イケメン

「EXILEっぽくない」と言われ肩身が狭かった。片寄涼太が自然体になれたきっかけの言葉とは?

2019.12.17

午前0時の鐘が鳴ったら、王子様が迎えにきてくれるかもしれない……。女の子なら、誰もが一度はそんな夢を見たことがあるだろう。みきもと凜の大人気コミックが原作の映画『午前0時、キスしに来てよ』は、そんな女の子に、2時間の“キラキラな夢”を見せてくれる、ロマンチックなラブストーリーだ。橋本環奈ちゃんとW主演を務めたのは、我らが王子・片寄涼太くん! ここから始まるフォトストーリーは、朝目覚めたら、そこに片寄くんがいた!……という夢のようなシチュエーションから始まる。今回は、片寄くんにロングインタビュー!

最初の頃は、「EXILEっぽくない」と言われることが多くて、結構肩身が狭かった(苦笑)

自分らしさって何だろう? そんなことを考えながら、揺れていた時期がある。10代の頃のことだ――。オーディションに合格し、18歳の時に、GENERATIONSの正式メンバーに選ばれた。EXILE TRIBEの一員として活動するようになってから、会う人会う人に、「なんだか、EXILEっぽくないね」と言われた。

自分の中のヒーローでありスーパースターだったHIROさんの目に留まったのだから、堂々としていればよかったのかもしれない。でも、『ぽくない』と言われると、どうも肩身が狭かった。「もっとこうしたらいいんじゃない?」というアドバイスをもらうたびに、「そうかもしれないな」と思ったり、「どうしたらいいですか?」と相談したり。言われた通りのことを試してみて、「何か違う」と思ったり。「一体、どうしたらいいんだろう?」と、クエスチョンマークが頭の中をグルグル回った。

「そんな時に、『その、“EXILEらしくない”ところが武器だと思うよ!』って言ってくれる人がいたんです。そこから考え方がふわっと変わった。自分の中で、『こうしなきゃ』って思い込んでいたことも、『そうか、今まで結構無理してきたんだ』『もっと自然体でいいのかもな』って思えた。胸につかえていたものが取れたみたいな感じで、あまり頭でっかちにならず、思ったことを自然に口にできるようになったんです。人にどう見られるかは気にせずに、いいと思うものは『いい』、やりたいと思うことは『やりたい』と、素直に言えるようになった。そうしたら、不思議なことに、少しずつ、自分の周りの環境も変わっていった。うまく言葉にはできないけれど、“自分らしさ”を取り戻したみたいな感じでした」

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誰もが、できるだけ自分らしく生きたいと思っている。でも、ゲームのキャラクターじゃあるまいし、普通に生きていて、「自分の武器はこれ!」なんて、自覚している人はいない。いたとしても、ごく少数だ。結局、自分の心が動くところに、“自分らしさ”はあるのかもしれない。片寄くんは、GENERATIONSというグループに入ってから、そのことに気づくことができた。

「グループって面白いんです。異質だからって、居場所がないわけじゃない。むしろ、それぞれが異質なものを持っているからこそ、居心地がよかったりもする。10代の僕は、自分を取り巻く環境が大きく変わった時に、『合わせなきゃ!』って思い込んでいたフシがある。本当は誰もそんなこと望んでいないのにね(苦笑)。例えば新しい環境に入っていく時って、誰しも、周りの環境に合わせようとするあまり、目立つとか浮くとか、そういうことを気にして、自分を押し殺しちゃったりすることってあると思う。でも、例えば学校にしても、その場所に自分がいる時間って、人生のスパンで考えたらほんの短い時間に過ぎないわけで。学校生活が窮屈なら、部活とか、塾とか、GENERATIONSのコンサートとか(笑)、なんでもいいから、自分が生き生きできる場所を探したらいいと思う。新しい場所や新しい人と出会うことで、ふっと気持ちが自由になることってあると思うよ」

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こんな真面目なことを語ってもらったのには理由がある。12月6日から公開された映画『午前0時、キスしに来てよ』。片寄くんが橋本環奈ちゃんとW主演するこの映画が、単なるラブストーリーじゃなく、観た人に、自分らしく生きることの意味を教えてくれる内容だったからだ。片寄くん演じる国民的スーパースター・綾瀬楓は、夢見がちな一般女子高校生・花澤日奈々に恋をする。カッコ良さの権化である楓が、実はお尻フェチだったりと、コメディ要素もふんだんに盛り込まれたリアル・シンデレラ・ラブストーリーには、「人を本気で好きになる」ことの美しさと切なさが、存分に描かれているのだ。

スターであることはふつうの恋愛には最大の障害だが、日奈々がまだ10代の女子高生であることも、惹かれ合う二人の前に、大きな壁となって立ちはだかる。楓の役柄と、片寄くんの立場がオーバーラップする部分も多いこの映画。楓は、映画の中で、日奈々のピュアさに惹かれていったけれど、片寄くんは、10代の頃の純粋さを失った自覚はあったりするのだろうか?

「失うというより、『忘れかけてたな』という感情を思い出す作業が、20代になって、増えているような気がします。さっきの、“自分らしさ”の話ではないですが、10代の頃に無理していたけど、実は心の中では、こんなこと思ってたよな、とか。自分の感情の原点みたいなことを、最近特に、よく思い出すんです。『純粋さをなくしちゃった』ことを嘆くんじゃなく、むしろ、よりピュアな方向に向かいたい気持ちが強いのかな。自分が信じていたこと、最初に驚いたこと、最初に感動したこと、それはずっと忘れていないし、これからも大事にしていきたい。そして、迷った時は、その原点に立ち戻りたい。そうすることが、自分らしさに繋がるかもしれないから」

そう言って、片寄くんは、「女の子も、迷ったら、昔の自分を思い出すといいと思う」とアドバイスをくれた。

INFORMATION
『午前0時、キスしに来てよ』 みきもと凜の大人気コミックを映画化。優等生の日奈々(橋本環奈)は、超まじめ人間として一目置かれる存在。ある日、国民的スーパースターの綾瀬楓(片寄涼太)が、映画の撮影で日奈々の通う高校にやってきた。楓の飾らない姿に恋をする日奈々。一方楓も次第に日奈々に惹かれるように……。芸能人と一般人の内緒の恋、それは絶対に誰にも知られてはいけない秘密。はたして彼らの恋の行方はいかに!? 12/6より全国公開中。 ©2019『午前0時、キスしに来てよ』製作委員会

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Model:Ryota Katayose(GENERATIONS from EXILE TRIBE) Photos:Ryuji Sue(See) Hair&Make-up:Shinya Kumazaki Styling:SOHEI YOSHID(SIGNO) Composition:NiraiIkeshiro Interview:Yoko Kikuchi