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【古川慎×西山宏太朗】推しが決められない!300人の個性的なキャラが集結『ハンドレッドノート』を徹底解説

2023.06.25

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講談社のプロジェクト『HUNDRED NOTE(ハンドレッドノート)』がついに2023年5月に始動! 個性溢れる100人の名探偵とその助手200人たちが繰り広げる謎解きミステリーは、 YouTubeアニメからリアルイベントまで、多岐にわたって展開されていくまさにビッグなプロジェクト。早速、メインキャストを務める声優の古川慎さんと西山宏太朗さんにワクワクする世界観やキャラの魅力、解きたい身近な謎までたっぷりとインタビューしてきました!

©KODANSHA LTD.

ハンドレッドノート」って?

新時代の名探偵プロジェクト
20XX年、物語の舞台は犯罪都市と呼ばれるようになったTOKYO CITY。この街の治安を守るのは、犯罪に対処するため設立された組織”ネスト”に所属する奇人・変人・悪人ばかりの100人の名探偵、そしてそれぞれの探偵を支える2人の記録者(レコーダー)たち。そんな3人一組のチームで構成された個性豊かな100の“ハウス”を最小捜査単位とし、「最高の頭脳」の称号を目指して謎を解き明かし、罪を暴いていく――。

斬新なストーリー企画のもと、2023年5月1日にYouTubeで初のコンテンツであるティザームービーが公開された話題のプロジェクト『ハンドレッドノート』。現在『ハンドレッドノート』の公式YouTubeチャンネルに加え、「ホークアイズ」「スワロウテイル」「スネイクピット」の3つのハウスのチャンネルも開設され、本格ミステリーが楽しめるアニメやショートムービーなど新たなコンテンツが続々と公開されています。まさに推しキャラだらけというこの企画は、今後YouTubeだけでなく漫画、朗読劇、リアルイベントまで幅広いコンテンツで展開されていく予定なので、今後も必見です!

メインキャストの古川さん・西山さんにインタビュー

「ホークアイズ」の名探偵・司波仁役の古川慎さんと、「スワロウテイル」の名探偵・恵美まどか役の西山宏太朗さんのお二人にインタビュー。「魅力的なキャラクターが多すぎて推しが決められない!」という人のために、お二人が演じるキャラクターの魅力、そして『ハンドレッドノート』という企画の見どころについても語り合ってもらいました!

古川慎さん

西山宏太朗さん

ワクワクが止まらない。
世界観と今後の広がりに期待大!!

――この作品はYouTubeアニメだけでなく、漫画や様々なイベントなど、今後幅広く展開されていく予定です。この壮大な企画を聞いたときはどう思われましたか?

西山 僕の場合は、まずは自分がミステリーをやらせていただける、っていうのが新鮮でした。これまでは日常会話的な作品への出演が多くてミステリーをやったことがなかったので。探偵ものの中心人物という役柄を任せていただけたのは初めてのことだったので、台本を見たときは「めっちゃ推理してる!」と感激して(笑)。恵美がリーダーシップをとって理路整然と喋るくだりを見て、「あ、今までにない引き出しを開けるときがきた」と感じましたし、そんなチャンスをいただけたことが嬉しかったです。

古川 僕は、まず「探偵ものだけど探偵が複数いて、それぞれの探偵にはチームとして助手がつきます」と作品の説明を受けました。さらに、YouTubeアニメに始まり朗読イベントなど様々な広がりを見据えています、ということも。そういう風にどんどん新鮮な情報が入ってきて、この先の展開も未知数だったので、とても面白そうな企画だなというのが最初の印象でした。
実際に収録してみて、これからどんな世界が広がっていくのか楽しみになったし、絶対に面白くなるだろうなと思ったので、そういったワクワク感を皆様にも感じていただけたら嬉しいです。

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ウチのハウスが一番!
自身のキャラクターとハウスの注目要素を解説

――探偵や助手たちそれぞれのキャラクターも魅力的ですが、スリーマンセルというハウスのチームワークも注目の要素です。まずはお二人が演じられているキャラクターと、それぞれのハウスの魅力について教えていただけますでしょうか。

