物騒なタイトルを裏切らないスリリングな展開が魅力! Netflixドラマ『御手洗家、炎上する』で復讐心を燃やす主人公を熱演した永野芽郁さん。実際に心身がアツアツだったとか……!?
深刻な悩みはないけれど胃腸は炎上してるかも
――ドラマ『御手洗家、炎上する』の原作漫画は、国内外から映像化のオファーが殺到したという話題作。永野さんは読後にどんな感想を抱きましたか?
とにかく面白かったです。先の展開が読めないサスペンスの部分にハラハラするだけじゃなくて、悪い人に見える登場人物が隠している秘密にも考えさせられるものがあって、読み応えが抜群で。本当にページをめくる手が止まらなかったです。
――13年前、家屋が全焼したことをきっかけに家庭崩壊に陥ってしまった主人公の村田杏子は、事件の真相が隠された御手洗家に家事代行として潜入します。映像を見て、杏子の鬼気迫る表情に圧倒されてしまいました。
撮影現場ではただただ『絶対に秘密を暴いてやる』という強い気持ちを絶やさないように過ごしていましたね。杏子の復讐相手である真希子を演じた鈴木京香さんの迫力に後ずさりしそうな瞬間もありましたが、大先輩がお芝居で緊迫感を作ってくださったおかげで、私も集中して杏子になりきることができました。

ジャケット¥63800、パンツ¥46200/S&T(バウム・ウンド・ヘルガーテン) ボールイヤーカフ¥97900、ラウンドアシンメトリーイヤーカフ¥126500/プライマル トップス/スタイリスト私物 ●商品情報はViVi2023年9月号のものです。
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――休憩時間もなかなか気が休まらなかったのでは?
その反対ですね。今回、ケータリングコーナーがすごく豪華で、例えば朝からグラノーラや果物が並んでいたんですよ。ずっと撮影が続いて欲しいと思ったくらいです(笑)。
――作品のタイトルにちなんで、最近、頭の中が炎上するほどハマっている物事はありますか?
辛い食べ物です。最近はカレーばかり食べていますし、激辛ラーメンやチゲも大好きで。毎日のようにカプサイシンを摂取していたら汗をかきやすくなってしまって……少し困っています(笑)。
――頭の中というより、胃腸が炎上しちゃいますね。
そうですよね。でも一応……

Netflixシリーズ「御手洗家、炎上する」 作家・藤沢もやしが手掛けた人気コミックを映像化。代々病院を経営する裕福な一家・御手洗家に、主人公の村田杏子(永野芽郁)が家事代行として潜入し、13年前に起こった悲劇の復讐を果たそうとするサスペンス。鈴木京香、工藤阿須加、中川大志、恒松祐里など豪華キャストが集結。Netflixにて独占配信中。
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Photos:Michi Nakano Styling:Miho Okabe Hair&Make-up:Eriko Ishida Interview & Text:Satoshi Asahara