イケメン

「女性の誘惑にトロけたい」もっとも成長著しい若手俳優・成田凌が語る息抜き法

2019.12.08

周防正行監督の5年ぶりの新作『カツベン!』で、主演に抜擢された成田凌さん。今、もっとも成長著しい若手俳優と言っても過言ではありませんが、忙しい日々の意外な息抜き法とは?

“活動弁士”というスターがいたこと、ご存知ですか?

『Shall we ダンス?』、『それでもボクはやってない』などで、草刈民代さんや加瀬亮さんなど多くの俳優をスターダムに押し上げてきた周防正行監督。5年ぶりとなる新作『カツベン!』で主役に大抜擢されたのが、人気沸騰中の成田凌さん。演じるのは“活動弁士”という、今ではちょっと耳慣れない職業です。

「まだ映画が活動写真と呼ばれ、無声だった時代。自らの語りや説明で作品を彩ったのが活動弁士、通称カツベンです。正直、僕自身その存在を知らなかったんですけど、当時は彼らが最高のエンタメスターでした。かつ周防ワールド全開の、どこかかわいらしくリスペクトしたくなる人たちが繰り広げるドタバタ劇。これが受け入れられないわけがない!と思っています」

意外にも主演を務めるのはこの映画が初。しかもあの周防作品で、となるとプレッシャーも大きかったのでは?

「それはなかったです。何せ共演が永瀬正敏さん、高良健吾さん、井上真央さん、竹野内豊さんなど、そうそうたる顔ぶれですから、『俺が引っ張るんだ!』となるわけがない。今回は助けてもらってばかりだったので、自覚を持つとしたら次からですかね」

その成田さん演じる俊太郎は、時にはインチキをしながらも弁士になる夢を抱き続け、喋りの技術を磨いていきます。しかしその情熱ゆえ、大事な場面で愛する女性との約束を違えてしまうことに……。

「俊太郎は真っ直ぐでピュアだからこそ、泥棒一味に加担してしまったり、愛する女性を守れなかったりします。僕自身、後先考えず目の前のやりたいことに飛び込むところがあるので、俊太郎とは似ているかもしれません」

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俊太郎は、幼なじみの梅子を一途に愛しながらも、他の女性の誘惑を拒否しきれない一面も。そんなところも似ていますか?

「うっかり、一瞬トロけてしまうシーンがありますよね。はい、僕もトロけたいです(笑)」

今年は、本作を含め6本の映画に出演。大忙しの日々ですが、どのように気分転換を?

「欅坂46のライブですね。でも別に、ハジけたりはしませんよ。サイリウムを2本持って、ただただ真剣に観ています。自分がリフレッシュすることより、観ることが最優先ですから。普段頑張ってますし、これくらいは楽しませてもらわないと!」

シャツ¥24000/ツナギ ジャパン(GEN IZAWA)

PROFILE
成田凌
1993年11月23日生まれ。埼玉県出身。『MEN’S NON-NO』のモデルとしてブレイク後、2014年に俳優デビュー。『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS)、連続テレビ小説『わろてんか』(NHK)などで注目を集める。来年の公開待機映画に『スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼』、『弥生、三月』、『糸』、『窮鼠はチーズの夢を見る』がある。
INFORMATION
『カツベン!』子どもの頃に活動写真小屋で観た活動弁士に憧れ、「活弁で観客を魅了したい」という夢を持つ俊太郎(成田凌)。ニセ弁士として働かされていた泥棒一味から逃亡し、小さな町の映画館で何とか弁士となる。そこで幼なじみの梅子(黒島結菜)とも再会するが、先輩弁士やライバル映画館の妨害に遭い……。12/13より全国公開。 ©2019「カツベン!」製作委員会

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撮影/田形千紘 スタイリスト/伊藤省吾(sitor) ヘア&メイク/宮本愛(yoshine) 取材・文/山本奈緒子