ViVi専属モデルになって早10ヵ月。ViViモデル唯一の現役大学生として、勉強を頑張りながらモデルとしても日々奮闘中な愛花の、初めての特集ページが実現♡ 「大学ではどんなことを勉強してるの?」「どうやって仕事と大学を両立してるの?」。理系大学の経営学部に通う才色兼備なViViモデル・愛花に寄せられた、数多くの勉強に関する質問。マジメなオベンキョウの話をしてもらいました!
我慢せずにやりたいことをやってもいいと思った
ViViの専属モデルオーディションを受けることを決めたのが、受験生にとって一番大切な高校3年生の夏休みでした。そしてオーディションの合格が発表されたのが9月。元々、国立大学の理学部化学科を志望していたのですが、ViViモデルが決まったことをきっかけに、志望校は私立に、目指す学部も経営学部にガラリと変更することになりました。ただそれは全くネガティブなことではありませんでした。モヤモヤしていて見えなかった道が、ぱーっと晴れ、自分の進みたい将来への道が照らされたようでした。今までなかった選択肢を考えられるようになって、自分にもたくさんの可能性があることに気づけたんです。それまでは、大学を卒業して就職するという、いわゆる一般的な道を進むと思っていて、それが当たり前だし、妥当だよねって。でもViViモデルになることが決まって、人生あらかじめ敷かれたレールの上を歩かなくてもいいんじゃないか、もうちょっと欲張ってみてもいいんじゃないかって思うようになれたんです。

消費者行動とかを学べるマーケティングは今、一番授業が楽しいです! 統計はファイナンスで使うため。一番苦手なのは線形代数。だけど理解できた時は超嬉しいです。予習はせず復習をする派。
ViViモデルの合格が分かるまでは、焦りと緊張で勉強がなかなか手につかない日々が続いていました。そんな自分を追い込んで死にものぐるいで毎日机に向かって勉強して、どうにか第一志望校にも合格!大学生活が始まってからは……実は、私の通う大学、講義の量がハンパじゃないんです(笑)。大抵の大学で1授業2単位もらえるところ、私の大学ではほとんどの授業が1単位。1年生はかなりの激務です。6限まである日は夜7時半まで大学に居ます。早朝から撮影して、終わったら急いで学校に行って、また現場に戻るなんて日もあったり。テスト前は、睡眠時間を削って、ご飯とお風呂の時間以外はずっと勉強しています。

効率良く勉強するため、授業はサボらず真剣に聞いています。ノートには板書を書き込んで、大事そうなところは色をつけて分かりやすく。新しい知識を得ることが大好き!
撮影の合間やロケバスでの復習も定番になってきました。テスト期間とViViの撮影週間がかぶった時は、正直、時間的に鬼ツラでした(笑)。でも勉強に疲れた時の癒やしが、ViViの撮影なんです。ヘアメイクさんがズラーっと並べたコスメを見たり、現場のみんなと新作のコスメの話をしたりするのが楽しくて! 撮影が大好きだから、仕事というよりも心が休まる場所。だから毎回、撮影のスケジュールが入ると本当に嬉しいし、頑張らないと!って思います。

線形代数っていう科目がとにかく難しいんです! この授業の前に撮影がある時は、合間に教科書を読んで復習して行きます。単位を絶対落としたくないから必死です(笑)。
コスメに関わる仕事がしたい
わくわくする気持ちをたくさんの人に届けたい!
元々、化学の勉強をしていたのは、成分の研究をして化粧品を作る側の人になりたかったからなんです。それくらいコスメが大好き! 今でも化粧品を作ることにはもちろん興味がありますし、“コスメを使ってもらう”ということが最終目標(むしろそれが一番大事)なのは変わりないのですが、今は経営学部でマーケティングやファイナンスの勉強をしたり、モデルの仕事をすることで、メイクの楽しさをみんなと共有したいと思っています!
「モデルと大学を両立することに迷いはなかったの?」って、よく聞かれるのですが、これだけはハッキリと言えます。1ミリも迷いはなかったです!! 世間的に当たり前とされる道を辿ることが正解と思っていたけど、ViViモデルが決まってからは、人生の道の正解は1つじゃなく、やりたいことを制限しなくてもいいことに気づけました。モデルの自分と、現役女子大生の自分。2つの顔があってこそ真の私だと思うし、両方の道を選んだことは全く後悔していません。そんな私にできる表現で、メイクやファッションでわくわくする気持ちをみなさんに届けられるように頑張っていきます!

タンク¥5000/X-girl store(X-girl) カーディガン¥8990/バロックジャパンリミテッド(SLY) ピアス/私物
Photo:Kyosuke Azuma(model),Makoto Muto(still) Styling:Yurika Nakano(LOVABLE) Hair & Make-up:Nozomi Kawashima(io) Model:Erica(ViVi exclusive) Composition:Yumiko Ito