ほうれい線、シワ、たるみの原因となるアカン乾燥を解消せよ! 夏場は、汗や皮脂で肌表面がしっとり→「うるおっている」と錯覚→ケア不足→肌の中がカラッカラ(←秋の今はココ)……というスパイラルにハマりがち。水分補給を重視した保湿で肌をレスキューして!
STEP 1. 肌の中がスッカスカだから、まず水分を徹底チャージ
夏乾燥の肌は、表面はうるおっているけれど中が水分不足でしぼんでいる“インナードライ”状態。だから、まずたっぷり水分を補給するのが重要。水分保持に欠かせない“NMF”を補える化粧水が特におすすめです!

ナノ化された天然セラミドがスッと浸透し、うるおいを保持。アルージェ モイスチャー ミストローションⅠ 150㎖ ¥2300/全薬工業

肌のバリア機能に不可欠なセラミドを配合。大容量&プチプラもうれしい。スキンコンディショナー高保湿 500 ㎖ ¥650 /セザンヌ化粧品

うるおい保持力を高める「ライスパワー№11」や「乳酸Na」をたっぷりIN。米肌 肌潤化粧水 120㎖ ¥5000/コーセープロビジョン
STEP 2. 補給した水分を乳液で閉じ込める
水分をしっかり補給できたら、蒸発しないように油分でフタをして。まだまだ暑い今の時期は、油分は最低限でOKなので、重いクリームよりも乳液を使うのがベターです!

バリア機能を低下させるストレス信号の発生を抑え揺らぎにくい肌へと導く。スキン RSQ ハイドレーター 75㎖ ¥4800/キールズ

しっとりうるおった柔らか肌をキープ。ローズモイスチャープラス モイスチャライジングローション 50㎖ ¥4500/ジュリーク

97%天然由来成分でできた、水分と油分のバランスを整えるライトな乳液。バランシング エマルジョン 100㎖ ¥6800/THREE
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STEP 3. 日中もスプレー美容液で絶えずうるおいを補給
日中のうるおい補給にはミストが便利です。でも、水分だけだと気化熱で水分が奪われ、かえって肌が乾いてしまうので、必ず油分の入ったものを選んでください!

肌を引き締める(A)と、うるおいを与えてハリ感を出す(R)の2本組。コンディショニングミスト SQ 28㎖×2種 ¥4500/THREE

ファンデの上から使えて、目元や口元に狙い撃ちでうるおいを補給。ザ・タイムR デイエッセンススティック 9.5g ¥2900/イプサ

美容液ジェルをマイクロサイズのカプセルにした高保湿ミスト。肌への浸透もスムーズ。ぷるぷるジェリーミスト 80㎖ ¥1500/エテュセ
Q&A
ViVi読者のお悩み ①
乾燥しすぎてかゆみが。どうすれば?
A.
かゆみが出るほど乾燥している時は、通常のケアは一時ストップ。保湿バームや固めのクリームを塗るなど、バリア機能UPに特化したケアを!

左・鉱物油や防腐剤など肌の刺激になるものは一切配合していない、無添加の保湿バーム。ママハピバーム10 16g ¥1200/ドクターシーラボ 右・天然保湿成分のワセリンでできているから、デリケートな肌にも安心。ヴァセリン ピュアスキンジェリー 40g ¥276/ユニリーバ
ViVi読者のお悩み ②
もったいないから、シートマスクは乾くまでのせていたいんです!
A.
水分はより少ないほうに浸透していくので、シートが乾くとシートへ水分が戻ってしまいます。表示時間は必ず守って!
ViVi読者のお悩み ③
乳液をつけると、ベタつきが気になって・・・
A.
乳液を塗ってしばらく時間をおいてから、ティッシュでそっとおさえるのはOKです。拭き取ってしまうのはダメですよ!
乾燥はもちろん、紫外線を浴びることでも肌の老化は加速。夏は普段どおりのケアをしているだけでは、お肌はどんどん年をとっちゃう! ほうれい線やシワができても一時的なものだから大丈夫~!と適当にケアしていると、定着して本気の深ジワになってしまう可能性大です!! 日焼けだけじゃなく、日常のちょっとした外出での紫外線のダメージも、蓄積すれば強大な悪者に。ハリを生み出す皮下組織がじわじわと破壊されて、たるみができちゃうかも!! 未来の美肌を約束するお手入れメニューで、肌の実力アップを目指そう!!
photographs:Maho Terada/LOVABLE(model),Makoto Muto(still) hair&make-up:George styling:Menko Nishino model:Eri Tachibana(ViVi exclusive) text:Hiroe Miyashita