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私の居場所がこの世にしかないって、誰が決めたの?宇垣美里のハロウィーンの楽しみ方

2019.10.24

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「自分らしく生きる」ということは、かんたんなようで難しい。フリーアナウンサーとなり、次のステップへと歩みはじめた宇垣美里から見えている世界は、もしかしたら私たちとは少しだけ違うのかも。10月のテーマは「メタモールフォーゼ」。宇垣さんが大好きなメイキャップや、時々公開しているコスプレについて、胸の内にはどんな想いがあるのか。今週は迫る10月31月のハロウィーンのコスプレについて。宇垣さんの楽しみ方を、自身の言葉で綴っていただきました。宇垣美里のエッセイ【私から見えている景色】

第四章 『メタモルフォーゼ』

(四)

今年もハロウィーンの季節がやってきた。
私が小さいころは流行ってなかったような気がするのだけれど、いつから市民権を獲得したのだろう?

ハロウィーン当日とその前後、渋谷をはじめとする繁華街がもちゃもちゃしてしまう印象が強くって、嫌厭してしまっている人もいるかもしれない。けれど私は、ハロウィーン前の、街がちょっと浮き足立って、カボチャやコウモリだらけになる感じ、意外と嫌いじゃない。

学生の頃は不思議の国のアリスの恰好をして友達みんなとUSJに遊びに行った。
自分らしさはそのままに何かの設定にぽっと乗れる、その手軽さと非日常感がいいのかもしれない。

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そもそもハロウィーンの仮装は、死者にまじってやってくる魔物や魔女を追い払うためのものだそうだ。見慣れた街が、実はこの世ならざるものだらけ、なんてワクワクする。

社会人になってからは、なかなかハロウィーンを楽しめてはいなかったけど、今年はとびきり魅惑的な悪魔の恰好でもして街にくりだそうかな。人間に見えないような仮装をしてたら、間違って魔物たちと仲良くなっちゃったりして、一緒に違う世界に帰れたりしないだろうか。

私の居場所がこの世にしかないって、誰が決めたの?

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宇垣美里にQ&A

Q. もしも1つしかコスメを使えないとしたら何を選びますか?(25歳・女性)

リップクリーム、かなあ……。
口がカサカサしてると気になってそわそわしちゃうので。私、自分の唇の色が薄くて、すっぴんだと具合悪い人か幽霊みたいになっちゃうのがまあまあのコンプレックス。色つきのものを選べば顔色もぐっとよくなるし、ちょっとコンビニに行くくらいなら日焼け止めと色つきリップで済ませちゃいます。

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宇垣 美里(うがき みさと)
兵庫県出身。2019年3月にTBSテレビを退社し、4月からフリーのアナウンサーとして活躍中。無類のコスメ好きとしても有名で、コラムやエッセイなど執筆活動も行っている。

宇垣美里マネージャーアカウント
▶︎@ugakimisato.mg

宇垣美里『私から見えている景色』 連載一覧

※衣装は全てスタイリスト私物
Text:Misato Ugaki Photo:Kota Shouji Styling:Mana Kogiso(io) Hair&Make-up:Sayoko Yoshizaki(io) Composition Mayuko Kobayashi