イケメン

おかえり、我らが山P!海外での撮影を通して進歩したこととは?【山下智久のP’s STYLE】

2019.11.26

“山P的なもの”を発信していくViVi連載“P’s STYLE”。

前回の記事

大事なのはいっぱい失敗すること。山Pが白T×黒パンツに辿り着くまで【山下智久のP’s STYLE】

3ヵ月、一人になって、人間らしい暮らしをして、ようやく気づいたことがある。今まで、「仕方がない」と我慢していたことで、自分の中の大切な感覚を麻痺させていたこと。「THE HEAD」の撮影を通して、山Pは進歩すると同時に、人間らしい“感情の原点”に回帰した。

インタビュー:Progress

ただいま! お陰様で無事ドラマの撮影を終えて帰国しました。今回も、いろんなことが勉強になったよ。キャストもスタッフも、自分の役割に対する情熱がすごくて、みんなが自分の考えを主張するから、撮影に入るまでにすごく時間がかかることもあったし、当日、せっかく覚えた英語のセリフが変更になることもしょっちゅう。監督だけじゃなく、演技のコーチ、発音の先生と、3方向から指導を受けて大変だった。

今月のテーマは、Progress。進化というか進歩というか、現場にいて学んだことの一つは、海外では、イエス、ノー、はっきり意思表示をしないと存在を示せないってこと。日本だと「疲れてる?」って聞くと、大半が「大丈夫!」って答えるけど、スペインでは、「疲れてる! 帰りたい!」って言うのには笑った。みんな正直だなって(笑)。

撮影は、朝7時から夕方6時まで。土日は休み。規則正しい生活をしていたし、役だけに集中できていたせいか、向こうで生活し始めて1ヵ月半ぐらい経ったとき、自分の中の眠っていた感受性みたいなものが、目を覚ましたような感覚があった。仕事場からホテルに帰るとき、「夕日がきれいだな」とか、どこかの家から、夕飯の匂いがして、「あ、もうすぐご飯だ、嬉しいな」みたいな。すごくシンプルな、懐かしい喜び。そういえば、子供の頃はもっと、日常のささやかな光景や、匂いや、温もりや、音。五感で感じるいろんな喜びで、体が満たされていたよなって。「ああ、この感じ、久しぶり」ってことが、何度もあったの。今思うと、11歳から芸能界に入って、常に周りを気にして生きるのも仕方ないって自分に言い聞かせてきた。だから、ささやかな喜びに満たされるような、人としての“原始の感覚”が、ストレスで押しつぶされて、磨耗してたんだと思う。たった一人で孤独なはずなのに、今回の生活の中では、ちょっとした生きる喜びや、すごく穏やかな気分に、何度も出会えたんだよね。

日本はもちろん母国で、一番大事な国だけど、今回の経験で、できることなら、自分が自分らしくいられる環境作りも、今後の一つの課題。でも、それに気づけたことは進歩かな。

最大の進歩は、英語のセリフを記憶するスピード! セリフを覚えるのに、英語が母国語の人の3倍の時間がかかるって思ってたけど、最後の方は、どんどんスピードが速くなって。それは嬉しかった! 記憶力のピークはまだ先って確信したね(笑)!

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たくさんのマフラー

数あるマフラーから選んだ2枚。どれも可愛くて迷いました。あなたはどれが好きですか?

お土産のチョコ

なんと! 編集部にお土産を買って来てくれた山P。「お土産買うタイプじゃないんだけど」って、渡し方もスマートでした。

豪華なケータリング

撮影時のケータリングが運動会のように豪華。海外帰りの山Pは筑前煮がお気に入りのようでした。

冬小物

冬のオシャレのポイントといえば、手袋とマフラー。差し色で遊ぶか、ボリューミィな素材感をアクセントにするか。ボアのマフラーは、レディースにはない重さ!

PROFILE
山下智久1985年4月9日生まれ。千葉県出身。Huluの世界規模配信大型ドラマ「THE HEAD」の撮影を終え、帰国して初の連載取材。南極の科学研究基地を舞台にした極限サバイバルミステリーで、全編海外ロケ、全編英語のセリフに挑戦した。TBSドラマ「インハンド」DVD&Blu-ray絶賛発売中。

Photo: Yuki Yamamoto Text: Yoko Kikuchi