夏の終わりの今、思いっきり夏を満喫した分だけ肌や髪にはダメージが……。大きなトラブルとして現れてくる前に、あの手この手でしっかりリセットしておかなくちゃ! 今すぐできる、肌・ボディ・髪のダメージレスキュー法をたっぷりお届け!

肌も髪も
想像以上にトラブってる!?
夏ダメージ、完全復活計画!
髪もお顔もボディも!
\丸ごとちゃ〜んとケアしていこっ!/

トップス¥6600/STOCKS ●商品情報はViVi2023年10月号のものです。
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紫外線ダメージは
真っ赤に日焼けすること
だけではありません

ありとあらゆる肌トラブルの原因に!!

紫外線は、肌が赤くなるサンバーンや黒くなるサンタンを引き起こすだけではありません。乾燥やシミ・くすみのほか、真皮にも影響を及ぼして、シワやたるみなど肌の老化にもつながっていきます。(髙瀬先生、以下同)
角質細胞が整列して潤いで満たされた状態

健康な肌は角質細胞がレンガ状に並び、その隙間をセラミドなどの細胞間脂質が埋めている。また角質細胞内の天然保湿因子や肌表面の皮脂膜も十分保たれ、バリア機能も万全。
紫外線を浴びると……
角質がたまりやすくメラニンも蓄積

紫外線を浴びるとターンオーバーが促され、角質細胞が未成熟なまま育って乾燥した細胞に。一方で古い角質はたまりやすくなり、メラニン生成が活発になってメラニンが蓄積。
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過酷な暑さは肌トラブルのおおもと

気温が高くなると体温を下げるために発汗が促され、同時に皮脂の分泌も活発に。それが毛穴詰まりやベタつきにつながります。また、汗が蒸発する時に肌の潤いも一緒に奪ってしまうため、乾燥も進みます。
\でもUVケアしてたし/

UVケアが不十分だとダメージのリスク大
日焼け止めは2〜3時間おきに塗り直しが必要。また、曇りの日や室内はもちろん、日傘をさしても反射する紫外線の影響を受けるので、ケアの仕方によってはダメージの可能性が出てきます。
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夏のやりがちライフスタイルも
ダメージ大!
こんなことやりがち!
◻︎メイクしたまま寝落ち
◻︎ベタつくから顔も体もゴシゴシ洗い
◻︎毎日お風呂でムダ毛処理
◻︎クーラーが効いていても薄着
◻︎冷たい飲み物&サラダでダイエット
◻︎毎日寝る時間も起きる時間もバラッバラ
これらのことも肌に大打撃!
トラブルを呼びます

ケア不足や雑なケア、冷たいものを食べる&飲む、運動不足、睡眠不足など、夏にやりがちな習慣やライフスタイルも肌トラブルの原因に。夏休み中にケアを怠ったり生活習慣が乱れていた人は要注意!
“夏だから仕方ない”はNG!
\正しいケアでセルフらぶ♡ してこ!/

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肌だけじゃない髪にも悪影響
紫外線ダメージは、髪や頭皮にも影響あり。髪では、短期的には乾燥や色落ち、長期的にはうねりの原因に。頭皮ではくすみやシミ、シワ、たるみなどにつながり、シワやたるみは必ず顔にも影響を及ぼします。
放置すればダメージ増!
印象も細胞も老けます!

夏ダメージは、くすみや乾燥によるシワっぽさ、髪のパサつきなど、まず見た目として老けた印象に。放置することでダメージが拡大し、実際に老化も進んでしまうので、早めにケアすることが大事!
髪きほんのき

髪は3層構造になっていて、中心にメデュラ、そのまわりにコルテックスがあり、外側をキューティクルが覆っている。髪の成分であるケラチンは55℃以上で変性するため、髪は熱で傷んでしまう。

紫外線やカラー、アイロンの繰り返し使用などでダメージを受けると、キューティクルが乱れ手触りやツヤが低下。髪の内部にもダメージが及んでいく。
疑問1
髪は死んだ細胞なのにケアが必要なの??
細胞は死んでいるので『再生』はできませんが、内部を補修したり表面をコートすることで、手触りやツヤなど質感をよくすることは可能。
疑問2
紫外線以外のダメージって??
特に、髪が育つ土壌である頭皮は紫外線以外のダメージにも注意が必要。エアコンの乾燥、皮脂による毛穴詰まりや炎症などに気をつけて。
\“即ケア”が鉄則!!/

シャツ¥26400/H3O ファッションビュロー(KLOSET) ●商品情報はViVi2023年10月号のものです。
photos:Katsuhiko Hanamura(model),Akiko Mizuno(still) hair&make-up:Kanako styling:Ruri Matsui model:Lina Arashi(ViVi exclusive) text:Hiroe Miyashita illustration:murayoko composition:Masami Oguma