1年とこの先を、どう過ごす?
25歳までに、結構頑張ったのかも。
これからは自分のための時間を持ちたい

自分の中で25歳って、20歳の次にデカいイベントなの。あれ、みんな違う? アラサーに向かって「よしっ!」って突入してく区切りみたいなイメージがあるから、結構大事なんだよね。
しかも、ママが25歳で結婚してたり、「ポケモンずかん」のピカチュウの番号が25番だったり、ニコルって名前と似てるから『25』っていう数字に敏感なのかも(笑)。自分もついに25歳か〜!って思うよ。
小学6年の頃からこのお仕事をさせてもらってて、まさかこの歳まで芸能界に残ってるとは思わなかったもん。いたとしても、今のように出続けられてるとは思ってなかったからさ。よく頑張ったよね。

「Popteen」に入って17歳くらいから名前が知られてきて、その後テレビに出始めて、20歳寸前で初めて自分のブランドを立ち上げて、今に至るって感じなんだけど、仕事的には25歳までに売れたいなって思ってたの。でも、想像以上に早いうちに色んなことができてたなって感じ。
だから、正直、これからはちゃんと長期のお休みももらって、お仕事以外の時間を持てるようにしたい。もうずっと1ヵ月のルーティンが同じで、それはもちろんありがたいことだけど、自分の時間が全くないじゃん。
休みがあったとしてもジムとかメンテナンスの時間になっちゃうし。ずっと行けてない海外とかもママと一緒に行ったりして、広い世界をもっと見て、プライベートの想い出を作る時間が欲しいなって思ってる。
ちなみに、プライベートだったら25歳までに結婚したいって言ってたけど、そればっかりは自分一人で決められるもんじゃないからわかんないよね。
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できたらお芝居にもチャレンジしたい

今みたいにお仕事できるのって、あと2年、27歳くらいまでかなぁと思ってるのね。これまで結構お仕事させてもらってきたから、今はお金のためっていう感じとは違ってきていて。じゃあ何をモチベに仕事をしてるの?って聞かれたら、やっぱりそれはファンの子たちのためなんだ。
だから、チェキ会とかきゃぴきゃぴした感じの仕事は今のうちにいっぱいやりたいの。30代になってもチェキ会やってるのは、私はちょっと違うかなぁ。想像ができないし、まだやってるの?って思われたくないじゃん(笑)。その年齢に合った仕方の仕事をしていきたい。


今までのお仕事を振り返って、挑戦してないのはあとは演技くらいかな。前は全然興味なかったんだけど、今までは藤田ニコル本人の役が多かったから、重要人物とかじゃなく、チラッと出てくる人とかだったら、演じてみたいなと年齢を重ねてから思うことが増えてきたよ。
自分のブランドに関しては、今までいっぱい種まきしてきて、これ以上広げたらパンクしちゃうから、今あるものを大事に育てていくのが25歳って感じ。歌!? 絶対ない。だって上手くないから。友達とカラオケに行って「そんなに感情なくあいみょん歌う人、はじめて見た」って言われたくらいだし。
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誕生日は、ミノとビールとケーキがあればいい

今回って誕生日3週間前くらいに撮影してるんだけどさ、当日は仕事なんだよね。全然友達から誘われないの、いつも。日頃の行いが悪いからかなぁ。私結構人の誕生日祝ってるつもりなんだけど。見返りは最初から求めてないけどね(笑)!
忙しいって思ったからって言われるけど、友達って思ってくれてるんだったら、気にせず聞いてくれてもいいのになーなんて内心スネてる(笑)。友達はいるのかなと不安にもなるね(笑)! 考えすぎだね。わざわざマネージャーさんが「誕生日付近はお仕事休みたい?」って聞いてくれるから、休めるんだけどさ。
ただ、じゃあ何するかって言われたら、なんだろうな。ディズニー行きたい!とかないし。えー、ミノ食べたい、ホルモンの。去年もそうだったの。綺麗なお店じゃなくて、ちょっと年季入った感じのお店がよくて、そこでミノ食べてビール飲めたら結構満足。そういうお店って美味しいじゃん。キラキラしてなくていい。で、ケーキ食べられたらそれで十分なんだよね。
だから、一緒に過ごす人がプランに悩んでたらリクエスト出すと思う。当日にホカンス? まぁ、してみたいけど自分で予約したくないしなぁ(笑)。今まで1回しかしたことないけど、アマンホテルには行ってみたいなって思ってるよ。
自分へのご褒美はもちろん買う! ダイヤを買うって決めてるんだ。ずっと欲しいと思ってたグラフのネックレス。キラキラしてるのっていっぱいあるけど、グラフのはギラギラってぐらい輝いてるから。
うん、25歳は優雅な一年を過ごしたい。仕事する時はして、遊ぶ時は遊んで、お金をいっぱい使って経済回しながら、いい気持ちになりたいです(笑)。

トップス¥3289/スピンズ ショートパンツ¥13200/papier 靴下、うさぎ帽子/スタイリスト私物 ●商品情報はViVi2023年4月号のものです。
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今月の発見
ー 第一ホテル東京 ー



1938年に新橋にオープンした、歴史あるクラシックなホテル。2018年には東京オリンピックに向けて客室をリニューアルしていて、本誌ファッションページのロケ地としてもおなじみのホテル。
電話番号:03-3501-4411
Model:Nicole Fujita(ViVi exclusive) Photo:Kenji Nakazato Text:Kazuko Moriyama Hair & Make-up:Rei Fukuoka(TRON) Styling:Aino Masaki