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【村重杏奈】「一日りんご1個の日もあった」過酷ダイエットを経て変わったボディメイクへの意識

2023.04.24

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自分に自信が持てなくて、毎日が楽しくないなんて日々から抜け出したい。あなたにとってのコンプレックスだって、誰かにとっては羨ましいところ。「自分らしく」がモットーのViViが切り取る可愛い瞬間が、誰かのモチベーションになるように……という思いから始まったグラビア企画『びびぐら』。第一弾には、元気いっぱいポジティブパーソンな村重杏奈ちゃんが登場♡ ダイエットの失敗経験から、自分の身体との向き合い方に大きな変化があったと実体験をたっぷり話してくれました。村重ちゃんの元気が伝播してくるインタビュー、スタート!

PROFILE
村重 杏奈(むらしげ・あんな)
1998年7月29日生まれ、山口出身。HKT48、KIv、AKB48チームNの元メンバー。2021年12月末にHKT48を卒業し、現在タレントとして活躍中。
消費されるグラビアではなく
「自分のためのグラビア」

ボディメイクへの意識が
変化したきっかけ

 ――ナチュラルな表情も魅力的な今回の『びびぐら・村重杏奈』。撮影にはどんな気持ちで臨みましたか?
今回、自分から脱ぎたい!、と言って実現したグラビア企画なんです。情報解禁後に、「今までで一番脱ぎました!」とファンの方々に報告したら、結構「大人にやらされたんじゃないか」と心配されたんですけど、昔太っていたような自分が、今こうしてViViという小さい頃からずっと見てきた雑誌に出られるようになったんだ、っていう嬉しさや達成感があって。そこから、ムック本を出せるようになったっていうのが、自分の中ですごく大きいんです。決して、誰かに一方的に消費されるためのグラビアではなく、自分のために脱いだ「自分のためのグラビア」という感覚でいます。

――MAX体重は62キロあったそうですが、どのように絞ったんですか?
ダイエットのきっかけになったのは、さっしー(指原莉乃さん)の卒業シングル。選抜入りがすごく久しぶりだったので、「やばい! デブじゃいられない!(笑)」と思って無理なダイエットしちゃったんですよ、一日りんご一個とか。

――えっ……! さすがに食べる量が少なすぎません!?
そうなんですよね。たしかに痩せたんですけど、顔色がすごく悪くなったし、メンタル面が弱っちゃって。リバウンドしないように気をつけていたものの、りんご一個の生活から抜け出したくても、りんご以外のものを食べると(りんご一個の時期と比べたら)どうしても太っちゃうじゃないですか?痩せたり太ったりを短期間で繰り返すぐらいだったら、時間をかけてちゃんと痩せようと思って、「数ヵ月後の自分がどうなりたいか」じゃなくて、「もっと大人になった時に自分のことを好きでいられる体型になれたらいいかな」ぐらいに意識が変わりました。

――それ以降は長いスパンで身体と向き合ってきたんですね。
はい、運動も当たり前のようにするようになりました。ランニングが好きなので、気分転換にジムに行って走ったり、福岡の大濠公園の周辺、一周2キロある道のりを3周走ったり。(HKT48の)公演終わりにも走りに行くこともありましたけど、疲れるかと思いきや逆にスッキリして気分が晴れて「次の日も頑張ろう!」と思えていました。

ViViグラビアマガジン『びびぐら・村重杏奈』講談社刊

ーー村重さんにとってはランニングは苦じゃなかったんですね。
自分に合ったダイエットだなと思っていました。その代わり、食事は人並みに気をつけるぐらいでした。定食やラーメン、ステーキを食べる日も。ただし、運動だけはちゃんとするっていうのは自分の中でルールはありました。あとは……お菓子も食べる量は一応気をつけていたかな。例えば、好きな人ができてデートに行ったはずなのに食事中に、「私食べられないんだよね」なんて言ったらよく分からない空気になっちゃうじゃないですか?そこまでぶれないストイックさはすごいけど、私はそうなりたくはないので、友達といる時は普通に食べる、がマイルールでした。

――肌のしっとり感も、村重ぼでぃの魅力の一つ。ボディケアルーティーンを教えてください!
私、あえて何もしないタイプです。高額な化粧水はあまり使っていなくて、最近はハトムギ化粧水をめちゃくちゃ塗りたくります。もう、べっちょべちょ!(笑)もう本当にべっちょべちょに塗って、お風呂上がりの一通りのスキンケアを終えた後も、何度も塗っています。リビングでテレビを見ているときも、途中で洗面所に行って塗り直して、またリビングに戻ってテレビ見て……を繰り返しています。パックしなくても、翌朝起きたら顔がモチモチ!って実感できると思う。

 

