雑誌にTVに、登場する度世間をザワつかせるSixTONESがViViへカムバック! 彼らはまるで台風のように周りを巻き込み、動かし、ものすごい勢いで成長している。しかし、その中心にいる彼ら自身は、台風の目が静かなように、いたって冷静に自分たちのことを見ていた。その活躍ぶりを、どれだけ「異例の」「快挙」と言われようと、気にしない。結成から5年、イイことも悪いことも全てを6人で受け止め6人で成長してきた。だから、彼らは強い――。未来を見据え、スターへと駆け上がる準備はもうできている。
SixTONES Theme Talk
群雄割拠のジャニーズJr. を代表する"次世代アイドル"であり、その魅力を"世界に発信"する新たな存在。今回は、SixTONESを象徴するキーワードについて、胸の内を語ってもらいました。
Connect to the world – 世界に発信 –
昨年3月、ジャニーズ事務所初となるYouTubeチャンネルが開設され大きな話題を呼んだ。世界中に配信されるうえ、再生回数という結果もハッキリ見えるだけに、グループの実力が如実に表れる過酷な場と言えるだろう。そこでSixTONESは予想通り、いや予想以上の人気を見せつけている。
田中樹 × ジェシー × 髙地優吾
髙地「ジャニーズで初めてのことで、最初は右も左も分からない状態でスタートしたんですけど、1年半やってきてみて、何も決め込まず自分たちのアドリブで盛り上げたほうが再生回数も伸びるし、僕たちも楽しいなということが分かってきました」
現時点で100本近くに上る動画は大きな注目を集め、SixTONESはJr.という立場ながらライブを行い、雑誌の表紙も飾るなど、活躍の幅が劇的に広がっている。
田中「でも僕たちがやっていることは何も変わっていないんです。今までは、カッコいい曲を歌っているのにMCでフザけて『面白い!』という印象を持たれていたのが、最近はYouTubeでフザけているのに曲になったらカッコいい、みたいに逆転しただけというか」
ジェシー「そう、ギャップという僕たちグループの個性は変わらない!」
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正式にグループを組んだのは5年前だが、メンバー同士の付き合いはもう10年にもなる。それだけに、動画で見せる掛け合いの呼吸はまさに“阿吽”だ。
ジェシー「お互い知り過ぎてて気持ち悪いというくらい知ってるんで。お金払ってくれたらもっといっぱい暴露しますよ(笑)」
髙地「最近はスタッフさんとの呼吸も合ってきて、テロップのイジり方を見ても、僕たちのことをよく分かってくれているなと感じます」
田中「そう、だから最近は毎回、自分たちも『面白いな~』と思って見ています」
ジェシー「みんな自分大好き人間だから。とくに髙地は」
髙地「バカやろう、一番好きじゃないよ!」
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動画では、まさにこんな息ぴったりの掛け合いがふんだんに見られる。それだけに海外からの反響も大きく、SixTONESは世界中でファンを急増させてもいる。
髙地「YouTubeの外国語字幕って見てる方がボランティアでつけてくれているんですよ。僕たちの動画にも英語や中国語の字幕をつけてくれていて、それを見ると『ああ、世界に発信させてもらっているんだな』と逆に意識させられます」
ジェシー「でも僕たちはまだ日本で何も成し遂げていないので、まずは日本での足固めが大切かなと思います」
田中「僕たち、いくつもの目標をこなせるほど器用ではないので、まずは日本。そのためにも今はYouTubeの力も大いに借りて、飛躍できたらと思っています!」
田中樹1995年6月15日生まれ、千葉県出身、175㎝、B型。メンバーのまとめ役的存在。またラップを得意としていて、みずから作曲もおこなっている。
ジェシー1996年6月11日生まれ、東京都出身、184cm、 O型。歌唱力でグループを引っ張る存在。事あるごとに2歳上の髙地優吾さんをイジるのが好き。
髙地優吾1994年3月8日生まれ、神奈川県出身、175㎝、A型。メンバーからのイジりにキレのいいツッコミを返すのが得意。またお菓子大好き人間でもある。
Composition:Noriko Yoshii Interview&text:Naoko Yamamoto,Satoshi Asahara