急にポツンとできる突発ニキビに悩む人も、つねにニキビができてるニキビ肌の人も、いいかげん、ニキビと決別したいと思ってませんか? 平成の終わりとともにニキビにもサヨナラすべく、ViVi世代のニキビ悩み対策“決定版”をお届け! 一度できてしまったニキビを跡に残さずキレイに改善できるかどうかは、ズバリ、ケア次第できるだけ”早く”、かつ“正しく”ケアをすることで、ニキビの改善率は確実にUPします!
なぜ、そのニキビはできたのか?
ターンオーバーの乱れ
汚れが毛穴に残る
冷えで代謝が下がる
「ニキビ発生の条件は、①過剰な皮脂、②毛穴づまり、③アクネ菌(ニキビ菌)の3つが揃うこと。では、脂性肌じゃないのに突然ニキビができるのはなぜかというと、冷えや運動不足で代謝が落ちてターンオーバーが遅れ、より角質がたまりやすくなることが考えられます。皮脂や角質のケアに加えて代謝UPも心がけて」(髙瀬先生)
ニキビが出来たら、やってはダメなこと
刺激物を食べない!
胃腸を刺激する辛い食べ物やカフェイン、皮脂分泌を促す油ものや甘いものは、ニキビを悪化させるので×。
つぶさない!触らない!
ニキビをつぶすのは跡になりやすいためNG。また雑菌が入るとニキビが悪化するため、触らないように!
ニキビパッチの貼りっぱなし禁止‼
パッチにはいい面もあるけれど、貼りっぱなしにすると空気を遮断してしまい、ニキビ菌が増殖する原因に。
マスクで隠さない
ニキビを隠すためにマスクをすることで、ニキビに空気が触れにくくなり、これも、ニキビ菌の増殖を招く危険性が!
全顔さっぱりケアはNG‼
突発ニキビは肌の乾燥でもできる可能性が。ニキビ部分はさっぱりケアしつつ、他の部分はしっかり保湿を!
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ポツンとニキビができたら、やるべきこと
ニキビ部分だけ皮脂オフ力の高い洗顔料で洗う
ニキビのエサになる皮脂は洗顔で除去。全体はいつも通りに洗い、ニキビ部分だけ皮脂オフ洗顔を。

左・つっぱり感なく毛穴に残った皮脂や汚れが即スッキリ。肌極 はだきわみ つるすべ素肌洗顔料 0.4g×32包 ¥1400(編集部調べ)/コーセー 右・ビタC×酵素で皮脂づまり一掃。ニキビにつながる毛穴トラブルに対応。オバジC 酵素洗顔パウダー 0.4g×30個 ¥1800/ロート製薬
病院で診断を受ける
ニキビを悪化させない&早く治すには、クリニックに頼るのが確実でおすすめ。ニキビ1個だけでも診察してくれるので安心して皮膚科へ!
入浴や適度な運動で代謝を上げる!
代謝が落ちたままでは、またターンオーバーが乱れて角質がたまりやすくなってしまうので、体を温める入浴や運動で代謝UPをはかって。
ニキビ用塗り薬で消炎!
進化している市販のニキビ薬。使わないのはもったいない! 「医薬品」表示のあるもので、ニキビを殺菌し炎症を抑えよう。

上・炎症ニキビをもとから治す、抗炎症&殺菌のW効果。イハダアクネキュアクリーム 26g ¥1100(第2類医薬品)/資生堂薬品 下・大人ニキビや吹き出物をケア。透明に変わるクリームだから目立たない。ペア アクネクリームW 24g¥1450(第2類医薬品)/ライオン
カバーするならパウダーで!
ニキビ菌は空気に触れていると増殖しにくいので、ファンデを塗るなら通気性のあるパウダーを選択。

左・不要な皮脂だけ選択して吸着。クリアパウダーファンデーション SPF15 ・PA+ 全3色 各¥2496/オルビス 右・調子の悪い肌にもしっかり密着、ケア+補整。dプログラム 薬用 スキンケアファンデーション(パウダリー)SPF17・PA++
全5色 各¥3800(医薬部外品)/資生堂インターナショナル
決まった時間に寝る! 夜更かし厳禁!!
睡眠も理想の肌状態をつくるうえで欠かせないもの。毎日なるべく決まった時刻に、7~8時間の睡眠を!
週2で角質ケア
古い角質をためこまないために、週2回ほど角質ケアをプラス。ふき取りタイプなどの、ハードじゃないアイテムを選んで。

左・必要なうるおいを奪わない、肌にやさしい弱酸性。ピーリングミルク N 125ml ¥1300/エテュセ 右・岩手県釜石の天然水を使用した角質ケア化粧水。古い角質をマイルドにオフ。天然うるおい成分も配合。クリアケア拭き取り化粧水 200ml ¥1380/無印良品池袋西武
わかりやすいスキンケア解説が人気の美人ドクター。著書『ゆる美容事典』(講談社)も好評。
ニキビができたら、慌てず潰さず、丁寧に取り扱いましょう!
▼スキンケアシリーズ、過去の記事はこちら
photos:Kenji Nakazato(model), Yasuhiro Ito(still) hair&make-up:Yukari Hayashi/ROI styling:Nozomi Kobayashi model:Eri Tachibana(ViVi exclusive) text:Hiroe Miyashita composition:Masami Oguma