理想は理想、と割り切る重要性
「自分には無茶だったと気づいた」

 ――目指している質感やシルエットはありますか?
 私、トリンドル(玲奈)さんが昔から大好きで。ずっと自分のことトリンドルシゲって呼んでたんですけど(笑)、トリンドルさんにメイクや服の系統など全部寄せていたこともあるぐらいすっごい好きなんです! トリンドルさんが表紙のViViを複数冊買ったこともあります。結構ガチだったんですよ。毎月トリちゃん目的でViViを買っていたと言っても過言ではないぐらい、大好きだったんです!!!(ハイテンション)

ViViグラビアマガジン『びびぐら・村重杏奈』講談社刊

誌面越しからでも伝わる、あの白さやマシュマロ感、憧れました。憧れが強すぎて、実は、一回中学生の頃に無理なダイエットで体調を崩して……もうステージに立てないぐらいヨロヨロになったことがあります。そういう経験もあって、ダイエットから離れた時期があって、「そもそも自分の骨格では無茶だったんだなぁ」と気付きました。トリちゃんは骨格から華奢だけど私はしっかりした骨格だし、食べ物の好みや身体へのマインドも、まったく同じにはなれないからこそ、そこを目指して無理してダイエットをして自分を見失うよりかは、「(体型は)しょうがない! でも似てるところがあるんだったらそこを伸ばそう!」とうテンションで過ごしています。

でも、きっと無茶な理想像を目指している子ってたくさんいると思うんですよ。だからこそ、私みたいなタイプがいることで、「あ、シゲちゃんぐらいだったら」って軽い気持ちで、無理せず自分なりの理想ボディを目指してもらえたらいいなって思っています。みんなにとって真似しやすい存在になりたい!

 

村重的、ボディメイクの
絶対譲れないモットー!

ViViグラビアマガジン『びびぐら・村重杏奈』講談社刊

その1 心と身体が健康であること!

自分の心と身体が健康であることが何より一番だなって思いますね。例えば、ひとつバロメーターになると思うのは服。どんなに可愛い服を着ていたって、自分が無理してその服を着ているならそれは違うなとも思うし。人間って生まれ持った骨格とかあると思うし、私は例えばKPOPアイドルみたいなザ・華奢な服は全然似合わないんですよ。でもそれはもうしょうがないなって思っていて、どうしようも出来ないから、自分の骨格に合った身体作りをしていくのが一番なんじゃないかなって思いますね。

その2 バストはとにかく死守

 おっぱいは大事にしてました。絶対に落としたくなかったので、ランニングする時も結構きつめのスポブラを2個つけて完全固定!(笑)身体には良くないかもしれないんですけど、揺れると脂肪が燃焼してしまうから譲れないポイントでした。
保湿ケアもしっかり。お風呂あがりに、顔と腕や脚はコスパの良い化粧水で済ませることが多いけれど、バストだけはちょっとお高めの化粧水。脇から真ん中に向かってグッと寄せる、おっぱいマッサージも欠かさずに。就寝時には、ナイトブラで形をキープ。「ルルクシェル」のナイトブラが私的には合っていて、前側をかっちり閉められて、ホックの位置が3段階に分かれているんです。ギュっとしっかり締める時もあるし、寝苦しい時は緩めることもできる。脇肉が流れないようにしてくれるのでオススメです。

その3 お肌のための食事&メンタルケア

それこそ顔だけじゃなく、全身のお肌に食事とメンタルが繋がってくると思っていて。私の場合、仕事が超忙しくてご飯をあまり食べられない日と、気分が気持ち的に沈んでる日ってなんだか顔の毛穴が開いている感じがするんです。昔、無理なダイエットしていた時はおでこがものすごく荒れていて(泣)。結局、食事制限してどれだけ身体が細くなってもダメなんだなと思うようになって、肌にもすごく気を遣うようになりました。私が敏感なだけかもしれないけれど、「毛穴開いてるな〜」って思った時は大体スケジュールが詰まっているタイミング。自分の気持ち的にもピりついてるなぁ、みたいな。でも逆に、気になる好きピがいたり、仕事に充実感を感じていたりする時期は、毛穴が閉じるんですよ(笑)。友達との時間が充実している時もそう。美味しいご飯を食べに行ったり、きれいな景色を見たりっていう経験も大事。時には我慢やストイックな心も必要だと思いますけど、自分なりのバランスを見つけたいですよね。

 

INFORMATION
ViViグラビアマガジン
『びびぐら 村重杏奈』
誰かに消費されるために脱ぐのではなく、自分の身体をもっと好きになるために脱ぐグラビアムック・びびぐら第一弾。
¥2500(税込)/講談社
2022年11月5日発売

Model:Anna Murashige