ViVi1月号は片寄涼太くん(GENERATIONS from EXILE TRIBE)が表紙を飾る増刊号が発売! 初めてのViVi表紙撮影の現場には、片寄くんが主演を務める映画『午前0時、キスしに来てよ』チームも駆けつけて応援しました。『0キス』原作者の漫画家・みきもと凜先生目線で、撮影の裏側をレポート!
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みき凜REPORT
もともと何着か衣装を変えて撮影する予定だったようですが、片寄さんが第一候補のおしゃれコートを完璧に着こなしていたので、「もう他の服は着なくていいね」と編集長さんがおっしゃってました!
私も候補の衣装が並んでいるのを見たときに、「絶対このコート似合いそう(片寄さんはチェック柄が似合うと思います)」と思っていました。
スタッフさんの「かっこいい!」という言葉が何度もスタジオを飛び交っていて、モニターに映る写真に満足そうでした。

みき凜REPORT
ハウススタジオの方では表紙撮影とは違った雰囲気で、スタッフさんと会話しながら、笑顔が多いまったりとした撮影でした。小道具のコーヒーやアイスは、食べるフリではなく本当に口にするみたいです。アイスをもぐもぐ食べてて可愛かったです。
そしてあのアヒル柄のお洋服をサラッと着こなせるなんてさすがだなと思いました!
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さらに、撮影終了後には片寄くん&みきもと先生で、ViVi撮影の裏話や映画「0キス」のこと、語ってもらいました。
AFTER TALK
――映画「0キス」の中でも、片寄さん演じる国民的スーパースター・綾瀬楓が「ViVi」の表紙を飾っていますね。
片寄:そうですね、楓も映画の中で表紙を飾っていたので、今日の撮影はちょっと緊張しました。映画用に作られた表紙が凄く素敵だったので「あのままでいいじゃん!」って思ったり(笑)。でも男性が女性誌の表紙を飾るっていうのもなかなか無いでしょうし、凄く嬉しいですね。
――みきもと先生は、初めてファッション雑誌の撮影現場を見学されていかがでしたか?
みきもと:片寄さんはスタイルがとても良いじゃないですか。
片寄:ありがとうございます。(笑)
みきもと:だからどの衣装も全部サマになっていて。
片寄:いえいえそんな。
みきもと:あと、スタッフの方は撮影を見ながら普通に「かっこいい!」って言うんですね(笑)
片寄:あれって普通ではないですよね? 雑誌によっても違いますよね。
みきもと:普通じゃないんですね! 無言のときもあるんですか?
片寄:あります。まあカメラマンさんは言ってくれますけど……スタッフの人たちも「あ~かっこいい~」って言ってくれると、ありがたいですね。(笑)

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――ViViならではの感じなんですね(笑)。今日もこうして「リアル芸能人」としてお仕事されてる片寄さんが、映画「0キス」では芸能人の役を演じる、というちょっと特別な設定ですが、それゆえに頑張ったポイントはありますか?
片寄:自分が生きてる世界の人を演じるという感じだったので、ちょっと特殊な思い入れがあるというか……。本当に今までの時間を全てを役作りに投影しようという気持ちでした。今までの経験の全てが楓に注がれる感じだったので、こういう役には今後出会わないだろうなと思います。
――みきもと先生は、実は今日の取材に向けて、改めて映画「0キス」を見直して、たくさんメモをとってきてくださったのですが、片寄さんの演じられた楓で印象的だったのはどこですか?
片寄:なんでも言ってください!
みきもと:日奈々と会話しているとき、基本的に優しい口調なのに、たまに意志が強いときに口調がちょっと強めになる時があって。私はマンガを描いているときにそう意識していたんですけど、片寄さんは無意識にそういう風に演じてくれたのかな?と思って。
片寄:僕はセリフ自体を台本から変えたりはしていなくて。だから台本でそういう風になっていたのかもしれないですけど……。
みきもと:ですよね(笑)。絶妙だったんですよ、言い方が優しい部分とちょっと語尾が強くなる部分、例えば「○○して」みたいなときとか……。
片寄:あ~やばい。褒められてる(笑)! 嬉しいです。

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――例えば具体的にどのシーンがありますか?
みきもと:一番好きなのが、絵に描いて来たんですけど……。
片寄:(絵を覗き込んで)わ! すごい!
みきもと:あの映画館のシーンで……これ、わかりますか?
片寄:「脱いで」って言って……?
みきもと:そうです! あそこの「間」が凄く好きなんです。
――原作者ならではのマニアックなポイントですね。
みきもと:そうです(笑)。そのあとも好きです。靴を、きっちりじゃなく、ちょっとだらっと持つ感じが。
片寄:自然にやってたかもしれないです、そこは。
みきもと:あそこって、初めて日奈々と楓が素の状態で喋るシーンだと思うんですよ。だからあそこで楓かどうかが出ると思っていて。
片寄:お~ドキドキしちゃう! でも嬉しいです(笑)。
みきもと:他にもいっぱいあるんですけど……やっぱりキスシーンの身長差は完璧ですよね!ってすみません偉そうに(笑)。
片寄:あはは(笑) いえいえ嬉しいです、分析されてますね。
みきもと:あと、頭をぽりぽりかく楓が。
片寄:日奈々の家に行って、わーって怒って、「俺だせえな」って言うときに、頭をかいた動きがすごく楓っぽいって、前にもみきもと先生から言っていただいて。あのシーンって漫画でも印象的でした。台本にあるマンガのシーンは全部写メして、現場で見られるようにしてたんです。でもマンガを厳密に再現する必要もないはずで。
みきもと:そのとおりだと思います。
片寄:もし演じているときの感情で、本当にマンガのシーンの動きになれば良し、という感覚でいたんです。あのシーンはマンガとは違う動きだったのに、先生に「すごく良かった」と言ってくださったところが嬉しかったです。
――ここまでいろんな楓の名シーンが出てきましたけれども、改めて映画の見所を教えていただけますか?
片寄:先生の目線で観ていただいた感想がすごく面白いです! 原作を好きな方も、また違った目線でこの映画版を観ていただけたら嬉しいなと思っています。あと、日奈々の気持ちで観てもらえたら、それはそれで楽しんでいただけるのかなと思います。
みきもと凜先生のInstagramはコチラ≫ @rinmikirinrin
国民的スーパースターと一般JKのリアル・シンデレラLOVEストーリー❤
映画『午前0時、キスしに来てよ』は12月6日全国公開!
片寄涼太(GENERATIONS from EXILE TRIBE) 橋本環奈
眞栄田郷敦 八木アリサ 岡崎紗絵 鈴木勝大
酒井若菜 遠藤憲一
原作:みきもと凜『午前0時、キスしに来てよ』(講談社「別冊フレンド」連載)
監督:新城毅彦 脚本:大北はるか 音楽:林イグネル小百合
主題歌:『One in a Million -奇跡の夜に-』 GENERATIONS from EXILE TRIBE