ギャップにやられる恵美まどかの魅力と、まるで家族のようなハウス「スワロウテイル」

西山 僕が声を演じる「スワロウテイル」の名探偵・恵美まどかは、「普段は怠け者でとにかく寝ていたい」という人。プロフィール画像からしてパジャマを着ているという緩さなんですけど(笑)、これが事件を推理するとなると目の色がカッと変わる。突如鋭いまなざしで立ち向かっていくという、そのギャップがめちゃくちゃカッコいいんですよね。
ハウスとしては、「スワロウテイル」では普段は怠け者の恵美を、誠一と健三という記録者の2人がお母さんと弟のように引っ張ってくれているんです。誠一は怠け癖のある恵美の保護者を自任していて面倒見がよく、健三は恵美を神聖視して。まさに家族のような関係性で、バランスがとってもいいチームだと思います。

『ハンドレッドノート』スワロウテイル。(左から)神柴健三、恵美まどか、踏分誠一 ©KODANSHA LTD.

スワロウテイル〈ネスト序列17位〉
名探偵:恵美まどか(CV:西山宏太朗さん)視界を映像として保存しておける「記憶の天才」
記録者:踏分誠一(CV:安田陸矢さん)、神柴健三(CV:大野智敬さん)

クールに見えて実はアツい……司波仁の魅力と、ちょっとやんちゃなハウス「ホークアイズ」

古川 僕が演じる「ホークアイズ」の司波仁は基本的にクールな人間ですが、仲間がバカにされたりハウスのことになると非常に熱い部分が出てきたり、犯人を前を向かせるために一定の温情を見せる。そういったギャップが最大の魅力だと思います。
ハウスとしては、無気力な長男探偵に助手のパパとうるさい弟、みたいな関係性の組み合わせなので、西山君たちの「スワロウテイル」ハウスとはまた違った魅力があると思います。あちらはアットホーム過ぎるし、こちらはうるさ過ぎる気もするので、2つ合わせたらちょうどいいんじゃないかという気もしますが(笑)。

『ハンドレッドノート』ホークアイズ。(左から)物怪瑠衣、司波仁、枯柳枝道 ©KODANSHA LTD.

ホークアイズ〈ネスト序列21位〉
名探偵:司波仁(CV:古川慎さん)千里眼と呼ばれる「観察の天才」
記録者:物怪瑠衣(CV:梅田修一郎さん)、枯柳枝道(CV:笠間淳さん)

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ネタバレはOK?NO?
それぞれのミステリーの楽しみ方

――この企画は100人の探偵が登場するなど、ミステリー好きにはたまらないんじゃないかと思います。お二人はミステリーというジャンルについてどう感じていますか?

西山 僕はサスペンスとかホラーとか、先が分からない作品が大好きです。最近はSNSでの漫画の試し読みを見るとだいたい買っちゃうんです。良いところで読めなくなるから! 先が気になって我慢できなくて、結局全巻まとめ買いして一気見しちゃうというのをしょっちゅうやっています。どうにも未知の出来事があってそれを解決していく、みたいなのが大好きなので。

古川 僕も先が読めないのは好きですが、一方でネタバレOKな人でもあるんです。だから、結末を知ったうえで見ても全然楽しめるの。『ハリー・ポッター』の映画も、スネイプさんがどういう人か分かったうえで見ましたが、「最初はこういうふうに描かれているけど、実はこんな人なんだよね」という目線で楽しんでいました。

西山 今日初めて古川さんのことを敵だと思いました(笑)。僕は映画とかドラマの予告もなるべく見たくないくらいで。それがヒントになってしまうというか、鑑賞中に「予告で見たシーンだ」ってなっちゃうのが嫌で。逆に全部見終わった後に予告を見て、「ここってキーポイントだったんだ」とか分析するのが好きだったりするんですよね。漫画も、ページをめくると急に怖い絵が出てくることがあるじゃないですか。あそこでちゃんと驚きたいんですよ。「ひゃあ!」って。

古川 なるほどね(笑)。

探偵といえばやっぱり……

 ――ちなみに好きな探偵となると、誰かいらっしゃいますか?

