"初恋"と言われて、みなさんは何を思い出しますか? 素敵な思い出だったり、ちょっぴり苦い思い出だったり、どちらにせよ初恋は特別なものですよね。今回は、注目のイケメン俳優・野村周平さんにスペシャルな初恋バナシを聞いてきちゃいました♡
毎回「初恋だ 」って思っています。
こんなに好きになったのは初めて、って( 笑 )

取材前、テーブルに置いてあった『ViVi』をパラパラめくっていた野村周平さん。間もなく公開の主演映画『サクラダリセット』で共演した玉城ティナの姿を見つけると、「そうだ、ViViモデルだった!」と驚いていた。
「どれだけ難しいセリフもきっちり覚えてくるから尊敬してたんですよね~」とつぶやいていたが、その言葉とは裏腹に、今作では見たこと聞いたことをすべて記憶できる少年、という難しい役を好演している。
「俺が演じる浅井ケイは、記憶を武器に淡々と知略を巡らす少年。でもその能力のため、悲しい記憶も消すことができない。力があっても幸せになれるわけではないんだ、と考えさせられるところが、この作品の魅力なのかなと思います。俺自身?都合の悪いことは忘れるタイプです(笑)。けどこの能力があったら便利ですよね。台本も一回読んだら覚えられる(笑)」
そこで今回のテーマである“初恋“の記憶についても聞いてみた。

Page 2
「小さい頃はスノーボードばかりやっていたので、少し遅くて、中学年ぐらいかな。でもあまり思い出したくない。もともとちょっと小悪魔な感じの子が好きなんですけど、散々振り回されて終わったので……」
ここで「俺、恋愛って毎回“初恋“だと思っているんですよ」とドキドキな恋愛観を教えてくれた野村さん。
「あやふやな気持ちで付き合って、相手に引っかかる部分が見えると、どんなに好きになり始めてても無理だってなってしまう。だから、中途半端はやめようと決めたんです。“こんなに好きになったのは人生で初めてだ“と思える恋しかしない」
俳優デビューして7年。その男っぽいイケメンぶりでオンリーワンの存在感を放っている野村周平さん。〝初恋観〞も、やはりオンリーワンでした!
撮影/窪徳健作 スタイリング/吉本知嗣ヘアメイク/NORI 取材・文/山本奈緒子