2018.10.07

今大注目の渡辺大和!真似したくなる“感覚で生きる”方法とは?

バンド・黒猫チェルシーのボーカルとして活動していた渡辺大知さんが、音楽ファン以外にも広く知られるきっかけとなったのが映画『色即ぜねれいしょん』(2009)。オーディションで主演を摑み、瑞々しい演技で日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞した。「いろんなものを好きになって、捨てていって、残ったのが音楽と映画だった」と語る28歳。この9月にバンド活動はいったん休止し、個人として新たなステージへ挑戦する。そんな、新しいスタートを切った渡辺大知の"今"を森栄喜氏のカメラが写し出す―。

ABOUT MY BODY

―感覚のままに―

運動は大好きで定期的にやっています。小中高とずっと卓球部で、今も地元の友達と月に1回くらいはやってますね。あと、こないだフットサルをして、楽しかったのでまたやりたいなと思っています。一時期、毎日走っていたんですけど、「一人は寂しいな」とやめてしまいました。スポーツは人と一緒にやりたいので、ジムとかも無理なんですよね。

食事は完全に不規則です。あまり「こう」と決めたくないのもあって。たとえば僕はお酒が好きなんですけど、「今日は飲まなくてもいいな」という日もあって、そういうときはソフトドリンクで楽しむんですよ。まわりを見ていると、「飲み会だから」と無理に飲んでいる人が多いけど、何を欲するかなんて日によって変わるもの。いらないと思うのは体が欲してないからだと思うので、そういう感覚を大事にしたいんですよね。

何ていうか、映画は大好きだけど、映画ばかり見てると体がなまってくる。そうしたら映画見るよりも運動したいなーというように、そのときどきの欲求に従うほうが体として理にかなってるかなと思うんです。実際そうしてきて、高校時代から体重はほとんど変わってないですし。……なんて言ってて、30歳くらいになったらデブデブになってるかもしれませんが。まあそうなったらそれが、そのときの自分に合った体、ということなんでしょう(笑)。

MUSIC AND MOVIE

―音楽と映画が残った―

高校のときからバンドを組んで音楽活動をしてたんですけど、映画も好きで、どうしても映画の現場を見てみたくて。それで『色即ぜねれいしょん』のオーディションを受けたんです。

落ちても何かしら現場に潜り込めるかも、と思って。そうしたら受かってびっくりしました。演技というのは、自分ではできているかどうか分からないので苦しかったですけど、映画の現場に直に触れられるということは幸せでした。正直、そのときの経験が忘れられなくて今も演技を続けているところがあります。あと、今までは映画からいろんなものをもらってばかりだったので、自分から打ち出すこともしたいな、という思いもあります。

バンド活動のほうは9月でいったん休止しますが、自分にとって曲は、いろんな人から影響を受けて作りたくなってしまうもの。だから音楽活動はずっと続けると思います。つまりはソロで、ということを遠回しに言っただけですが(笑)。

そんなふうに、好きになったものから残ったのが映画と音楽だった、というのが今の活動になっているので、ミュージシャンも俳優も職業として考えたことはないんですよ。とは言え新たに挑戦したい世界とかもないんですけど、しいて言えば今インスタはやっていないので始めてみたいなあと。

あとは、野球をもっと観たいなあという感じですね(笑)。

MY CHARACTER

―知らない人と喋る―

好きなものが見えているのが好きで、部屋は壁一面、CDとDVDと本が並んでいます。たまにしか帰らない場所だからこそ、自分の脳内のようであってほしいと思っていて。最近は、映画館を経営していた知り合いから、実際に使っていたスクリーンとプロジェクターをもらって、本当の映画館のように鑑賞しています。

出かけるときは、飲みに行くか映画館に行くか。1人で飲むのは好きなんですけど、寂しがり屋なのでバーのマスターとか常連さんに話しかけるんです。知らない人と喋るのは大好きで。むしろ仕事で会う人のほうが、相手の求めるものが見えちゃうので慎重になる。だから「人見知りですか?」ってよく言われるんですけど。この、知らない人と喋るという時間は自分にとって実はすごく大事で。何ていうか、曲って作りたくなければ作らなくていいものだと思うんですよ。それでも作りたいと思うのは、人がいて何かを自分に与えてくれるから。それはいい意味でも悪い意味でも。たとえムカついても、そういう経験一つ一つが勝手に歌になっていくんです。

だから人と出会うことは大事だな、と……。映画もそうで、スクリーンに映っている生き様と出会うことで何かしら影響を受けている。写真や絵画も好きなんですけど、いろいろ出会った中で、一番ピンときたのが音楽と映画だったんです。

衣装/スタイリスト私物


PROFILE|渡辺大知(わたなべ だいち)
 
1990年8月8日生まれ。兵庫県出身。O型。179㎝。バンド・黒猫チェルシーのボーカル。俳優としては2009年に、映画『色即ぜねれいしょん』のオーディションで主役に選ばれ俳優デビュー。その後、NHK朝の連続テレビ小説や多数のCMに出演し、広く知られるように。公開待機映画に『ここは退屈迎えに来て』、『ギャングース』等がある。
Photos:Eiki Mori Styling:shinyatokita Hair&Make-up:Ken Yoshimura(AVGVST) Interview:Naoko Yamamoto Design:attik

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