国宝級に美しい新婚カップルが拝めることで話題沸騰中のドラマ『王様に捧ぐ薬指』で、オタク気質の青年を熱演! 役柄に共感できる部分や自身の結婚観を語ってもらいました!
公私ともに“キング”より“いじられキャラ”がいい

──ドラマの放送が始まった直後から“ド貧乏シンデレラ”(橋本環奈)と“ツンデレ御曹司”(山田涼介)のテンポの良い掛け合いが話題になっていますが、三浦さんはどんな意気込みで役づくりをしていますか?
撮影現場で山田さんが神々しいオーラを放っているので、 『キングに憧れる社員』 である竹本の気持ちに共感しながら素直に演じることができています。
そこは役づくりが不要なのですが、 『二次元のキャラに恋をしている』 という設定は本来の僕にない要素だったので、事前に勉強してから撮影に挑みました。
──竹本の気持ちを理解するためにアニメをたくさん観たそうですね。気に入った作品キャラはありましたか?
竹本が好きな『五等分の花嫁』に僕もハマってしまいました。登場するキャラはそれぞれに魅力があるので推しを選ぶのは難しいのですが、リアルに付き合うことを考えたら四葉ですかね。僕も割と陽キャですし、明るい彼女とは波長が合うような気がします。
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──橋本さん、山田さんとは波長が合っていますか?
竹本はいつもちょっと変な言動をするのですが、共演シーンが多い橋本さんがゲラゲラ笑ってくれるので、僕も安心して演じることができるんですよ。
山田さんは僕の顔を見ながらニヤニヤしていることが多いです。たくさんイジってもらって、キングにおもちゃ扱いしてもらえたら本望です(笑)
──『王様に捧ぐ薬指』 は結婚がテーマのドラマですが、三浦さんが思い描く理想の夫婦像は?
お互いに家事も育児も頑張って、何事も一緒に取り組む関係が理想ですね。子どもを連れて自転車の練習をしたり、何気ない家族の思い出をたくさん作りたいです。
僕の父親(三浦知良)は遠征試合で家にいないことも多かったので、僕はなるべく一緒にいられる時間を積極的に作って奥さんをサポートしてあげたいです。
──三浦さんも“キング”のDNAを持っている人ですが、献身的な旦那さんになりたいんですね。

『王様に捧ぐ薬指』 わたなべ志穂の同名マンガをドラマ化。大好きな家族を守るべく結婚を選んだ"ド貧乏シンデレラ"羽田綾華(橋本環奈)と、業績不振の結婚式場「ラ・ブランシュ」を立て直すため、好きでもない女性との結婚を選んだ"ツンデレ御曹司"新田東郷(山田涼介)が繰り広げるラブコメディ。TBS系で毎週火曜22時より放送中。
三浦獠太 1997年9月5日生まれ。東京都出身。2019年にドラマ『グランメゾン東京』で俳優としてデビュー。近年の主な出演作はドラマ『未来への10カウント』『恋なんて、本気でやってどうするの?』『ブラック/クロウズ〜roppongi underground〜』、映画『彼女が好きなものは』『海の夜明けから真昼まで』など。
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Photos:Ryohei Obama Styling:Shogo Ito(sitor) Hair&Make-up:Emiy Interview & Text:Satoshi Asahara