「歯を白くしたい…」「黄ばみを取りたい」そんな悩みを持つ方のために、セルフケアでお金をかけずとも簡単に自分でできる歯のホワイトニング方法を聞いてきました。綿棒を使ったクリーニング方法や着色汚れをつけない歯の磨き方などおうち時間を使って自宅でできる黄ばみ予防法を教えちゃいます! 人には聞きづらい“女子の保健室的なお悩み”に、お医者さんや専門家から信用できるアドバイスをもらおう! そして、これで歯の黄ばみにさようなら !!【こっそり相談。ViVi保健室】

Q.歯のホワイトニングが気になりますが、正直、春服も欲しいし、金欠です。自分で歯を白くする方法、ないんですか?

審美歯科 ホワイトホワイトhttps://www.whitewhite.jp/
A.黄ばむ前に、黄ばませないことが大切です!
クリニックでのホワイトニングは、クリニック専用の薬剤によって、歯の黄ばみの元となる物質を分解して無色化します。
一方、市販のアイテムを使ってのホワイトニングは、同じようなことをうたっていても残念ながら効果はかなり弱め。なので、歯の色が気になるときは、クリニックに相談するのがイチバン。ホワイトニング前のクリーニングでも満足する人もいるので、一度、ぜひ。
では、セルフでできることはないかというと、あります! それは、黄ばませないための予防です。
濡れた歯は汚れがつきにくいから、水のコートで着色を防ぐ
歯を黄ばませたくないという人にはもちろん、クリニックでホワイトニングをしたという人にも覚えておいて欲しいのが、これからお教えする予防法。白くキレイな歯を保つことができます!
まず、歯を着色する可能性が高いのが、タバコに、カレーやチョコレート、ケチャップなど色の濃い調味料を使った食べ物、そしてコーヒーや紅茶、緑茶、赤ワインなどの飲み物。
たばこは控えるしかないのですが、これらの食べ物や飲み物を控えるというのは、現実的に難しいですよね。
オススメは先に水を飲んで湿らせておく方法。乾いたお皿より、濡れているお皿の方が、水が汚れを弾いてこびりつきにくいのと同じで、食事の前に水を飲んで口の中を湿らせておくのが◎。コーヒーや赤ワインなどを飲むときもチェイサー的に水も飲むようにするとイイでしょう。
唾液のコーティング力が、実はすごいんです!
唾液というと、よだれやツバのイメージが強くて、あまりいいイメージがないかもしれませんが、分泌されたばかりの唾液は無臭で、口の中のニオイのもとや汚れを洗い流して潤してくれる、美容効果の高いものなんです!
つまり、唾液がたっぷりと出ている方が、汚れも付きにくく、口臭もしにくい。
水がないときは、この唾液で歯の表面をコートするだけでも十分。舌を使って歯の表面をなめてから、食べたり飲んだりしてください。
時間があれば、直後に綿棒クリーニングを
お洋服にシミが付いたとき、早ければ早いほど落としやすいのと同じで、歯も色が染みつく前に落とすことが大事。食後すぐにうがいをしたり、口に水を含むだけでも十分効果があります。
また、歯を磨いて満足しがちですが、歯の表面は意外と凸凹していて、歯ブラシだけでは着色汚れを取りきれない場合も。
そこで、活躍するのが綿棒です! 清潔な綿棒を歯の表面に縦方向にすべらせるだけで、つきたての着色汚れをオフできるんです。私は、ポーチインして常に持ち歩いていて、気づいたときに綿棒クリーニングをするようにしています。
歯磨き粉を選ぶなら、研磨剤ナシがオススメ
ホワイトニングをうたう歯磨き粉には研磨剤入りのものが多いですが、これでゴシゴシ磨いてしまうと、歯の表面に細かいキズがつき、そこに色素が入り込んで、かえって色素沈着してしまうことが。
そういう心配がなく、オススメなのが、ポリリン酸配合の歯磨き剤。歯に傷がつくことを防ぎつつ汚れを落とし、さらに汚れをつきにくくして、白い歯キープをサポートしてくれますよ。ただし、こちらを使う場合も歯の磨きすぎには注意してください。
先生のアドバイス
セルフでできるのは、予防。お水、唾液、綿棒でお金をかけずともキレイな白い歯をキープできます!!

私は欲望に素直な女だから、ステインなんて気にせず、好きなもの飲んで食べたいもの食べるワ!
illustration/ Pantovisco