SNS総フォロワー数180万人超えの、超人気インフルエンサー・佐藤ノアちゃんに、2020年の抱負と展望を聞いてみました。「量産型のトップ」として、おしゃれは「あえて偏差値50を狙いにいく」という、その真意とは?【佐藤ノア コネクト#38 】
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2020年はもっと「アーティスト」になる気がする。
もはや個展とかやりたい(笑)。

量産型こそ最良の選択
2020年、私がやりたいのは量産型のトップにのぼり詰めること。みんなの「真似できる理想の女の子」になりたい。
だって量産品と呼ばれるものがなぜ量産されるかといったら、たくさんの人が「いい」と思ってるからなわけで。
ファッションに自信のある人からしたらバカにしたくなっちゃうかもしれないけど、おしゃれ偏差値50の頭で考えると、やっぱりそれが「可愛い」んだよね。分母を広げたほうが、確実にモノは動くし。
ブランドものをあまり載せない理由もそれで、みんなが買えないものだったら意味がないから。
リーズナブルなブランドのコーデで、全身みんなが真似できるようにしたい。
私の本当に好きなものや“素”の部分は、配信や音楽、あとはイベントとかでリアルで対面した時に伝えられるし、そもそも私のインスタだけを見てる人には別にそこまで伝えなくてもいいかな、とも思ってる。

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インプットからアウトプットへ
私はよく「見た目と内面でギャップがある」って言われるけど、巻き髪にツインテールのインスタ載せながら、一方ではバンドのボーカルやってるのはたまたまで、別にギャップを狙ってるわけじゃないから。
そもそもギャップって「可愛い服着てタバコ吸う」みたいに、けっこう簡単に作れるし。
私は、私の好きなこととみんなのニーズの重なる部分をやりたい。
それでいうと、振り返れば2019年はインプットの期間だった。
とにかく情報収集しまくってみんなのニーズを考えて「これかな?」って思ったのをいろんなブランドとコラボして試してみる、っていう一年だった。
それがあったおかげでやりたいことも定まって、今はあれもこれもって気持ちを募らせてるところ。

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だから今年はものすごい量をアウトプットできると思う。こんだけ収集したんだから、あとは大爆発するだけでしょ、っていう。
音楽だけでなくモノを作る人という意味でもっと「アーティスト」になるんじゃないかな。もはや個展とかやりたいもん(笑)。
そしてゆくゆくは、朝から晩までみんなの1日を佐藤ノアで支配したい。歯磨き粉からバスタオル、シーツまで、みたいな。だから私も全部できるようにならないとね。
というか、実はすでにいろいろ始まってます。まだ言えないけど、そのうちのいくつかは意外とすぐお知らせできるはず!
2020年の佐藤ノアも楽しみにしていてね。
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今日のオフショット

「suga/es ワンマンツアーファイナル 恵比寿LIQUIDROOM」
PROFILE
佐藤ノア(ViVi creator)
Birth:1997年7月9日生まれ
City:北海道出身
Instagram、Twitter、YouTube、TikTok。全方位に多数のフォロワーをもち、若い女性から圧倒的支持を集める超人気インフルエンサー。2016年にバンド『suga/es(シュガレス)』を結成。裏表のないキッパリした発言でも話題に。

ベレー帽¥7900/バラ色の帽子、ファーフライトキャップ¥9000/Candy Stripper スウェット、ショーツ、ソックス、スニーカー/すべてスタイリスト私物
Text:Noah Sato Photo:Kenji Nakazato Styling:Hitomi Imamura(io) Hair&Make-up:Naya Composition:Megumi Yamazaki ArtDirection:Mayuko Kobayashi