イケメン

赤い糸で結ばれている⁉︎新田真剣佑×北村匠海だからできたアドリブに注目

2020.01.19

今回4度目の共演を果たす新田真剣佑さんと北村匠海さん。互いにソウルメイトと言い合うほどプライベートでも仲のいい2人が、ついに揃って誌面に登場! 映画『サヨナラまでの30分』のエピソードとともに、2人ならではのプライベートトークをたっぷりとお届け。今回はインタビューに答えていただきました♡

相手役がまっけんでなかったら・・・

4度目の共演となる新田さんと北村さん。今回は2人で一役を入れ替わりながら演じるという今までにない試みですが、共演が決まったときのお気持ちは?

北村さん(以下、北):役的にも相手がまっけん以外の方だったら、確実に苦しんでいただろうなと。今までの共演した作品が繋がってその導線があったからこその今回で、なるべくしてなったんだなという感覚です。

新田さん(以下、新):僕もとても安心しました。台本を読んだときに、匠海ならこういう言い回しがくるだろうなとイメージもできましたし。まあでも、匠海は二役演じなくてはならないので、大変だなぁと(笑)。

:いやー、ほんと大変だった。脚本をもらったとき吐き気がしたもん(笑)。まあでも、僕が演じた窪田颯太は、すごく自分に似ていたので、二役やる重圧は少なかったかな。僕らはお互いの芝居をきっかけに仲良くなっているし、そういう意味では僕も宮田アキをやるからには、まっけんがOKを出す芝居をしなきゃいけないとプレッシャーもあったり。ただお互いの芝居をみてきてリスペクトしているので、そこの安心感は大きかったです。

:なんか、結婚会見みたいだね(笑)。

:毎回そんな感じになっちゃうからね(笑)。

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この映画をきっかけにバンドをやりたい子が出てきたらいいな

今回は音楽シーンが印象的でしたが、2人は初の音楽映画出演どうでしたか?

:今回は歌もあったし、すごく面白かったよね。ライブシーンで僕が歌っているのが突然まっけんに入れ替わったりとか、撮影の仕方も新しかったし。

:僕は大変だったなー。芝居よりも前に歌を録音したから、役もまだ手探り状態で。

:僕もまっけんの歌を聴きながら手探りでやっていました。

:だって、僕が全力で歌っても匠海には届かないから。だから、ちょっと若い子がつくったデビュー曲を意識して、完成されてない歌い方にしました。

:いやいや。めちゃめちゃ上手いじゃん。これを機に、歌手への道が生まれてくると思うもん。

:いやー、でも映画での歌を聞いて、『新田真剣佑はこういう歌い方するんだ』って思ってほしくはない。

:そうだね、もっといけるよね。僕よりレコーディングへの探究心がすごかったのには驚かされたもん。

:だって、初めてだから(笑)。

:僕はもう勢いで乗り切るみたいなところがあったけど、まっけんは、『ここが気になるんでもう一回やらせてください』みたいな。なんか感心しちゃった。繊細にレコーディングをしていて性格がでるなって。それはちゃんと歌にもこもっていると思うな。

:歌もそうだけど、ギターも難しくて。指も見ちゃいけない、歌詞も覚えなきゃいけない、歌いながら弾かなきゃいけない、ってすべてが初体験で不安で。もう全部そこは匠海に頼るしかない。本番でできなかったらもう匠海にやってもらおうと(笑)。

:すごくできてたじゃん。どのくらい練習したの?

:レッスンも4回ぐらいしかなかったし、短かったね。

:そんななかでも他のメンバーとみんなで集まったりとかもしたよね。バンドって見えない何かでつながってないと音楽的に面白くならなかったりするし、その意味では、映画内でもつながりみたいなものはすごく出た感じがしたかな。驚きだったのが、真ん中に立つ人間が変わるとこうもバンドって変わるんだなって。それは面白かった。この映画をきっかけにバンドをやりたいってコが出てきたら、それはもうありがたい話ですね。

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バンドをやるとしたら、新田さんは何担当ですか?

:ボーカルだけがいいですね、ギターは難しいんで。もしくは、ピアノだったらいいなあ。

:僕は今回ピアノが初挑戦だったから、本来得意なものは逆だったんだよね。ピアノは結構練習したけど、どちらかというとギターをやりたかった。

:匠海が劇中で弾いていた曲がいいなーと思って練習したしね。

:僕よりぜんぜんうまかったよ(笑)。

『こういう映画に出たかった』とワクワクさせてくれる映画

今回の映画では、亡くなったミュージシャンの宮田アキを新田さんが、颯太に乗り移ったアキを北村さんが演じますが、2人で一役を演じる難しさはありましたか?

