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みんなの失敗から学べ!眉アートメイクを成功させる5つのポイント

2019.10.16

かつて海外セレブのあいだで人気だったアートメイク。実は今、「時短メイクにつながった!」「常にすっぴんでも過ごせるようになって嬉しい」と、アートメイクが再び注目されています。以前のベタっとした眉のアートメイクも一変し、技術が進化しているとか。でも費用がわりとお高いので、確実に成功させたい! みんなの失敗談を含め、最新のアートメイク事情を徹底取材。アートメイクを成功させるポイントをViViがレクチャーします!

そもそもアートメイクって?

「かつてのアートメイクは真皮の深い層に針で色素を入れた“長期的なアートメイク”でした。そのとき自分がしたい理想の眉を、そっくりそのまま入れていた。でも流行の変化などもあり、後に“修正したい”と当院に相談に来られる方もたくさんいらっしゃいます。

現在のアートメイクは真皮の上層部に色素を入れた、良くも悪くも1年くらいで脱落していくような“中期的なメイク”というようなイメージですね。当院では“ベースメイク”と呼んでいるのですが、眉の流行りにもある程度対応できる、ふわっとしたアートメイクが主流になってきています」(渋谷の森クリニック・森克哉院長)

教えてくれたのは?
                                              渋谷の森クリニック 森克哉院長
渋谷の森クリニック 冨田祥一先生
渋谷の森クリニック 看護師・山崎瞳さん
“保険医療のような美容医療”をコンセプトにしたクリニック。アートメイクメディカルセンターを併設し、医療アートメイクに力を入れている。3年連続アートメイク国際大会で最優秀賞を受賞。安全かつデザインセンスのある技術で日本のアートメイクを索引。女優やモデルなど著名人からも信頼が高い。
http://shibuyamori.com/

アートメイクのここが進化した!

昔は……

・長期的な持ち
・真皮の深い層まで色素を入れる
・眉山から眉尻まで一緒の濃さのトーンのベタ塗り眉

現在は……

・中期的な持ち
・真皮の上層部に色素を入れる
・針で1本1本毛並みを描く、ふわっとした立体的な眉

アートメイクは医療行為です!

以前ニュースで、エステサロンでのアートメイクによるトラブルが多発していると話題になっていたことも。「そうした背景もあって、4年ほど前に日本でのアートメイクが医療行為になります。医師がアートメイクに精通していることが非常に大事です。クリニックが医師主導で看護師に指示を出して施術するのが、本来の医療のスタイルです」(森院長)

まだ一部サロンやエステでは医師免許を持っていないスタッフがアートメイクを行っていますが、それは医師法違反の行為。「アートメイクが医療として提供するので、安全であることが第一条件。身体の中に長く残るものなので、より安全なものをしっかりとした技術でお届けすることを考えています」(渋谷の森クリニック・冨田先生)

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失敗することってある?みんなに聞いてみた!

・お肌が荒れたような気がする(28歳/会社員)
・時間が経つと変色した……(27歳/会社員)
・とにかく痛かった!(23歳/学生)
・デザインが希望通りにならなかった(29歳/主婦)
・もはや消したい……(33歳/派遣社員)

最近アートメイクを経験した人にアンケートを実施した結果、変色や痛みなどの意見が多くを占めていました。

アートメイクについての気になるQ&A

Q. アートメイクに痛みはある?

A. 痛みの感じかたは個人差があります。

当院では施術をするときは麻酔のクリームを使用します。痛みの感じかたには個人差がありますが、施術中に寝てしまう方も多くいらっしゃるほど、麻酔で十分コントロールできています。痛みを感じても、我慢できる程度と感じる方がほとんどです。(看護師・山崎さん)

Q. アートメイクの値段が知りたい!

A. クリニックによって異なります。

眉のアートメイク:初回 70,000円~ 2回目以降のメンテナンス:40,000円~
アイライン上下のアートメイク:初回 各40,000円~ 2回目以降のメンテナンス:各25,000円~
※渋谷の森クリニックの場合の値段です。

