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人はなぜダイエットをする?「今の私じゃダメ」だと認識させる社会の情報に惑わされないで【花上惇連載#22】

2023.06.03

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皆さんこんにちは。花上惇(はなうえじゅん)です。一体私が何者なのかって? 私は、悩めるギャルズの駆け込み寺。普段SNSで活動しているラブリーでチャーミングな、今一番ホットなギャルよ(言うだけタダ)。現代社会を生きるやんごとなきギャルの私たちは、常日頃、世の荒波に揉まれながら人生をサバイブしているわよね。この連載では、普段エンパワーメントを発信している私が、これまでに出会った人物や作品、フレーズの中から、人生に影響を受けたものをpick upして、そこで思った考えをシェアしたいと思うの。

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突然現れる5月病という名の心のアレルギー

「休職なんて情けないよな」“5月病”という名の心のアレルギー反応は突然表れた【花上惇連載#21】

連載第22弾で取り上げるのは、特にこの時期に意識し始める「ダイエット」について、私の考えるダイエットとの向き合い方とともに、それでも痩せたいあなたへ、私が今年実践したダイエット方法を教えたいと思うの。

ダイエットで大切な事は、“自分が好きな自分”でいること

“美しくなりたい”という願望は、多くの人にとって永遠のテーマである。

大前提として“痩せているから美しい”わけではなく、“太っているから醜い”わけでもない。

イマドキこんな当たり前のことを、あえて主張する必要もないだろうが、人が体型にコンプレックスを抱く原因は、文字通り他者との比較である。

「夏までにマイナス◯kg!」といった広告をいたるところで目にする今の季節。無意識に今の自分のままではいけないと思わされるベースが社会には存在する。

それを見て、自分で静かに悟るパターンと、人に指摘されるパターンとどちらもあると思うが、大切なことは他人の評価ではない自分の体型が自分にとって身体的にもメンタル的にも快適であるか否か

スリム or グラマラス、どちらを選択するとしても、あくまでその主導権は自分が握っていなければならない

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自分好みの体型こそが真の健康体

スリムなあなたも、グラマラスなあなたも素敵なそれぞれの個性だから……という大前提のもと、「それでもやっぱり痩せたい!」という方に向けて、私のダイエットエピソードをお話するわ。

私はこの仕事を始めてから、スチール撮影などでカメラマンの方に写真を撮っていただく機会が増えたが、始めての撮影時にそのデータを確認した私は自分自身の姿に衝撃を受けた。

「あ、私ってこんなに太ってるんだ」

それまでは気がつかなかった(笑)。しかしそれと同時に、私は、自分が“スリムでいたい派”なのだと自覚した。

それからダイエットを始めたが、知識も全く無く、見よう見まねで過激なダイエットをしてしまった為、案の定続かなかった。逆にストレスで暴飲暴食を繰り返し、ダイエット開始時よりも太ってしまう始末。

そんな私は今年の3月下旬頃、とあるエステのオーナーの方と知り合い、お店に通い始めた。

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私が無理なく痩せたダイエット法

一般的には決して太っているわけではないかもしれないが、全身の肉付きがよくガッチリしており、顔もパンパンに膨らんでいた(笑)。

オーナーさんの知識はとても豊富で、通う回数を重ねる中で、普段の食事がいかに大切かということを学んだ。そしてその食事管理において、日々の小さな積み重ねがダイエットの成功につながるということも教わった。

すっかり感化された私は、まず日常的に飲んでいたカフェオレやミルクティーなどの甘い飲み物を止めた。なぜなら喉の渇きを潤すなら水で十分だからだ。それ以外の3食のメニューは以下の通り。

[朝]プレーンのヨーグルト(400g)にプロテイン(30g)を混ぜる。そこにカットしたバナナ(1本)と、グラノーラを少々。※プロテインを混ぜることで甘みが出る

[昼]青魚系の定食(ご飯少なめ)。足りない場合は冷奴や金平ごぼうなどの小鉢系を追加で食べてお腹を満たす。※鯖などの青魚は良質な脂が取れる(オメガ3)

[夜]プロテイン(30g)、豆腐そうめんに麺つゆ、納豆、溶き卵、キムチをミックス。

[その他]小腹が空いた際は、フルーツを食べたり、スープやサラダチキンでお腹を満たす。※我慢で空腹を乗り切らない

痩身エステに加え、この食生活を続けたことで約1ヶ月で4kgの減量に成功した。この時点で59kg。この食事メニューは、量を減らしたり、空腹を我慢しなければならないダイエットでは性に合わない私にとって、無理なく続けられるメニューだった

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しかし、その後しばらくこの食生活を継続したが、59kgから体重は大きく動かず停滞してしまった。この時、痩身エステや食事管理で痩せられる限界を感じた私は、大嫌いな運動を始める為に半泣きでジムに入会した。

週に4〜5日ほど、ウェイトトレーニング、有酸素運動、水泳、ボディーコンバットなど、その日の気分でメニューを変えながら通った。

その結果、停滞期から更に3kg減量し現在は56kg。つまり、トータル7kgの減量に成功したということ。

私は、自分は運動が嫌いだと思っていたが、体を動かし汗をかくことが気持ちいいことをはじめて知った。

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ダイエットとは心身ともに“なりたい自分”に近づくチャレンジ

身体が疲れているので寝つきも良く、不眠症が解消され、朝早く目が覚める。そのおかげで長く充実した1日を送ることができる。

鏡の前で引き締まっていく身体を毎日チェックする事と同じくらい、整う生活リズムにより自己肯定感も上がる

ダイエットを始めて変わったことは見た目だけではなかった。メンタルまで引き締まり、そして向上した。

ダイエットで大切な事は、“自分が好きな自分”でいること

それがスリムな自分でも、グラマラスな自分でも、あなたがそれを気に入っているかが重要だから。

私は今の私が一番好きと言える。

それは単純に痩せたからではなく、なりたい自分に近づく為にチャレンジできたからだと思っている。

シャツ、パンツ/@sublations_official ネックレス、イヤーカフ(シルバー)、リング/@heres_official その他/スタッフ私物

Profile

はなうえ じゅん 花上惇 SNS総フォロワー約50万人。ポジティブなマインドを発信するオリジナル動画がクセになると人気上昇中のインフルエンサー。独学で学び流暢に英語を話す姿にも反響がある。また2020年には『THEカラオケ★バトル』で優勝した経験も。Instagram   TikTok   YouTube   Twitter

Text&model: Jun Hanaue Photos: nae Styling: Itaru Araya Hair&make-up: Kanako Composition: Arisa Uchida

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