イケメン

「7人だから強くなれた」片寄涼太がGENERATIONSとシェアしていること

2019.12.10

午前0時の鐘が鳴ったら、王子様が迎えにきてくれるかもしれない……。女の子なら、誰もが一度はそんな夢を見たことがあるだろう。みきもと凜の大人気コミックが原作の映画『午前0時、キスしに来てよ』は、そんな女の子に、2時間の“キラキラな夢”を見せてくれる、ロマンチックなラブストーリーだ。橋本環奈ちゃんとW主演を務めたのは、我らが王子・片寄涼太くん! ここから始まるフォトストーリーは、朝目覚めたら、そこに片寄くんがいた!……という夢のようなシチュエーションから始まる。そして、聞き上手の彼は、「もっと、自分らしく生きたいのにな」って悩むアナタに、優しくアドバイスをくれるのだった。

大人になることに意気消沈したり、抵抗したりする前に、昔の、一途だった自分を信じて!

「例えば、今付き合っている人とうまくいっていない時とか、『昔、こういう人と結婚したいと思ってたじゃん!』みたいなことを思い出すと、自分が本当は何が好きで、何を大切にしたいのか、摑める気がする。それが、本当に手の届かない相手だったり、人に話したら『何夢見てんの?』ってばかにされそうなことでも、僕は別に、恥じる必要はないと思う。

恋愛に限らず、仕事や勉強に関する目標もそう。子供の頃の『強い気持ち』って、絶対に思い出す価値があるし、きっとそこに自分らしさがある。そのことにみんな、少しでも早く気づけばいいのになって思う。大人って、物わかりのいい、諦めのいい人のことだけを指すわけじゃないからさ。大人になることに意気消沈したり、抵抗したりする前に、昔の、一途だった自分を信じて! そこには、ピュアな情熱だったり、キラキラした夢だったり、憧れだったり。そういうものがいっぱい詰まってる。そのことに気付いて!」

だからだろう。片寄くんの瞳の中には、大人と少年が、ちゃんと同居している。大人の憂いも美しい。少年の輝きも眩しい。どっちも手放さずに、状況に応じて出力をコントロールしているところが、スターだなと感じさせる。片寄くんは、こんなことも付け加えた。

「ただ、自分らしく生きようとして、自分の気持ちを大事にしすぎて、人の気持ちを考えられない、人の気持ちがわからない人になったら寂しいと思う。周りの人にちゃんと寄り添いつつ、自分らしさの原点を思い出し続けられればいいのかな、なんて思いますね」

映画の中で、日奈々は、好きだったピアノを諦める。楓は、「やりたいこと諦めるって、辛いよな」と日奈々に向かって呟く。「それって重い言葉ですよね。だから、『見ている人にも届け!』って思いながら演じました」

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今回、“スーパースター”を演じるにあたり、監督から言われたことは、「自然に、自然に」。

「最初に言われた一言が、『片寄は(演技を)やり過ぎているから、もっと自然にやれ』と(笑)。これまでの作品を観てくださってたみたいで、ズバッと。嬉しかったです。もっと良くしよう、もっと新しい部分を引き出そうと、そういう気持ちがあって言ってくださった言葉だと思うので、有り難かった。でも、難しかったですよ。『僕、スターです』という態度ならイメージできますが、自然って、自分に張り付いているものだから、客観的にはわからない。ただ、出来上がったものを観た時に、『そうか、こうやって切り取ってもらえたんだ』とか、『あの時、無意識のうちにこんな表情をしていたんだ』とか、いろんな発見がありました」

スーパースターとは、一般人にとっては、非日常の存在である。でも、スーパースター本人にとって、日常はあくまで日常に過ぎない。映画の中で、その非日常的存在(=楓)が繰り広げる日常は、どこかユーモラスで、同時にかなり孤独だ。

楓は、ある事情を抱えて、元いたアイドルグループを辞め、俳優業に専念する。メンバーの存在は、グループを抜けてからも楓が俳優として頑張る原動力になっていた。この状況を自分に置き換えた時、片寄くんだったらどうするかを聞いてみると――。

「楓が『辞める』と言ったその決断がどんなに重いか。自分もGENERATIONSというグループをやっているからこそ、よくわかります。グループを辞めるなんて、そう簡単に言い出せるものじゃないはず。だって、グループのメンバーほど、あらゆるものを“シェア”している人っていないんです。感情もそうだし、環境もそうだし、関係性も、時間も、空間も、喝采も、称賛も、批判も、バッシングも、何もかも。僕たちは7人で、GENERATIONSというでっかい看板を背負っていて、一人一人がその看板を守るために団結して、ソロの時にもチームを代表して頑張らなければならない。

俳優業をやっている時は、一つの作品のゴールに向かってスタッフや共演者みんなで心を一つにしますけど、そこで得たものを、どこかでグループに還元したい想いもあります。歌と芝居で、表現の仕方は違いますが、グループでも、アルバムや、ライヴを一つのゴールにして、その都度その都度、ゴールに向かって一致団結することは変わらない。ただ、7人でいるときは、やっぱり肩の力を抜いてリラックスできますし、7人なら、役割分担もできる。でも、一人の時は、7人分の看板を一人で背負って、その責任感を持って現場に向かわなければならない。だからこそ強くなれた。

初めて、芝居の現場に行った時は不安もありましたが、最初に出会ったチームが、『自分らしく』というのを認めてくれた。芝居に苦手意識なく飛び込めたのは、その環境から得たものも大きかったかもしれないですね」

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周りにいる人がハッピーになるような自分でありたい。

ふと、片寄くんに「人生の目標」を聞きたくなった。大きすぎるテーマだし、こんなことを聞かれて、即答できる25歳など、そうはいない気がする。片寄くんも、一瞬面食らったような顔をした。でも、しばらく考えてから、「あるとすれば……周りにいる人がハッピーになるような自分になること」と答えた。誰もが彼を好きになってしまいそうな、いい答えだなと思った。

「カッコつけてるわけじゃなくて、……無意識のうちに、昔からそう思っていたような気がします。自分らしさが見つけられなくて、もがいていたときも、ゴールは誰かの笑顔にあったんじゃないかな。10代の頃は、そのやり方がわからなくて、揺れたり迷ったりしたけれど、経験を積んでいく中で、少しずつ、どうしたらいいかがわかるようになった……かもしれない。まだまだですけど(笑)」

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INFORMATION
『午前0時、キスしに来てよ』 みきもと凜の大人気コミックを映画化。優等生の日奈々(橋本環奈)は、超まじめ人間として一目置かれる存在。ある日、国民的スーパースターの綾瀬楓(片寄涼太)が、映画の撮影で日奈々の通う高校にやってきた。楓の飾らない姿に恋をする日奈々。一方楓も次第に日奈々に惹かれるように……。芸能人と一般人の内緒の恋、それは絶対に誰にも知られてはいけない秘密。はたして彼らの恋の行方はいかに!? 12/6より全国公開。 ©2019『午前0時、キスしに来てよ』製作委員会

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Model:Ryota Katayose(GENERATIONS from EXILE TRIBE) Photos:Ryuji Sue(See) Hair&Make-up:Shinya Kumazaki Styling:SOHEI YOSHID(SIGNO) Composition:NiraiIkeshiro Interview:Yoko Kikuchi