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MVが面白いと話題!フェスにも引っ張りだこのフレデリックが未来を語る

2019.11.13

メジャーデビュー5周年を迎えた4人組バンド、フレデリック。ユーモアや想像力を大切にしながら、不安も漂う現在と未来を明るく照らす音楽を奏で続けてきた。

“面白さ”“楽しさ”を追求して聴き手の現在と未来を照らす

「常に“楽しいことをやりたい”“自分たちが面白いと思うものを追求したい”と思いながら進んできました」

メジャーデビューから丸5年を迎えた記念すべき日に、フレデリックのボーカル・三原健司はこれまでの道のりをそう振り返った。

5年前にリリースした「オドループ」は、そのキャッチーなサウンドメイクと言葉遊びの面白さ、そしてミュージックビデオの楽しさも相まって、フレデリックが多くの人に知られるきっかけとなった。その後に発表したミュージックビデオはどれも“面白さ”や“楽しさ”が光るものばかりで、動画サイトには彼らの人気映像が連なる。芸大を卒業し、バンド内ではベース・曲作り・アートワークのディレクションを担う三原康司はこう語る。

「ミュージックビデオでも“ユニークさ”は大事にしてきました。なにか一癖あるものを作ってやろうって、ずっと思っていますね。そういった要素があると、見てくれる人が入り込みやすいし、結果的に僕らが表現したいことの本質に辿りついてもらいやすいとも思うんです」

10月9日に発売されたEP「VISION」では、彼らがこの先も、まだ見ぬ“面白さ”を探し求めて新たな挑戦を重ねていくことで、さらに楽しい音楽人生を作っていこうとする、未来へのビジョンが決意表明のように歌われている。

「きっとViViを読んでいる方もこういったことを大事にされていると思うんですけど、自分がまだ知らないものを取り入れていくことで自分の幅が広がるって、すごくいいなと思うんですよね」(康司)

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EPの2曲目「イマジネーション」は、バンド内の共通認識として大切にしている“想像力”をそのままタイトルに冠した。曲の中では、変われないなら新しい靴を履いて一歩踏み込めばいいということが歌われている

「女の子っていいなと思うのは、新しい服を買うと気分ががらりと変わったりするじゃないですか。身につけるもので自分が変われると希望を持っているのは、めっちゃ素敵だなと思うんですよね。自分が変わろうと思ってイメージすれば、ほんのちょっとのきっかけだけで未来が変わるんだということを、僕らの曲からも感じてもらえたらなと思います」(康司)

ロックフェスにもひっぱりだこで、出演すればその場を必ず華やかにして帰るフレデリック。来年2月24日には、彼らにとって過去最大規模のワンマンライブが横浜アリーナにて開催される。

「フェスへ出たときに一番大事にしているのは、たとえ僕らの曲を知らなくても、“音楽って楽しいんだな”“のるだけで楽しいんだな”と感じてもらえるようにということ。それをもっともっと深いところまで突き詰められるのがワンマンライブだと思っています」(健司)

PROFILE
神戸にて結成された三原健司(Vo./Gt.)、三原康司(Ba.)の双子の兄弟と、赤頭隆児(Gt.)、高橋武(Dr.)で編成される4人組バンド。11~12月にツアー『FREDERHYTHM TOUR 2019~VISION編~』、2020年2月24日には横浜アリーナにて『FREDERHYTHM ARENA 2020~終わらないMUSIC~』を開催する。
INFORMATION
『VISION』
“横浜アリーナのステージで鳴らすロック”をイメージして作られた新曲3曲に加えて、アコースティックスタイル“FAB‼!!”のライブ音源も収録。ジャケットは三原康司による描き下ろし。

撮影/tAiki 取材・文/矢島由佳子