イケメン

基本甘えん坊。彼女は地元のラーメン屋に連れて行きたい。岡田健史の一途な恋愛論

2019.07.04

5月にハタチになり、6月にはLAと日本で撮りおろしたファースト写真集を発売した岡田健史さん。上京して、二度目の夏を迎える。この一年で、彼を囲む景色は一変したけれど、心の一途さは変わらない。家族への愛、芝居への愛、スタッフへの愛――。健史くんから語られる“愛” の数々は、その未来の、一途すぎる恋を想像させる。仕事に没頭する彼が、20歳の恋愛観を語る。

いつか彼女ができたら……

いつか彼女ができたら、連れて行きたい場所がある。地元・福岡のラーメン屋さん。小さい頃から、ずっと通っているという。

「地元に帰るたびに、必ず立ち寄ります。僕は最高に美味しいと思っているので、好きになった人には、ぜひそれを食べてもらいたいんです。あ……でも、東京で出会った仕事関係の方と一緒に福岡に行くことがあれば、そのときも、そこのラーメン屋さんに連れて行きたいなと思いますね。あとは、福岡で撮るドラマのスタッフさんとかも連れて行けたらいいな……。それが、今の僕にできる最大のおもてなしなので」

等身大の岡田健史くん

俳優になるべく上京して、1年が経つ。健史くんは、この間、20歳になった。

肩書は俳優だし、名前も顔も広く認知された今は、もう立派な芸能人だけれど、いわゆる芸能人ぽさがない。気取らないし、背伸びもしないし、カッコつけないし、自分を大きく見せようとすることもない。でも、そんな“等身大”の健史くんには、いい意味でスケール感がある。彼ならきっと、大きな何かを摑めるような、そんな予感がする。なぜなら、一つ一つの発言から溢れる思いが、とてつもなく一途だからだ。

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寂しさを感じる時間がほどんどない

8歳で野球にのめり込んだ。中学を卒業し、県外の高校に進学してから寮生活を始めてからも、野球に夢中になるあまり、ホームシックになる暇さえなかった。そして20歳の今は、俳優という仕事に夢中だ。

「15歳でホームシックにならなかった……とはいえ、基本的には自分は甘えん坊だと思います。あの……男の子は誰でも甘えん坊なんですよ、多分(笑)。今も、ふとした瞬間に、地元や家族が恋しくなったりすることもあります。でも、そういう弱い部分は、人には見せないです。家に一人でいて、寂しくなったら? ……身体を動かしたりして、気を紛らわせます。でも、そもそも、俳優としてもまだまだ分からないことだらけで、学ぶべきことが山積みなので、普段から、寂しさを感じる時間がほとんどないんです。常に夢中になるものに出会えていることは、ラッキーだなと思います」

健史くんの声はお父さんにそっくり

健史くんの穏やかな声は、どうやら福岡にいるお父さんの声にそっくりらしい。家の電話に出ると、お父さんと間違えて話が勝手に進んでしまうことがよくあった。そのたびに、「息子だよ」と言って会話を遮らなければならなかったそうだ。ちなみに、顔のパーツはお母さん似で、骨格はお父さん似なんだとか。

相手がいいと思ったものは何でも受け入れたい

「今はこだわりませんが、小さい頃は、ショートカットの女の子が好きだったんです。それは、母がショートカットだったせいかもしれないって、今になって思います。よく、娘は父親に似た人を好きになって、息子は母親に似た人に惹かれやすいなんて言いますけど、僕も、それに当てはまる時期があったのかもしれない(笑)。今は、その人に似合っていればどんな髪型でもいいです。ファッションも
そうですね。特に好きになった人であれば、すべての前提に“好き”って気持ちがあると思う。だから、相手がいいと思ったものは何でも受け入れたい。それぞれに大事にしている趣味とか好みってあるじゃないですか。それを否定したくはないですね。それに僕、ファッションにはまだまだ疎いので……」

と言いながら、突然、「あ、でも女性のメイクや髪型の変化には敏感かもしれない。メイクや髪型を変えたら、すぐ気づきます」と、少しだけ誇らしげになった。

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わりと周りの人のことをみている方

「女性のメイクそのものは、薄いか濃いかぐらいしか区別がつかないんですが(笑)、普段いつも接している人が、口紅やアイシャドウの色を変えたりすると、『あ、変えたな』ってわかります。小さい頃も、母がオシャレしているのを見て、『あ、これは大事な行事なんだ』って思ったりしていたので、観察とまではいかないですが、わりと周りの人のことを見ている方なのかもしれないです」

本人は無自覚かもしれないが、その観察眼も俳優としては大きな武器になる。人に対して興味を持つことは、演じる上で大前提となるからだ。“人気者になりたい”よりも、“有名になりたい”よりも、“いろんな感情を経験した”くて、俳優の道を選んだ健史くんは、そのせいか、あまり芸能人らしい欲はない。「贅沢がしたい」とか、「美味しいものを食べたい」とか、そういうことを言わない。「最近、何かハマった食べ物は?」と聞くと、「それが、ないんです。でもこれじゃ、面白くないですよね」と困った顔をした。

「あ、でも今ポンと浮かんだのは、インスタントのお茶漬けです(笑)。昨日、夜のストレッチが終わって、普段ならスポーツニュースを見る時間帯に、いきなりお茶漬けが食べたくなって。近くのスーパーに行ったら閉まっていたので、コンビニに寄ってみたら、僕の好きなお茶漬けの素が、あったんです! なので無事、お茶漬けにありつけて、良かったです(笑)。一瞬ではありますけど、とにかく昨日は、めっちゃお茶漬けにハマりました。……こんな答えで大丈夫ですか?」

健史くんの語るエピソードは、とても日常的だけれども、だからこそ誰もが共感できる。そして同時に、彼がお茶漬けを食べた時の、嬉しそうな顔が浮かんでくる。困ったり、驚いたり、喜んだり。ささやかかもしれないけれど、その一つ一つの感情に嘘がない。

彼女には自分の家族に会ってもらいたい

いつか彼女ができたら――。地元で連れて行きたい場所は、大好きなラーメン屋さんだけじゃない。

「見せたい景色もありますけど、それより何より、やっぱり実家です。自分の家族に会ってもらいたいし、僕も、その大好きな人の家族に会いたいです。古風だって思われるかもしれないけれど、好きな人とはずっと一緒にいたいし、家族になりたいと思うはずだから」

一途になることしかできない不器用な彼。この先、健史くんはどんな人と出会い、どんな人を愛するのだろう。その恋心は当面、芝居に向かいそうだけれど。

PROFILE
岡田健史
1999年5月12日生まれ。福岡県出身。180㎝、O型。2018年10月スタートのTBS火曜ドラマ「中学聖日記」で鮮烈デビュー。7月19日放送予定のFBS福岡放送開局50周年記念スペシャルドラマ「博多弁の女の子はかわいいと思いませんか?」に主演する。タケダ「アリナミンメディカルバランス」、「イオンのほけん相談」のCMも放送中。
INFORMATION
岡田健史 1st写真集 『鼓動』 LAと日本で撮りおろしたファースト写真集『鼓動』は、5月にハタチになったばかりの岡田健史の、少年のあどけなさ、青年の清々しさ、そして大人のセクシーさをたっぷりと詰め込んだ一冊に。ぜひお見逃しなく。『鼓動』¥2000/講談社

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Photos:Mariko Kobayashi Styling:Ayato Tomida Hair&Make-up:kohey Interview&Text:Yoko Kikuchi