イケメン / 月刊国宝級イケメン

【倉悠貴】大注目の“国宝級イケメン”俳優!「現場に行く交通費がなかった」過去も!?

2023.05.15

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はい

余裕のある“オトナ”とは……、自分の自信となる軸とは……。短所と長所が同居しつつ、日々もがき、奮闘する23歳の大注目の若手俳優。この連載の“本編”である半期に一度の「国宝級イケメンランキング」の座談会企画では、名物プロデューサーたちが口を揃えて、注目の俳優として「倉悠貴」の名前を出した。急成長を続け、周りの人間を魅了していく、そのアンビバレント(=相反する感情を同時に抱くこと)な気持ちと生態に迫ってみた。

なぜか日曜に肉を買って
ステーキを焼くということに
ハマっています

2019年1月クールのドラマでデビューして、4年が経ちました。当時はまだ友達の家に同居させてもらっていて、バイトしながら何とか食いつないでいた状態。

しばらくして居候からルームシェアにランクアップして、またしばらくして、やっと自分の部屋を借りることができました。でもまだまだ仕事は少なくて。お金がなくてガスを止められたり、現場に行く交通費がなくてどうしよう、みたいなことが続いていましたね。

少し軌道に乗ったかも、と感じられたのは、池田エライザさん監督の映画『夏、至るころ』(2020年12月公開)に主演させてもらった頃からです。その後、連続テレビ小説『おちょやん』が決まって。やっぱり朝ドラは反響が違いましたね。そうやってちょっとずつ、ちょっとずつ前進して、何とか今日まで来られたって感じです。

どんな俳優なのかと聞かれると、答えに困ってしまいますが……。いまは、大規模な作品の現場も好きですし、それこそ小人数で、みんなで撮影の流れを共有しながら丁寧に作っていく感じの現場も楽しい。両方に良さとおもしろさがあるなと感じます。

オフのときは、特に何もしていないんですよ。一人でスーパー行って料理したり、銭湯に行ったり。最近、日曜に牛肉を買ってステーキを焼く、というのにハマってるんです。

で、去年ある先輩俳優の方からワインについて教わったので、一緒にたしなむ。正直、味とか分かっていないので雰囲気なんですけど、今はそういう“日常生活”を楽しむのがリフレッシュになっている感じです。

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短所は死ぬほどあるけど
それを分かっているのが長所かも

最近は、人と分け隔てなく気軽に話せるようになりました。もともと“絡みたがり”なんですけど、一方で怖がりで。なかなか踏み込めないところがあったんですよね。

でも一昨年、9ヵ月ほどカナダで暮らしてから大きく変わりました。仕事ではあったんですけど、人生初めての海外一人暮らしで。しかも、撮影現場も生活も全部英語。英語力はゼロでしたけど、わりとすぐに日常会話ぐらいは話せるようになりました。

というのも、言葉が違うからこそ逆にコミュニケーションを取るのがラクだったというか。裏の意味とか分からないので、ノリで喋ることができたんですよね。あと、英語は敬語もないし、察してくれるとかもないので言わなきゃ何も伝わらないし。この経験のおかげで、帰国してからもわりと臆せず人と話せるようになったんです。

強いて言えば、それが今の僕の長所です。反対に短所は死ぬほどあります。普通にネガティブだし、自信ないし、すぐ落ち込むし。でもそういう短所を分かっていることが長所かも(笑)。

一番直したいのはサボり癖です。インスタの投稿が少ないのもなんですけど、日常生活でも洗濯とか食器洗いとかすぐ溜まっちゃう。やり始めるとハマるんですけど。多分、マルチタスクが苦手なんだと思う、ということにしておいてください(笑)。

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イケメン3ヵ条を教えて!

一、人に優しい
二、自信と余裕がある
三、腰が低い

「見ていて感じるのは、すごい人ほど礼儀正しいし、人に対して愛とリスペクトを持って生きているな、ということ。僕は人に優しくないし余裕もないけど、“腰が低い”だけはいい線いってるかな、と。でも分かんないですね、もしかしたら誰かには調子に乗ってると思われているかも……」

☆SELFIE☆

自分に自信をくれていた洋服
最近あまり買わなくなったんです

洋服が大好きで、ファッションは自分に自信をくれたものです。ハマったきっかけは、高校時代の友達が服好きで。それで大阪のアメリカ村によく行くようになったんですけど、アメ村には服好きたちのコミュニティがあるので、そこでいろんな人間関係ができて、バイトもするようになって。

そうしたらあるとき『MEN’S NON ーNO』のスナップ撮影が来て。僕も声をかけられて写真が雑誌に掲載されて、それを今の事務所の人が見てくれて現在に至る、という感じです。だから服という趣味がなかったら……

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PROFILE
倉悠貴 1999年12月19日生まれ。大阪府出身。2019年に『トレース~ 科捜研の男〜』で俳優デビュー。独特の世界観が多くのクリエイターを惹きつけ、映画、ドラマのオファーが絶えない。現在はドラマ『かしましめし』(テレビ東京)に出演中。

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