エンタメ

苦労と努力で今がある。まだ誰も知らない、谷まりあのすべて

2019.07.29

まりあは自分のこれまでを“シンデレラストーリーじゃない”と言うけれど、意外とピッタリな言葉かもしれない。それは生まれながらのプリンセスじゃなく、物語のシンデレラのように逆境を努力で乗り越えて、キラキラ輝く自分をつくってきたから。まだ誰も知らない、仕事、恋、夢、ViViのこと……、谷まりあのイマを語り尽くしてもらいました。

それなりに苦労と努力をしてきた

シンデレラストーリーなんて言われるけど、ViViモデルになれたのも、大学を卒業したのも、全部それなりに苦労してきたから。努力をしてきた自信があるの。だから、私にしか伝えられないことがあると思うし、「語るまりあ」って聞いたとき、これはチャンスだと思った。

自分がやったことが誰かの励みになるってすごい

早稲田大卒のViViモデル。才色兼備で、誰もが憧れる存在のまりあだけど、本人は決してそんな風には思っていない。まずは今に至るまでの、“これまでのコト”からまりあは語りはじめた。

「実はね、芸能活動をはじめたのは中学生の頃なの。だけど知名度もなかったし、高校卒業と同時に芸能の道は諦めようと思って。だから受験勉強をはじめた時は、もうモデルもタレントも引退して、大学に行くしかなかった。アナウンサーになりたいな〜なんて、別の道も考えてて。でも浪人生の頃にViVi nightへ行ったら、たまたま今の事務所にスカウトされたんだよね。その頃、勉強の息抜きにやってたインスタのフォロワー数も、こだわって更新してたら徐々に増えはじめて。インスタでは浪人生ってことを言ってなかったから、“早稲田に受かりました”って投稿した時に、“希望をもらいました”とか、思ってもみなかったDMがたくさん来たの。すごく嬉しかったな〜! だって自分がやったことが誰かの励みになるってすごくない? そんな幸せなことってある? 芸能活動をまたやろうと思えたのは、そんな風に誰かをHAPPYに出来たらイイなって気持ちからなんだよね」

自分が頑張ってきたことが武器になって、今の自分につながった

予想外のチャンスがやってきて、仕事と勉強の両立がスタート。大学に入学するや否や、ViVi専属モデルと『世界の果てまでイッテQ!』への出演が同時に決まり、ジェットコースターのような4年間が始まった。そして4月に大学を卒業――。今の気持ちを「すごくポジティブになった!」と明るく続ける。

「大学を卒業してから、すっごく変わった! 仕事と勉強の両立が当たり前だったから、それを苦とも思ってなかったけど、卒業式が終わったら、なんだかすごくホっとして。それに、これからは全部自分で頑張っていこう!って、仕事をさらに楽しめるようになったの。楽になったわけではないけど、余裕ができたのかな。今は、すごくポジティブな気持ちで溢れてる! これまで何度も挫折してきたし、苦しんで苦しんで、もうやっていけないって思ったこともあった。でもね、結果的に勉強もSNSも自分が頑張ってきたことが武器になって、今の自分につながったんだなって気づいたの。だから、努力したら夢が叶うよ!ってことを、私は身をもって伝えられるはず。正直、『語るまりあ』って企画名を聞いた時も、“あ、私全然語れるな”って思ったよ(笑)。もう、どんな質問でも来いって感じ!」

背中あきタンクトップ¥4000/Ungrid ドット柄ニットスカート¥5900/ROYAL PARTY ピアス¥1300/アダストリア(Me%)

Page 2

はじめてViViモデルに会ったとき、みんなスリムで可愛くて、“こんな風になれない!”って衝撃を受けた。

なんでも着こなせる人が本当のモデルなのかもしれないけど、私はきっとそうなれない。今でも堂々と「モデル」って言っていいのか、わからなくなる時があるの。ViViモデルになって、生まれてはじめて体型を指摘されて、最初はそれをどう受け入れていけばいいのかわからなかった。「痩せなきゃ」って自分を追い込んだ時期もあったけど、そうすると、まりあらしさをどんどん失っちゃって……。だから今は、身長が低くてもこうすると良く見えるとか、私だから表現できることを届ける役割でもいいのかなって考えるようになったの。「見てるとHAPPYになれる」って言ってもらえるようなViViモデルになりたいな。

ViViモデルになって3年。いつかは表紙を飾りたいし、そうならなきゃいけないって思ってる。

ViViモデル歴は、もう上から数えた方が早いんだね! 今、初めて知った(笑)。全員ができるわけじゃないってわかってるけど、やっぱり誰もが表紙モデルになりたいって思うでしょ〜! うん……、難しいかもしれないけど、表紙を飾れるようになりたい。

大きなことを言っちゃえば、読者の希望でいたい!

芸能の道を一度諦めてから再挑戦して、大学も浪人して入って、仕事と両立しながらテスト期間にはヒィヒィ言ってなんとか卒業して。少しずついろんな夢を叶えてきたからこそ、若い子達の希望でいたいなと思ってる。そうだ! まゆちゃん(河北麻友子)みたいな人になりたい!  だって私も、まゆちゃんを見ていると元気づけられるから。

恋愛以外にやりたいことがありすぎるから、今は恋をしなくてもイイ。

高校時代の話はもう時効だよね?(笑) 実は高校3年間、ずっと付き合ってた人がいたんだけど、その人と別れたときは、すごく寂しかった。でも、一定期間恋愛から離れてると大丈夫って思いはじめて。今は恋をしたいと思わない(笑)。本当に恋愛要素ゼロ! もっといろんな知識を身につけたり、自分に集中したい時期なんだよね。

私は生き方が下手なタイプ。

勉強もそうだし、何事に対しても真面目すぎるなって、自分でもわかってる。妹は私と真逆なタイプだから、私が思い詰めると、「まりちゃん、今を楽しまないと!」って外に連れ出してくれるの。本当は2人を足して2で割ると、ちょうどいいんだけどね。

SNSで色々言われて最初は傷ついてたけど、今は平気! 応援してくれてる子の気持ちを受け取りたいじゃん。

仕事柄仕方ないのかもしれないけど、今はSNSで批判を直接見ちゃうじゃない? 全く気にしないって人もいるけど、私はそういうのがすごく苦手。ようやく「はい、知らない!」って思えるようになったけど、すごく凹んでた。でも、100人いて100人が私を否定してるわけじゃないんだったら、応援してくれる人の気持ちを受け取りたい。気にしててもしょうがないからね!

勉強にダイエット、大変なことは意識を変えて、プラスに持っていきたい!

辛いなしんどいなってことは、無理やりにでもポジティブに変換! 大学時代、テスト期間に限って仕事が忙しくなったりすると、もう寝ないでやってたけど、「とりあえずこの1週間、頑張ろう!」って必死になるのが案外好きだったんだよね。ダイエットも洋服を着こなすためって思うと楽しいし、英語ももっといろんな人とコミュニケーションを取りたいからって思うと続けられた。意識をプラスに変えるのは、私の特技なのかもしれない♡

ニットタンク¥3900/ムルーア 新宿ルミネエスト店 ピアス¥6000/H3Oファッションビュロー(LISA C)

初のスタイルブック『MARIA
『MARIA』
ライフスタイルにファッション、まりあの飾らない素顔に迫った一冊。
¥2100。7/26発売。

Photos/Kenji Nakazato Styling/Aino Masaki Hair&Make-up/Sayoko Yoshizaki(io) Model/Maria Tani(ViVi exclusive) Composition/Noriko Yoshii Cooperation/BACKGROUNDS FACTORY