Q. 施術時間の目安は?

A. 麻酔をしてから30分から1時間くらい

麻酔をしてから30分から1時間くらいです。(看護師・山崎さん)

Q. アートメイクの持ちってどれくらい?

A. だいたい1年前後のメンテナンスがお薦め

だいたい1年前後でのメンテナンスをお薦めしています。1年後でも、アートメイクの全てが脱落するわけでなく、メイクを足していただく程度は残っていますので、1~2年くらいを目安にしていただければと思います。ただ脱落の程度には個人差があります。(看護師・山崎さん)

人間の身体は外から来たものを排出する機能があるので、少しずつ薄くなっていくものなんです。以前のアートメイクのような濃い色だったら多少色がなくなっても気づきにくいですが、ナチュラルな色だからこそ、抜けた感じが目立つこともあるんですよね。メイクするときに物足りなさを感じるかは個人差によりますが、1~2年というのがいいサイクルなのではないかと思います。」(冨田先生)

Q. 失敗したらどうする?アートメイクを消す方法って?

A. 除去したい場合はレーザーや特殊な除去剤を使用

アートメイクは入れるよりも、抜くほうが時間もお金もかかる!

■まずはアートメイクの修正を相談
通常、除去よりも足して修正するほうがキレイに仕上がるので、まずはどこを足して直しましょうか? という相談をさせていただきます。場合によっては、除去を検討する場合もあります。(看護師・山崎さん)

■除去したい場合はレーザーや特殊な除去剤を使用
除去を希望される方もけっこういらっしゃいます。色の濃さ、アートメイクをしている時間がどれくらい経過しているかによって、回数や費用が異なります。入れ墨も同じだと思うのですが、入れるのは1回で済むかもしれませんが、抜く場合は何回か必要になってしまいます。

入れるよりも、抜くほうが時間もお金もかかってしまう。だからこそ、しっかりクリニックを選ぶことが重要。一般的にはレーザーを使用するところが多いと思いますが、レーザー以外にも特殊な除去の仕方があり、状況によって使い分けながら施術していきます。(冨田先生)

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失敗しないためにはどうすればいい?

1.クリニックの実績を確認!

「医療行為となってから看護師がどこで技術を学んでいるか、またどれくらいの症例をしっかりと積んでいるかを見分けることが大事ですね。当院では月にして170件ほどの症例、年間では約2,000件の症例があります」(森院長)

アートメイクが医療行為となった今、ケガで病院を選ぶように、安全と信頼性を重視して慎重に選ぶことが大切! でも、事前によいクリニックを見極めることは、なかなか難しいのも事実。ホームページをしっかりチェックすることはもちろん、相談の電話をかけたときの対応なども確認しておくとベスト。

2.施術前に医師の診察があるか

施術前に問診表と同意書に記載し、医師の診療と看護師のカウンセリングがあるかも重要に。医療行為の場合、施術前に医師の診療が入るというのが本来のスタイル。

「アートメイクをされる年齢層はけっこう幅広く、20代から70代くらいの方がいらっしぃます。ViVi世代も多いですね。未成年の方は親御さんの同意書を持って来る方もいます」(看護師・山崎さん)

3.丁寧なデザイン共有

アートメイクを失敗したと感じる人の多くは、「眉の形に失敗した」という答えが圧倒的だとか。それゆえに、妥協せずにデザイン共有をしっかりすることが大切。

「患者さんの6割くらいは、こういう風にしたいという希望がある程度あるのですが、意外と自分に合う眉が分からないので教えて下さい、という患者さんも多いですね。その場合、当院の眉の黄金比に沿って、メイクをするように何度も鏡を見てデザインしていき、細かくデザインをすり合わせていきます。トラブル回避には、イメージ共有をしっかりすることが一番重要なので、だいたいデザインに30分ほどしっかり時間をかけます」(看護師・山崎さん)

■いま人気の眉のアートメイクのデザインは?
「あまり眉山のない、やさしく見える形を希望される方が多いです。少し前に人気だったがっつり平行眉というよりは、自然な平行眉、角度のない眉の希望が多いですね」(看護師・山崎さん)

\最新の眉は立体感重視の4D眉!/

最新の眉のアートメイクは、眉に1本1本毛並みを描いていきます。とくに人気なのが、細い針のようなもので施術する「3D眉」と、毛並みを描いたうえで、眉尻に向かってほんのり色をつけていく「4D眉」!