古川 僕はシャーロック・ホームズですね。アニメでホームズの声を演じさせていただいたこともあり、ホームズを題材にした映画をいろいろ見てきたんです。どの作品のホームズもそれぞれ異なる魅力が表現されていて、やっぱりホームズってカッコいいし、愛されるべくして愛されている存在だなと。

西山 かっこいいですよね~。

古川 そういう意味で言うと、司波仁の推理はシャーロック・ホームズに近しい部分があるんです。状況をよく観察し推理を構築させるので、大概の事件は本編が始まって数分で彼の中では解けていることのほうが多いんです。まだ2話しか録っていないのでこの先どうなるかは分からないんですけどね(笑)。
でも今のところは、そういう推理能力も「コイツ、カッコいいな」と思ってもらえる部分じゃないかと思います。

西山 僕は探偵だと、東山紀之さんのドラマ『喰いタン』が大好きでしたね。

古川 懐かしい! “マイ箸”ね(笑)。

西山 ああいう、ちょっとした特殊能力で事件を解決していく作品はいつも面白く見ています。これは探偵じゃないですが『サイコメトラーEIJI』という作品があるじゃないですか。彼も特殊能力で事件を解決していくので、探偵に近いなと思いながら見ていました。能力系は単純に面白いし、自分もああなりたいなという憧れもあるんですよね。

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日常的に起きる”あの謎”について

―――では最後に、今お二人が解きたい謎をお聞かせください。

西山 ジャブ的なものを言ってもいいですか? 僕、いつも目薬をなくしちゃうんですよ。しかも花粉症の季節に¥2000もする高級なものを買ったら、そういうのに限って一瞬にして「どこに行った?」となる。リップクリームと目薬は絶対に泥棒がいると思います。

古川 それは本当に謎だね(笑)。 すっと解けない謎だ!

西山 なんで気に入っているものとか高級なものとかに限ってなくしちゃうんでしょうね。

古川 あれもそうじゃないですか、Bluetoothイヤフォンの左だけなくすとか。そういうのに限って、左でパワーオンするタイプのものだったりして。そうすると一生使えない右だけ残る、みたいな……。

西山 わかるー。でも僕、右をなくしたので同じもの買い直したら、今度はそれの左だけなくしたということがありました。古いものと新しいもので「左右揃った!」って、喜ばしくないのに謎にめっちゃ嬉しかったことがあります。

古川 何でもとっておくべきだね。僕の解きたい謎は、「なぜ寝る直前になって面白そうなサイトを見つけちゃうのか」です。僕はブルーライトカットメガネをかけて目が覚めることを防いでいるので、ついつい「大丈夫」と見てしまう。そうすると急に「消えたUFOの謎に迫る!」とか「2024年の予言最新版!」みたいな見出しが目に付いちゃって。あとは見る、調べる、あれもう3時だ寝なきゃ、みたいな……。ブルーライトカットメガネの意味がなくなってしまいますね(笑)。

西山 ブルーライトより記事の面白さが超えてきちゃうんだ(笑)。

二人の動画コメントを公開中!

インタビューの際に、古川慎さん・西山宏太朗さんから読者の皆様へのメッセージをいただきました!
改めて壮大な世界観へのワクワク感や、推しが決められない人へのアピールをする彼らのわちゃわちゃをお楽しみください(笑)。

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古川慎(ふるかわ まこと)
9月29日。熊本県出身。
主な出演作は「ワンパンマン」サイタマ役、「かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~」白銀御行役、「機動戦士ガンダム 水星の魔女」シャディク・ゼネリ役、「吸血鬼すぐ死ぬ」ロナルド役、「orange」須和弘人役、「刀剣乱舞-花丸-」大倶利伽羅役など。2020年第14回声優アワードで助演男優賞受賞。トイズファクトリー所属。

Twitter:https://twitter.com/M_Furukawa929
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西山宏太朗(にしやま こうたろう)
10月11日生まれ。神奈川県出身。
主な出演作は「RE-MAIN」岡栄太郎役、「メジャーセカンド」佐藤光/坂口光役、「A3!」皆木綴役、「アイドリッシュセブン」棗巳波役など。ラジオ、ナレーションなどでも幅広く活躍。81プロデュース所属。

Twitter:https://twitter.com/koutarotaro
INFORMATION
『ハンドレッドノート』
公式HP:https://hundrednote.com
■YouTubeチャンネルURL
全体:https://www.youtube.com/@hundrednote100
ホークアイズ:https://www.youtube.com/@HawkEyes-uk5do
スワロウテイル:https://www.youtube.com/@SwallowTail-cq1fd
■その他SNS
Twitter:https://twitter.com/hundrednote100
TikTok:https://www.tiktok.com/@hundrednote

【Makoto Furukawa】Styling:Yoshiaki Takayama Hair&Make-up:Mai Fukuda
【Koutaro Nishiyama】Styling:Toshihiro Muratome(Yolken) Hair&Make-up:Aki Text:Naoko Yamamoto