大ヒット映画の続編『ペット2』がこの夏公開決定! 第1作に続いて声優を務めるバナナマンのお二人。映画の見どころとともに、ViVi読者へのメッセージもいただきました!
ペットが飼いたくなり、家族会議をした!
飼い主は知らない、ペットたちの留守中の姿を描いて大ヒットした映画『ペット』。メインキャラクターとなる、ちょっと気が小さいテリア犬・マックスと、相棒のモジャモジャ大型雑種犬・デュークの声を、バナナマンのお二人が務めたことでも話題になりました。そしてこの夏、続編の『ペット2』が再び日本に上陸することに!
設楽さん「マックスは今回はいろいろ忙しいんです。ノイローゼ気味になったりアクティブになったり、ナレーションもしたり。いろんな心情を声で表現しなくてはいけないので、なかなか苦労しましたね。」
日村さん「デュークのほうは、今作ではすっかり穏やかになっていて。マックスをじーっと見守って、『うん』とか『そうだね』とか絶妙なタイミングでひと言だけ発することが多いんですよ。簡単そうでいて、実は高度なカウンター技術を問われるので、1作目のときより難しく感じましたね。」
設楽さん「いやいや、日村さんはすごい上手ですよ。もうデュークそのものです。毛が生えていてもおかしくない(笑)」
映画には他にも、厳格な農場犬のルースターやぶっ飛んだウサギのスノーボール、ツンデレ猫のクロエなど様々なペットが登場します。これだけキュートな動物たちを見ていると、ご自分でも飼いたくなりませんか?
設楽さん「実際飼いたくて、家族会議をしたんですよ。でも意見がまとまらない。僕はマックスと運命的な出会いをしたので、マックスの犬種であるジャック・ラッセル・テリアを飼いたいんですけど、とにかくやんちゃで飼うのが大変らしくて。話し合って断念したんです……。」
日村さん「マックスもかわいいし、今回初登場するルースターみたいな牧羊犬もいいなと思うんですけど、やっぱりデュークかな。それで映画のシーンにもあったみたいに、一緒にドライブしたいですね。」
設楽さん「でも日村さんの奥さんは大変ですよね、デュークを2匹連れていくって。」
日村さん「いやいや……。」
ギャラが500円の時代も不思議と不安はなかった
売れっ子お笑いコンビとして多数のレギュラー番組を持つ他、毎夏開催している単独ライブのチケットは、入手困難と言われるほどの人気ぶり。お二人のように真の実力をつけるには、ViVi世代の頃に何をしておくと良いのでしょう!?
日村さん「ViVi読者さんて20歳前後ですか? ちょうど僕らがコンビを組んで一緒に活動し始めた頃ですね。」
設楽さん「その頃はライブの出演料が500円で、2人で分けて、交通費を払ってジュースでも飲んだ日には足が出る、というような毎日でしたね。でも不思議と不安はなくて、向かうべきところに向かっている感覚はありました。進むべき本線を見極めて、あとは何となくその流れのほうに寄って行っているうちに、気づけば今こうなっていた感じですかね。」
日村さん「まさにその通りだな〜。恋愛も同じで、若いときって自分らしさを主張したいと思うんですけど、ずっと良い関係を築きたいならある程度“寄せて行く”ことが大事だと思いますよ」

かつて飼い主のケイティ(声・佐藤栞里)の寵愛を巡り対立したマックス(設楽統)とデューク(日村勇紀)も、今やすっかり仲良しに。ある日、一家は農場旅行へ。そこでマックスは、弱きを助ける厳格な農場犬・ルースターと出会い成長していく。一方で、ペット仲間たちにはそれぞれのトラブルが起こり……。7/26より全国公開。 © Universal Studios.
撮影/tAiki ヘア&メイク/勝部絵理奈 (Ant ) スタイリスト/渡辺光 取材・文/山本奈緒子