日本で現存するマンガ雑誌の中で最も長い歴史を持つ『なかよし』(講談社)は、2020年1月号で創刊65周年を迎えます。「懐かしい!!!」ともだえる作品が誰にも1作品はあるはず!! 原画から付録まで、過去最大規模での展示となるのでお見逃しなく!
少女時代に夢中で読んだあの作品に会いに来てね♥

【左】『なかよし』1993年12月号表紙 ©Naoko Takeuchi 【右】「妖鬼妃伝」美内すずえ 1981年『なかよし』9月号扉原画 ©Miuchi Suzue(展示期間 後期)
マンガ雑誌『なかよし』(講談社)は、1954(昭和29)年12月に創刊号が発売されました。創刊当初は手塚治虫が目玉となって活躍し、「リボンの騎士」などの作品が雑誌を牽引。その後1970年代に「地獄でメスがひかる」「おはよう!スパンク」、1980年代に「妖鬼妃伝」「なな色マジック」「きんぎょ注意報!」「ミンミン!」、1990年代には「ミラクル☆ガールズ」「美少女戦士セーラームーン」「あずきちゃん」「魔法騎士レイアース」「カードキャプターさくら」の他、様々な人気作品を掲載。1993年9月号の発行部数は過去最高の200万部を超えました。魔法、変身、冒険、友情、恋愛、そしてオカルト&サスペンス……当時読んでいた作品の原画を間近で楽しむ事が出来る、滅多にないチャンスです!
展示予定作家
手塚治虫、大和和紀、高階良子、美内すずえ、たかなし♡しずえ、あさぎり夕、あべゆりこ、ひうらさとる、秋元奈美、武内直子、猫部ねこ、あゆみゆい、木村千歌、高瀬綾、早稲田ちえ、安野モヨコ、海野つなみ、上北ふたご(複製原画)、CLAMP、川村美香、立川恵(複製原画)、安藤なつみ、征海未亜(複製原画)、花森ぴんく、PEACH-PIT他
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創刊からの貴重な代表作の原画を展示します


【上】「魔法騎士レイアース2」CLAMP1995年『なかよし』12月号扉原画©CLAMP・ShigatsuTsuitachi CO.,LTD./講談社(展示期間中期) 【左下】きんぎょ注意報!」猫部ねこ1991年『なかよし』2月号ふろく「おさぼりノート」©猫部ねこ/講談社 【右下】「わんころべえ」ワイドKCコミックスカバー原画(1989年発行)©あべゆりこ/講談社(展示期間中期)
展示原画数は約250点以上(※全ての展示期間の合計点数)! 創刊からの歴史を紹介しながら、長く愛され続ける『なかよし』の魅力を堪能できる原画展となっています。
展覧会のみどころ✨
★Point1
創刊号からの『なかよし』65年の歴史を貴重な原画でご紹介! ご友人はもちろん、母娘、ご姉妹など、幅広い世代の方々にお楽しみいただけます。
★Point2
貴重なふろくの数々も展示し、昭和30年代から令和元年まで、時代ごとのふろくの傾向をご紹介します。
★Point3
図録・オリジナルグッズ(ポストカード、クリアファイル他)、展覧会コラボカフェドリンクも登場!
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ありがとう!あさぎり夕先生。スペシャル展示コーナー

「なな色マジック」あさぎり夕 1986年『なかよし』10月号ふろく「なな色ラブ・バッグ」原画©あさぎり夕/講談社(展示期間 後期)
あさぎり夕は1980年代の『なかよし』をリードしたマンガ家です。代表作「なな色マジック」は、1987年に第11回講談社漫画賞を受賞しました。その他に「あいつがHERO!」「こっちむいてラブ!」「アップルどりいむ」「あこがれ冒険者(アドベンチャー)」「アイ♡BOY」「ミンミン!」などのヒット作を次々と誕生させました。本展では2018年10月27日に62歳でご逝去されたあさぎり先生のスペシャル展示コーナーを設けます。ポップでファンタジックな“あさぎりワールド”の美しい原画の数々は必見です!
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創刊65周年記念『なかよし』展公式図録
なかよしArt Book 9月28日(土)発売決定!
A4判 オールカラー 3000円
展示される原画の一部を収録した『なかよし』65年間のレジェンド作品が大集結した超豪華版!
展示会場と全国の書店さんで販売します。

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