イケメン

ファンキーな父とやんちゃな兄。まだ知らない”本当の神尾楓珠”とは

2019.07.07

一度見たら忘れられない、鋭い眼差し──。ViVi恒例「国宝級イケメンランキング2019年上半期」のNEXT部門に突如現れた新星、神尾楓珠。ミステリアスで儚い外見とは裏腹に、実際の彼はよくしゃべり、よく笑った。5分でササッとヘアメイクを終え、カメラの前にふらりと立つ。瑞々しい透明感、そしてその中に写し出される底知れない何か。私たちがまだ知らない、“本当の神尾楓珠”とは?

“国宝級イケメン” の称号にはニヤニヤしちゃう

国宝級イケメンにランクインして、高校の同級生からLINEが来ました。でも、男からだけですよ。女子からは全く来ない(笑)。みなさんが言ってくださる褒め言葉は、全部聞き流すようにしてるんです。もちろん、うれしいですよ! でも、真に受けちゃうとずっとニヤニヤしちゃうじゃないですか? まして「美しい」なんて、照れもあるし、“俺なんか”って思いもありますし……、こうやって取り上げていただける今の状況を、あまり気にしないようにしているんです。暇なときにエゴサをすることもありますが、何を見ても、「こういう風に言われてるんだ〜」で、終わり。良いことも悪いことも、ただただ無心で受け止めています。悪いことが書かれていると、ちょっとムカついちゃうけど(笑)、それを引きずったりはしません。

“若手イケメン枠”を超えていきたい。

僕、ミステリアスですか? そういう顔立ちなだけで、実際の僕にミステリアスな部分なんて、一切ありません。だけど俳優としては、“ミステリアスな見た目”を利用できるなら、それも利用していきたいと思っています。正直、自分の容姿について、もしこの顔じゃなかったら……とか、何も考えたことがないんです。だって、こう生まれちゃったんだからどうしようもないから(笑)。もしイケメン俳優はこういう作品に出て、こういう役をして……っていう暗黙のルールがあったとしても、それを辿る必要はないなって。僕、“イケメン役”だけではいたくないし、“若手イケメン枠”を超えていきたいんです。

ファンキーな父とやんちゃな兄。家では無口な僕。

楓珠くんは一体、どんな子供だったのだろう? 「最近、お父さんから子供の頃の写真が送られてきたんですけど、見ますか?」そう言って渡してくれたスマホ画面には、クリッとした瞳が可愛い金髪( !!)の楓珠くんが写っていた。

「父がファンキーな人で、勝手に染めたみたいです(笑)。過去のことはあんまり覚えてないけど、昔から家では寡黙キャラでした。年子の兄がけっこうしゃべるタイプで、兄と同じが嫌だったんです。でも、決して仲が悪いわけではないですよ! ドラマ『アンナチュラル』でいじめられっ子を演じたときには、“本当に死んじゃったかと思った”とLINEが来たし、冤罪で捕まってしまう役の『シグナル』のときには、“絶対捕まるなよ!”と応援してくれました(笑)」

「将来はサラリーマンになると思っていた」と話す楓珠少年が俳優を志したとき、そのことを唯一伝えたのは、母親だった。それも「オーディションに受かっちゃえば、後からは何も言われないかなって(笑)」と、事後報告。「こんなに続くとは思ってなかったのか、母は“あぁ、そう”くらいの反応でした。両親とも干渉しないタイプですが、母は“筋肉をつけた方がいいんじゃない?”とか、時々痛いところを突いてくる。そうすると僕も、“そういう役が来たらやるから!”と強く言い返しちゃう。家族の中で一番仲良しなのは父で、しょっちゅうLINEもしますし、今日の私服は父からもらったもの。そういえば昔、朝4時にいきなり“カブトムシ捕りに行くぞ!”って起こされたことを、今思い出しました。ファンキーだけど、仕事はめちゃくちゃできる、父はそんな人です。お兄ちゃんもやんちゃだから、僕が家族で一番落ち着いてるかもしれないですね(笑)」

楓珠くんが楽しそうに語る“神尾家”には、7歳年下の妹もいる。それはまた次回、話してもらおう。

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めんどくさがりでゆるい自由人

「めんどくさがり・ゆるい・自由人」、楓珠くんは、自分の性格をこう表した。

「結構なめんどくさがりで、あまり物事に執着しないタイプ。たとえば、ゲームをやっても勝ちたいと思ったことは一度もないんです。でも、不思議なことに芝居では誰にも負けたくない。僕が熱くなるのは芝居だけ。同世代の俳優が出てる作品を見ると、なんか悔しいなって気持ちになります」

2つ目にあげた“ゆるさ”も芝居のためだと言う。

「“ゆるい”と“めんどくさがり”は、ただ何もしたくないから(笑)。芝居で100%出し切るため、体力を温存してるんです(笑)。普段の僕と芝居中の僕は、全然違うと思いますよ」

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自分の感性を信じてる

俳優の道を選んで5年。19歳の頃に出会ったドラマ『恋のツキ』では、リアルなラブシーンにも体当たりで挑戦した。

「自分の殻を破れた、めちゃくちゃ大きな作品。かなり際どいシーンもあったので、それ以来NGがない俳優だと思われているかもしれません(笑)。でも、それでイイ。どんな作品のどんな役だって、演じてみたい。自分の感性を信じているから、周りに何を言われても揺るがないんです。 自信があるってわけではないけど、何が必要で何が不要かのジャッジは、すごくはっきりしてると思います。もしそれで道を間違えて後悔することになっても、またそこで考えればいい。周りに流されないって意味で、僕は“自由人”なんだと思う」

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まだ本当の恋を知らないのかも

話を聞けば聞くほど、頭は“芝居”のことでいっぱいの様子。もしかして恋愛のコトなんて考えている暇もない?

「いやいや! 『3年A組』の撮影中も、“誰々が可愛い”なんて高校生男子みたいな会話をしてましたよ(笑)。でも、友達には“本気で人を好きになったことナイでしょ”って言われます。恋愛経験がナイわけじゃないけど、まだ出会ってないのかもしれないって、自分でも思います。惹かれるのは、人前では素を見せないけど、自分にだけはちょっと悪い部分も見せてくれるような子。もし可愛い子が僕だけに普段とは違う一面を見せてくれたら間違いなくコロッといっちゃいますね。僕けっこうチョロいんで(笑)」

そう照れながら語り、少し赤くなった。

PROFILE
神尾楓珠
’99年1月21日生まれ。東京都出身。’15年俳優デビュー。ドラマ『3年A組-今から皆さんは、人質です-』に出演し、注目度が急上昇。
7月14日放送開始のドラマ『HiGH&LOW THE WORST EPISODE.O』ほか、10月4日公開の映画『HiGH&LOW THE WORST』にも出演決定。NET ViViでは連載「もしもふうじゅ」を毎月配信中。
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Model/Fuju Kamio Photos/Sodai Yokoyama Hair&Make-up/Sayoko Yoshizaki(io) Styling/Waku Iwakawa Composition/Noriko Yoshii