皆さんこんにちは。花上惇(はなうえじゅん)です。一体私が何者なのかって? 私は、悩めるギャルズの駆け込み寺。普段SNSで活動しているラブリーでチャーミングな、今一番ホットなギャルよ(言うだけタダ)。現代社会を生きるやんごとなきギャルの私たちは、常日頃、世の荒波に揉まれながら人生をサバイブしているわよね。この連載では、普段エンパワーメントを発信している私が、これまでに出会った人物や作品、フレーズの中から、人生に影響を受けたものをpick upして、そこで思った考えをシェアしたいと思うの。
\ 前回の連載はこちら♡ /
LGBTQ「誰もが」承認し合う社会を求めて
連載第16弾で取り上げるのは、某謎解き冒険バラエティー番組の中でデヴィ夫人が語ったこの言葉。あなたはこの言葉をかけられたらどんなことを考える?

大好きで年収200万円の人と(愛がない)年収200億円の人、あなたはどちらを選びますか?
世の中『愛』か『金』か問題。
“ガールズトーク”と言えば、聞こえはマイルドかもしれないけれど、時にその内容は男子にとってショッキングな場合がある。私たち女はとてもシビアである(笑)。
どこからか「お前は男だろ」という批判が聞こえる気がするけれど、一旦聞こえないフリをさせてちょうだい(笑)。
例えばこの話題。世の中『愛』か『金』か問題。
誰しも一度はこんな議論を交わした経験があるんじゃないかしら。私自身、女友達とのランチ会で、または男女の飲みの席で、幾度となくこの話題について語り合ったことがある。
普遍的なテーマだと思うわ。
このテーマについて、某謎解き冒険バラエティー番組の中で、デヴィ夫人が語った内容がとても考えさせられる内容だったので、これを機に私たちみんなで考えてみましょうよ。

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パートナーとの関係性は既成概念に囚われなくていい
番組の中で、「お金と愛はどっちが大事ですか?」という恋愛の質問が寄せられ、それに対し「大好きな男性……年間200万円の収入の人と、(愛がない)年間200億の収入がある人のどちらを選びますか?」と返したデヴィ夫人。共演者が全員前者を選択すると「みんなバカだわ」と一蹴したの(笑)。
続けて「どんなに愛していても他の人の生活を見る、他の人の住んでいるお家を見る、他の人が着ているお洋服を見る。だんだん愛は失われていきます。200億円の人と結婚すれば、愛がなくても、尊敬と信頼はあるわよね。そうすると次第に愛は生まれます」と語った。
確かに、デヴィ夫人のこの価値観は一理あるかもしれないけれど、それでも私は前者を選択したい。
だってこの意見は“パートナーの収入を基盤に生活を送る場合”だと思うから。
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ひと昔前まで「男は仕事、女は家庭」という既成概念があったという話を聞いたことがある。
当時はその役割分担的な考え方が当たり前だったのかもしれないけれど、令和のこの時代、努力次第でパートナー以上に稼ぎ、相手の収入を当てにすることなく生きていける“タフでクールな人”も沢山いるのよ。
私も、もちろん裕福ではないかもしれないけれど、少なくとも自分と愛犬の生活を守り、人としての尊厳を保てるだけの収入はあるので、そもそもパートナーに養ってもらいたいという考えがない。
だから私は大好きなパートナーを見つけて、2馬力で働きながら、愛を育みたいわ。
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恋人や結婚相手選びもある種のギャンブル
確かに稼ぎの良い男性は魅力的。ただしそれは、“稼ぐ額”ではなく、“稼ぎ出す能力の高さ”に対してそう思う。
そこに対して尊敬や信頼が生まれる事も確かかもしれない。だけど、それが愛情に変わるかどうかはギャンブルな気がするわ。
いくら大金持ちでも見た目も性格も生理的に受け付けない相手でもいいの? 酒乱でDV男でも良いの? そんなの生き地獄すぎるじゃない(笑)。
その点、初めから愛のある相手を選べば、時と共に恋心は薄れていくかもしれないけれど、その代わりに家族愛という別の愛情が芽生える可能性が高いんじゃないかしら。
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同じギャンブルでもリスクは前者より少ないわ。
お金は所詮、誰かが価値を定義づけたもの。
愛は私たちが、自由にその価値を定められるものよ。
そもそも比べること自体ナンセンスなのかも。
あなたはどう思う?

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