■いま人気のアイラインのアートメイクのデザインは?
「以前は跳ね上げたアイラインが人気でした。でも年齢を重ねて目が自然と垂れてくると、目と跳ね上げたラインの部分の形にズレが生じ、目の左右の印象差につながってくることもあるよう。現在は、基本的にメイクで描きにくいまつげの隙間を埋めるアイラインが多いですね。目尻のラインをメイクで描くのもおすすめしています。アイラインも“ベースメイク”という感覚で施術しています」(看護師・山崎さん)

4.多くの種類から好みの色を調合

メイク好きなViVi読者ならご存じの通り、眉メイクで難しいのが形の次に、いかに自然な色でメイクするか! 今のアートメイクはどこまで進化しているのか気になるところ。

「色素の施術は身体の中に長く残るものなので、当院では、アレルギーを起こしにくいものを選定し、色素の安全性のデータ研究を続け、信頼のある色素を使っています。多くの色素の種類から患者さんのお好みの色を調合しています。

例えば、黒は何も手を加えないと時間が経つと青くなります。以前のアートメイクにあったようなブルーっぽい黒ではなく、アイラインのアートメイクでは青っぽさが出にくいように調合し、ブラックのペンシルで入ったような仕上がりを継続させます」(冨田先生)

5.定期的なアフターフォローがあるか

病院で手術したらそれで終わり! なんてことがないのと同じように、アートメイクの施術後にもしっかりとしたアフターフォローが大切です。信頼できるクリニックかどうか見極める重要なポイント。

「アフターケアとして、施術後にその箇所を冷やし、ご自宅のケアについての説明などをさせていただきます。さらに、感染症やアレルギーが出ていないかの診察の予約を取っていただきます」(看護師・山崎さん)

「施術してから1~2週間後が一番トラブルを起こしやすい時期なので、当院では一度必ず診察をさせていただいています。長く身体に残るものなので、アレルギーが出るのこともゼロではありません。必ず経過観察をさせていただき、しっかりフォローアップすることが患者さんの安心感につながると思います。その時期に問題がなければ、大きなトラブルはないかと思います」(冨田先生)

進化したアートメイク情報、いかがでしたか? ViVi世代にとっては決して安いお値段ではありませんし、現在、日本でのアートメイクは医療行為なので、クリニック選びは重要です! 特に以下の点には注意を払ってくださいね。

《 注意すべきポイントまとめ 》

◆ 医師がアートメイクに精通しているクリニックであること

◆ 安全性、衛生面において信頼できる実績がある

◆ MRIにも対応した色素を使用している

◆ 施術前に丁寧なデザインのカウンセリングをしてくれる

◆ 施術後のアフターフォローが万全

おすすめクリニック

■アヴェニュー六本木クリニック NU-MAKE

今年の6月に医療アートメイク専用のフロアがオープン。長時間の施術も個室で受けられる。眉毛のないところでも、まるで生えているような仕上がりのハイブリッド眉技法も人気。
https://www.a6-clinic.com/artmake/index.html

■シロノクリニック

10年間に及ぶ豊富なアートメイクの実績から絶大な信頼を得ている。眉アートメイク後の眉エリアのムダ毛は、医療脱毛レーザーで処理するなどトータルケアもフォロー。
https://www.shirono.net/operation/artmake/medicalartmake/

Illustration:Moe Itaba Text: Miyuki Nezasa