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失うものが本当になかった。女優・森田望智が語る全裸監督オーディションの裏側

2019.12.12

過激さが話題を呼んだNetflixオリジナルシリーズ『全裸監督』で、ヒロインを演じた森田望智さん。本音を言えば、一体どんな人なのか、気になってしょうがなかったんです。だって、体当たりの熱演があまりにもすごくて、一夜にして世界中の視線を奪ってしまったから。しかも、ViVi世代ど真ん中じゃありませんか♡ そんなわけで、みなさま、お待たせしました、お待たせしすぎたかもしれません。緊急特集・森田望智のスタートです! 今回は、大物揃いの共演者の中でヒロインの座を見事射止めた『全裸監督』オーディションの裏側について語ってもらいました。

『全裸監督』のオーディション時、失うものが本当になかった

「いきなり出てきて、誰〜?ってなりますよね。『全裸監督』のオーディションを受けた頃は、本当にお仕事がなくてニートやん!って状況でした」

そう、明るく話す森田さんだが、実は芸能界に入ったのは小学校高学年の頃。小学校の卒業アルバムにも、将来の夢の欄には「女優?」と書いたそうだ。

「小さい頃から、フィギュアスケートをずっと続けていましたが、選手を目指していたわけでも、なれるとも思っていませんでした。スケートがなくなると、自分に何もなくなっちゃう気がして、最終的には義務感で続けていたのかもしれません。事務所に入った時期こそ早いですけど、中学までは学業優先だったので、本格的に女優業をスタートしたのは、高校生から。オーディションを受けても受けても、なかなか受からなくて、全然お仕事がなかった。だから、『全裸監督』のオーディション時には、作品の題材や役柄がどうというより、山田孝之さんが主演で武正晴さんが監督をされる作品に出られたら、もし失敗しても、名前が悪いように広まっても、今の状況よりは良いだろうと思っていました。失うものが、本当になかったんです(笑)」

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オーディションを勝ち抜いた裏側

オーディションを勝ち抜いた裏側には、こんな秘話がある。森田さんは、黒木香役のため、なんと脇毛を描いて挑んだそう。

「でも、シーンの描写に脇毛を見せるって書いてあったんですよ! なので、『ないから描かなきゃ』と描いただけで、私の中では当たり前だと思ってたんです。アイライナーでスススっとリアルに描いていきました(笑)」

共演者も全員大物だし、脱ぐし、人生初レベルで緊張した

そうして話題作のヒロインの座を見事射止め、「受かった!」と喜んだのもつかの間、しばらくすると、豪華共演陣の中、難しい役柄を「私にできるのかなと、人生初めてレベルで不安になった」と話す。

「基本、ポジティブなんですけど、撮影中は人生初めてってくらい、悩みが多かったですね。私には本当に何もないし何もできない、共演者の中で技術的に勝てるものが一つもないとわかっていたから、気持ちだけは強く持っていなきゃと思って、自分の撮影がない時も見学に行っていました。そんな状況の中で迷いがなくなったのは、監督のおかげです。本当に真面目で熱量が高い方で、いわゆる絡みのシーンも、全部監督自ら(リハを)やってくださるんです。それを見ていると、なんで恥ずかしがってたんだろう?と、一気に吹っ切れました! 来年シーズン2の撮影が始まりますが、まだどうなるかわからないけど、う〜ん、やっぱり怖いです。シーズン1より難しいんじゃないかと思っているので、また気が引き締まる思いですね!」

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PROFILE
森田望智
1996年9月13日生まれ。神奈川県出身。2011年女優デビュー。来年の目標はフワフワなパンケーキをつくること。

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