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あのころの私は無敵だった。宇垣美里が高校時代に誇らしく思ったセーラー服の魔法

2019.10.10

「自分らしく生きる」ということは、かんたんなようで難しい。フリーアナウンサーとなり、次のステップへと歩みはじめた宇垣美里から見えている世界は、もしかしたら私たちとは少しだけ違うのかも。10月のテーマは「メタモールフォーゼ」。宇垣さんが大好きなメイキャップや、時々公開しているコスプレについて、胸の内にはどんな想いがあるのか。今週は学生時代のことをちょっと思い出し、自身の言葉で綴っていただきました。宇垣美里のエッセイ【私から見えている景色】

第四章 『メタモルフォーゼ』

(二)

未だに覚えているのが東京の大学へ受験しにいった当日のこと。神戸の女子高生だった私は、当然ながら制服を着ていったのだが、教室に入った瞬間周りがぎょっとしたことを覚えている。

短めのセーラー服にくるぶしまでの長いスカート。ひと昔前のヤンキーそのものの恰好だから当然の反応。けど、それが当時の神戸の流行だったのだ。

私の通っていた高校は校則がほぼなく、私服登校も許されていた。同級生には部活のジャージで授業を受ける子、ゴスロリのドレスで登校する子、ド派手な色のスウェットでやってくる子もいた。

そんな中で私はカーディガンにスカートを合わせた「なんちゃって制服」、みたいな恰好をしつつも、結局、一応制服だったセーラー服ばかりを着ていたのは、そんな自主性の尊重された高校に通っていることを誇らしく思っていたから。

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だから私は、その高校の象徴であるセーラー服を着るのが好きだった。何かに所属することを誇るように同じ制服に身を包むことは、私服とは違うパワーを与えてくれる。だから戦場たる受験会場へだって、いつもの恰好で行きたかった。たとえ一人でも、ヤンキーだと思われようとも、強気でいられた。まあ、結果は伴わなかったけれど……。

たまにアルバムを見返すと、制服姿の私たちはキラキラと輝いている。
あの頃、
セーラー服の私は無敵だった。

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宇垣美里にQ&A

Q. お風呂でできる宇垣さんオススメの美容法などあれば教えてほしいです(19歳・女性)

お風呂の中でクリームを塗って湯船に浸かってほわーっとするのが好きです。
あとはお湯の中でずっと足をもみもみもみもみ、
首筋をもみもみもみもみ、マッサージをするようにしています。最近体温低めだなって思うと汗をかくタイプの入浴剤を使うと一気にぽかぽか回復します。

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宇垣 美里(うがき みさと)
兵庫県出身。2019年3月にTBSテレビを退社し、4月からフリーのアナウンサーとして活躍中。無類のコスメ好きとしても有名で、コラムやエッセイなど執筆活動も行っている。

宇垣美里マネージャーアカウント
▶︎@ugakimisato.mg

宇垣美里『私から見えている景色』 連載一覧

※衣装は全てスタイリスト私物
Text:Misato Ugaki Photo:Kota Shouji Styling:Mana Kogiso(io) Hair&Make-up:Sayoko Yoshizaki(io) Composition Mayuko Kobayashi