三代目J SOUL BROTHERSがデビューしてから10年。今ではパフォーマーとしてだけではなく、一人の俳優として圧倒的な存在感を放っている岩田剛典さん。大人のオトコとしての魅力を増し続ける岩田さんが1月31日公開の映画『AI崩壊』で演じるのは、サイバー犯罪対策を指揮する天才捜査官。映画の見どころとともに、ViViが入手した“がんちゃん”の個人情報(!?)を大公開します♡
岩田剛典のパーソナルデータ
LIFE LINE
― 生活に欠かせないもの ―
スマホかな。仕事の連絡もプライベートもスマホでやり取りしていますし、暇さえあればSNSをチェックしたり、動画を見たりしているので、今の自分が得られる情報は全部スマホに詰まっていると言っても過言ではありません。とくにYouTubeは常に見ていますね。海外アーティストのミュージックビデオだったり、ダンスの動画、あと都市伝説系のユーチューバーも見ちゃいますし、堀江貴文さんの動画も面白くて好きです。
LEARN
― 今後学んでいきたいこと ―
今まで僕は演技レッスンというものを受けたことがなくて、本当に一つ一つ現場で学んできただけなんです。だから、根本的なところからお芝居を教えてもらいたいという思いはありますね。僕が所属している事務所では、なかなかそういうシステムもないので……孤独です(笑)。それでも今まで培ってきたスキルでお仕事が何とか続いていますので、もしかしたら間違ってなかったのかもしれない、という思いも。お芝居の正解なんて、誰にも分からないものですよね。
CONTROL
― 誰かに管理してもらいたいこと ―
あったらいいなと思うのは、台本がマイクロチップみたいなのに入ってて、それを差し込むだけで全てのセリフがパッと頭に入る、マトリックスの世界みたいな機械が欲しいですね。
そしたら英語とか中国語とか語学もみんな入れて、世界中を何の不自由もなく行き来できるようにもなる。最高じゃないですか? でもいずれ、本当にそうなるような気がしています。
プライベートでは、人混みが苦手なので、一人の時間を作れるよう管理してもらいたいです。昔から騒がしいところにいるとソワソワして落ち着かなくなるというか、神経過敏になってドッと疲れてしまうんです。まあわざわざ管理してもらわなくても、人混みに行かなければいいだけの話なんですけど(笑)。

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岩田剛典の最新DATA3
■山下達郎さんブーム再来
何かの映画を見ていたら、山下達郎さんの曲が流れていたんですよ。改めて、いい歌だなぁ……と感動して、そこから山下さんのいろんなアルバムを聴き始めました。今、個人的に山下達郎さんブームがきてます(笑)。
■ファッションはおじカジ
最近、おじさんぽい格好をするのにハマっています(笑)。たとえば上も下も茶色ベースのアイテムを着たりとか。トレンドの茶色っていう感じではなくて、年齢が上の方が着ていたら「おじさんぽいね~」と言われそうな格好をしているんです、あえて。最近はファッションもすっかり落ち着いちゃって、色柄とか敬遠するようになってきました。以前はあんなにハマって集めていたアクセサリーも全くつけなくなって、今ではホコリをかぶってます。
■牛丼アレンジにハマる
最近、出前アプリが充実しているじゃないですか。それでなぜか、牛丼ばっかり頼んでます。牛丼ってお店に食べに行くと早食いしなきゃいけない雰囲気を感じるけど、家でならゆっくり食べられるから。それで自宅の調味料を使ってアレンジしています。たとえばヨーロッパ旅行のお土産でもらったトリュフやバジル入りの塩をかけたり。さらに、ちょっとオリーブオイルを足すとグンと雰囲気が変わるので楽しいんですよ。時には東南アジア風にしたり、イタリアっぽくしてみたりも。あ、ただし自分で味付けするならつゆ抜きがオススメです!

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2010年デビューから10年。そして2030年に向けて
『AI崩壊』は今から10年後の日本を描いていますが、三代目J SOUL BROTHERSも今年10周年を迎えました。
この10年、本当にいろんなことがありました。良いときもあったし、もちろんそうでないときもあった。でも本当に人生をかけてきた10年だったと、今強く思います。だからこの10年は、今の自分の全てです。そう思うと改めて感謝の気持ちが沸いてきますし、10周年という節目の年でもあるので、ファンの皆さんと一緒に思いっきり盛り上がりたいです。
見た目は少なからず変化しているでしょうけど、グループとしてどういう在り方で活動しているのか、今は想像がつかないです。
俳優としては、自分次第で築き上げられる部分はあると思うんですけど、僕の場合はグループあっての自分なので、グループからどんな影響を受けていくのかは想像がつかないですね。
ただ、今後10年の変化が激しいことは間違いないと思います。それこそAIに管理されているかもしれないし、もしかしたらAIの後輩グループが誕生しているかもしれない(笑)。 どうしたってグループの在り方は今まで通りにはいかなくなると思いますけど、それも含めて人生ですから、楽しみながら、ファンの皆さんと一緒に変化の方向を探していければいいですよね。だからあまり「こうなりたい」とか決めずに、ある程度流れに身を任せる部分も必要なんじゃないかな、と僕は思っています。

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映画の見どころを教えて!
AIが全ての個人情報を管理する2030年において、僕はサイバー犯罪を専門とする冷徹な天才捜査官・桜庭誠を演じています。人工知能ものとか近未来SF映画と聞くと、好きな人は好きだと思うんですけど、同時に「わ、いいや」となる人もたくさんいると思うんです。専門用語をまくしたてられて、ちょっと気を抜いたらストーリーが分からなくなるんじゃないか……と。だけどこの『AI崩壊』は、タイトルからくる印象よりも想像以上にシンプルな映画です。舞台は10年後の東京で、サスペンスとミステリーが絡んだ逃走劇。この設定だけ理解してもらえれば大丈夫。あとは純粋に楽しんでもらえるはずです!

1月31日(金)全国ロードショー
わずか10年後の未来。国家として崩壊寸前の日本において、全国民の個人情報、健康を管理するAI(人工知能)は、人々の生活に欠かせないライフラインとなっていた。そんな“人に寄り添う”はずのAI「のぞみ」が突如暴走。自己学習機能を備える「のぞみ」はどんどん成長し、年齢、年収、家族構成、病歴、犯罪歴等から人間の生きる価値を選別し殺戮を始めた―。なぜAIは暴走したのか。決死の逃亡劇は衝撃の結末へ!ⓒ2019映画「AI崩壊」製作委員会
公式サイト:AI-houkai.jp
公式ツイッター:@AI_houkai #AI崩壊
Photos: Tohru Daimon Text: Naoko Yamamoto