:宮田アキのキャラクターのテンションは難しかったね。

:アキは独特だよね。僕は普段はどちらかと言うとアキタイプだけど、これほどテンションが高くてうるさくはない。

:僕は、姿勢から何から何までまっけんの演技を見ながら演じていて。まず、まっけんが僕の演技に納得しないことには、誰のOKをもらってもダメだなと思っていたので。そこはもう、僕というよりはまっけんのやりたいことを、僕を通してアウトプットしていくっていう感じだったね。

:いやー難しそうだった。でも、僕がいうことは何もなくて。2人で話し合って、匠海の考えを聞いて、その芝居を見てもなんの問題もなくて。さすが、ソウルメイトだなと。

:まっけんの芝居はずっと観てきているし、感じてきているし、体感もしてきている。だから、それはやっぱりやりやすかったよね。

:僕はこういうエネルギッシュな役が初めてだったので、けっこう頑張って演じていて。その上で、匠海は僕が頑張って演じている役を演じなきゃいけないから、ダブルで頑張っている。僕が演じられない分、すごい大変なことがたくさんあったろうな、ああ、大変だなと思って見てました(笑)。

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僕らの指は10本すべて赤い糸で結ばれていると思う(笑)

プライベートでも仲のいいお2人ですが、信頼があるからこそ生まれたシーンはありますか?

:自転車2人乗りのシーンがあって、そこはお互いの繋がりがあるからこそ、顔を見ずに芝居をしていても空気感が生まれたよね。これは、まっけんじゃないと違ったかもなって思ってた。

:いっぱいあるからなー。部屋でVRゲームの取り合いをするところ大好きだし。

:あれアドリブだからね。

:でも予告で使われていたね。言い合いのシーンも、知らない人だからできるんじゃなくて、信頼があるからこそ全力でぶつかれるんだなと思っていて。匠海だからこそ、今回の芝居になったんだなと思います。

お2人はお互いをすごく信頼されているんですね。

:僕、指10本とも匠海と赤い糸で結ばれていると思う。

:すごいじゃん、えっもう、ホラー映画じゃん(笑)。

:全部匠海だなーって。僕からもう逃げられないんだよ(笑)。

:まあまあまあ、そういうことにしとく? すごく怖いけど(笑)。

:だって10代から一応一緒にやっていて。もう4、5年たってるんだよね。年に一度以上のペースで共演しているってこと。でも、毎回違ってそれがいいんですよ。

:それでいうと今回が初めて2人で主演という立ち位置で。僕はずっとまっけんの背中を見ていて、昔からものすごく大きな存在で、でも同じ目線でいてくれるまっけんがすごいなって。今回は同じ目線で、演じるのは僕だけど、新田真剣佑になりきってやったりとか。これはもう、赤い糸で結ばれた映画です(笑)。たぶん、映画を観ていて不思議な気持ちになることが多いと思うんですけど、僕とまっけんが本当に仲良くて繋がっていてよかったなーと。僕はある種それがこの作品の救いになっていればいいなと思いますね。

:予告を見て思ったんだけど、『こういう映画に出たかった』ってなんだかワクワクしたんだよね。

:実際に撮影しているときは仕上がりイメージがつかないもんね。この映画はすごく挑戦的なシーンもたくさんあるから、多くの人に観てもらえる映画にしたいなと思いますし、その起爆剤に僕らがなれたのは嬉しいことですね。僕らも公開を楽しみにしています。

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お互いの体が入れ替わったら!?新田真剣佑×北村匠海に6つの質問

セロリが苦手⁉︎プライベートまるわかり⁉︎な、新田真剣佑に12の質問!

カレー屋を開くのが夢。声優初挑戦・北村匠海の凝り性な日々

PROFILE
新田真剣佑
’96年11月16日生まれ。ロサンゼルス出身。2016年の『ちはやふる』を皮切りに、確かな演技力で話題作に多数出演。公開待機作に映画『カイジ ファイナルゲーム』が1月、映画『ブレイブ ‒群青戦記‒』、舞台『星の大地に降る涙』が3月より上演。北村匠海’97年11月3日生まれ。東京都出身。ダンスロックバンド、DISH//のリーダーで、メインボーカル&ギター担当。子役としてデビューし、主演映画『君の膵臓をたべたい』では第41回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。
INFORMATION
サヨナラまでの30分
1年前に死んだミュージシャンの宮田アキ(新田真剣佑)と、人と関わる事が苦手な大学生・窪田颯太(北村匠海)。出会うはずのない正反対の2人が、アキの遺したカセットテープをきっかけに巡り合う。メジャーデビューを目前に解散したバンド「ECHOLL」を復活させ、音楽を通じて思いを届ける青春音楽ラブストーリー。1月24日公開。
©2020『サヨナラまでの30分』製作委員会

Model: Arata Mackenyu,Takumi Kitamura Photos: Yuki Kumagai Hair&Make-up: Yusuke Kasuya(Mackenyu),Shinya Fukami(Y’s C/Takumi) Stylist: Masayuki Sakurai(casico/Mackenyu),Shinya Tokita(Takumi) Composition: Nirai Ikeshiro