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自分がなりたい像を真似するだけ。ホストの界の帝王・ローランド様にきいたセルフブランディング術!

2019.03.10

組織力に甘えることなく個の力を伸ばし、自分で生き方をデザインする時代。今回は自己デザインの成功者、新宿歌舞伎町のカリスマNo.1ホストで、現代ホスト界の帝王とも称される“ローランド様”にセルフブランディングのあり方&自分を貫く強さを教えてもらいました!

ー退学理由は『No.1ホストになる』

僕がホストになろうと思ったのは18歳の頃。大学へ進学したんですけど、入学早々に辞めました。高校時代サッカーでプロを目指していたんですが、それが残念ながら叶わず……夢がなくなっていたんです。それでなんとなく大学へ進学していたんですけど、これからしたくもない勉強をして適当にサークル入って、やりたくもない仕事のために就活してって、入学式の時に、自分の人生の行く末が見えちゃったんですよ。それで大学を辞めることにしました。退学届には『№1ホストになる』って書いて。

よく先が見えないことが怖いって言うけど、僕は先が見えた方が恐怖だと思うんですよね。ホストになって経営者にもなったけど、僕の将来は今も見えません。眩し過ぎて。数ある職業の中から、なぜホストを選んだかと聞かれたら、ホスト界にスターが居なかったからかな。僕の父が音楽家なので、音楽業界もいいかなと思っていたんですが、その時たまたまジャスティン・ビーバーがものすごい人気で。あぁ、この人はスター性あるなって思ったんですよね。音楽業界はジャスティン・ビーバーに任せておけばいいけど、ホスト界にはスター不在だったから、僕がならないとマズイなと思ったんです。

ー時代が僕に追いついてないだけ

ホストの世界は、誰でも下積みからスタートするんですが、僕も1年程下積みとして頑張りました。接客やホスピタリティには確固たる自信があったので、売れてないのは時代が僕に追いついていないだけだと思って頑張っていましたね。だって、江戸時代にSupremeがあっても売れないじゃないですか。

“選ばれる側じゃなくてこっちが顧客を選ぶ側になる”っていう強気のスタンスでやってたんですが、その時には『何生意気言ってんだ』って馬鹿にされたりしていましたね。それでも絶対いつか理解してもらえる時がくる! と、信じて続けていたら、あの強気のホストが面白い! ってことで売れ始めたんです。

ーこの俺様でも1年は苦労したんだから1年以内に諦めるなんておこがましい

自己プロデュースというのは、他の人がやってないことをやることが基本だと思います。でも、人の真似をしても別にいい。ただ、真似をするならその人を超えたらいいだけの話。金髪ロングで俺を真似しても、僕よりも面白かったらそいつの勝ちだと思うんですよね。人がやっていないことをやる! 真似するならそいつを超える! ってことが大事。

役者って撮影の前に役作りをしますよね。役に合わせて痩せたりとか、役に入り込むために普段の自分と真逆な生活を送ったりとか。それと自己プロデュースって似ていると思っていて、自分がこうなりたいっていうのを演じきることだと思うんです。プロデュースの根本は、徹底した役作り。人が見ていないところでもその役を演じきるんです。僕の場合は、理想が白馬に乗った王子様だったから、その王子様って家で何着るかな? どんなスタイルかなっていうのをいつも考えて徹底的になりきっています。夢を叶える上で、学歴はあるに越したことはないと思います。

ただ、飛行機に例えて言うなら、ファーストクラスとエコノミークラスでパリに行くとするじゃないですか。でも、パリに降り立って街を歩いてしまえばどちらがファーストクラスで来たかって分からないですよね。結局目的地について何をするかだと思うんですよ。快適なファーストクラスに乗るにはもちろんすごく苦労があっただろうけど、だからと言って100%良い旅になる訳じゃない。逆にエコノミークラスでも散々な旅になる訳ではありませんよね。夢が見つからないと言う人に一言アドバイスをするなら、純粋に自分の心に耳を傾けてごらんってことですかね。絶対にヒントはあるから。自分が何をしている時に一番幸せを感じるか。素直に自分の心の声を聞いて、その心の声から自分でたぐり寄せていってください。

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Q.どうしたら自分を好きになれますか?自信のつけ方を教えて!(神奈川県・専門学校生)

「これはね……もう、頑張るしかないです。努力です。例えば、鏡を見た時にだらしない体をしていたら自分のことを嫌いになっちゃいますよね。でも、自分に嫌われる人生って嫌じゃないですか? 努力しない自分のことって なかなか好きになれないし、自信はつかないと思います。持とうと思うだけで自信を持てたら、スマホを持つみたいに誰でも自信って持てちゃうでしょ。『つけ方を教えてください』なんて言っているうちは自信はつかないと思いますよ」

Q.SNSで知らない人から悪口を言われて悲しい気持ちになりました。SNSストレスを減らすには?(フリーモデル・21歳)​

「僕は誰もフォローしていないので他の人のSNSは基本的に見ないです。寒がりな人が窓を開けて『めっちゃ寒い!どうしよう!』って言っていたら、『窓閉めれば?』ってなりますよね。それと全く一緒。見なきゃ良いんです」

Q.人見知りはどうやったら直せますか?(福島県・大学生)​

「性格的なものはなかなか変えられないので、逆に受け入れてあげた方がいいんじゃないですかね。人見知りは基本的には直らない! 受け入れよう!(笑)それも個性だし、シャイな子って可愛いじゃないですか」

Q.輝くためにしていることはありますか?(東京都・高校生)

「強いて言うなら、息をすることくらいかなぁ」

Q.本気で人を好きになったことはありますか?(東京都・看護師)​

「ないんですよ、一回も。ずっと男子校で育って、女の子と触れ合うこともなく、そこから180度方向転換してホストという職業で女性と触れ合うようになったので。だから、本気の恋愛って何だろうって。人生をかけた永遠のテーマです。ラブソングって無限にあるじゃないですか。何百年も前からずっと。でもまだ作れる。それくらい飽きのこない奥の深いものなんだなと思っています。と言っても僕はまだ経験をしたことがないので、一回くらい本気でハマってみたいです」

Q.人間関係が上手くいかない時、どうしたらいいですか?(東京都・会社員)​

「僕はあんまり気にしないですね。全員に好かれようと思っても無理ですし。大事なのは、誰に嫌われたかじゃなくて誰に好かれたかだと思っています。嫌われてもしょうがないと思って、仕事相手だろうとズバズバ言いますよ。本音を言わないより良いじゃないですか。普段から本音を言う人の『楽しかった』、『嬉しかった』って言葉は信頼性があるけど、八方美人が『楽しかった』なんて言っても、本当かどうか分からないですもん。結局腹割って話した方が仲良くなれるんですよ」

Q.どうしても後を継いで欲しいと言う親。決められたレールを進むのは嫌です。どうしたらいいですか?(京都府・大学生)

「どう考えても自分の人生は自分が主役。言い方は悪いですけど、自分以外は皆エキストラです。『主演:自分』で、エキストラに気を使っていたら良い作品になんてならないじゃないですか。親に何と言われようが、自分がやりたいことをやって欲しいなと思います」

ローランド様のセルフブランディング術、ぜひ参考にしてみてね♡

Photo:Kentaro Kambe Hair&Make-up:Yuya Nara(SHIMA) Composition:Yumiko Ito Design:Yuuki Nakajo